デジタル@備忘録

プロカメラマンによるデジカメ情報ブログ。デジタルカメラの最新情報や写真の撮影テクニックまで幅広く随時更新中。Adobe認定Photoshopエキスパートの管理人がフォトレタッチ等のノウハウも提供。


povo2.0でもマモリーノ5の居場所通知を使って位置情報(GPS)が確認できます。安心ナビは使えません。

最初に結論を申し上げます。
povo2.0に加入したスマートフォンからでも、mamorino5(マモリーノ ファイブ)へ居場所通知メッセージ(SMS/MMS)を送信すれば、ほぼ瞬時にマップが付いた返信メールが送信されて来ます。

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さて、楽天モバイルが0円廃止の発表をしてから、povo2.0へ多くのユーザー移行しているという話が話題になりましたね。
私は楽天モバイルユーザーではなくauを使っていたのですが、この機会にpovoへ移行しようと思いました。だってメチャクチャ安いですからね。

ただ、auから格安SIMや格安プランの「POVO」へ変更しようと思ったときに、踏み切れなかったのがmamorino5(マモリーノ ファイブ)を子供に持たせていることでした。

マモリーノ5とは、子供用の携帯電話で月額はなんと550円。家族間の通話は無料です。そしてGPSを使った位置情報を安心ナビというauの有料サービスを使うことで確認でき、子供に持たせておけば塾帰りなどに遅くなった時に重宝します。

ただ困ったことにpovo2.0にすると安心ナビが使えなくなるんです。

トーンカーブを使いこなす!調整レイヤーで描画モードをスクリーンにしてみよう

今回はPhotoshopのトーンカーブで画像を明るくするTipsです。
ただ通常のトーンカーブとは違い、描画モードのスクリーンとレイヤーマスクを使った応用的な使い方になります。10数年前から使っていますが、書籍含めてこの組み合わせのテクニックは他では見かけたことは無いです。
画像処理の時短テクニックの一つとしてご紹介してみます。

↓元画像
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↑サンプルとして、暗い部分のコントラストを保ちつつ明るくし、ハイライト部分の輝度は上がり過ぎないように調整したもの。結果の違いが分かりやすいように少しハデに処理しています。
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1枚目の写真が元画像。
2枚目の写真が調整レイヤー(トーンカーブ)の描画モードをスクリーンにしてレイヤーマスクを使ったものです。

描画モードでスクリーンを使うと、シャドウ部のコントラストを保ったまま明るくすることが簡単になります。
全体が強制的に明るくなるので、そこは輝度マスク(ネガマスク)でハイライト部分を抑えています。

描画モードはスクリーンや乗算、カラーや輝度など、色々と種類がありそれぞれ効果のほどが違います。それぞれに特徴があり、その特徴にあった使い方があるのですが、最も分かりやすいスクリーンを使って今回は画像を補正していこうと思います。

10数年ほど前にプロのレタッチャーの方に「調整レイヤー+描画モード」というキーワードを教えて頂き、昔から使ってきた手法の一つになります。

今でも確実に使える技法ですし、CameraRAWやLightRoomが進化して使い勝手が良くなっても、この手の方法で最終処理することが良くあります。Lightroomは優秀で使いやすいのですが、この手法も覚えておくときっと便利です。

非常に素晴らしい方法ですが、全ての処理を今回紹介する描画モードを使って画像処理をした方が良いですよ。という話ではありません。描画モードを理解するために、実際にどんな動きをするのか自分で確かめてみると分かりやすいですよという話になります。
ただ意味もなく描画を使っても理解しにくいと思いますので、非常に強力で便利な方法をお伝えできればと思います。

Nikon Z9でのエラー表示とセンサーゴミ対策について

エラー表示「何らかの異常を検出しました。シャッターボタンを押してリセットして下さい。」


Nikon Z9を使い始めて約4ヶ月が経ちました。
光学ファインダーに慣れ親しんだ身としては、まだまだ慣れず早朝や深夜での撮影では戸惑うことも多いですが、体に覚えさせないといけないですね。

ただ全体的に驚くほど優秀で、Dシリーズで持っていた不満点を可能な限り払拭してくれた究極のカメラという感想です。
もちろん、肌色の表現やノイズの乗り方など、ちょっとクセがあるなぁという気もしますが、全体的には過去のカメラを遥かに凌駕する使いやすさかと。

ただ、突然ファインダーに「何らかの異常を検出しました。シャッターボタンを押してリセットして下さい。」と表示されたときには焦りましたが・・・。
今までDシリーズで過去にこの手の表示を見たのは1度だけ。

D1だったかD2だったか、初期のころのDシリーズでモニタが画面に「このカードは使用できません」と表示されて以来のことだったので、ちょっと焦りましたが、何も問題無くリセットされリスタート出来たので安心しました。

ネットで検索してみると、このエラー表示はDシリーズやVシリーズでもあったようです。出る頻度が多くなりシャッターが切れなくなるケースもあるようで、今後度々エラー表示が出るようであればメーカー修理が必要なのかもと少し心配はしています。

ネットでのエラー表示の記事を読むとミラー周りに起因しているものが多数あった感じですがZ9にはミラーは無いですからね。不具合の起因は「センサーシールド」辺りなのかも?
センサーシールドが引っ掛かってエラーになることはあるらしいとの話は聞いたことがあるので、「センサーシールド」を思い切ってOFFにしてしまうというのもアリなのかもと思っています。


Nikon Z9にZレンズ 24-120mmとFマウントのAF-S 24-120mmを装着して比較してみました

国立競技場001

NIKKOR Z 24-120mm f/4 SとAF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRを取り比べてみました。
三脚を使用したキッチリした撮影での比較ではありませんが、傾向はつかめました。

AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRはZマウントではありませんので、FTZⅡを使っての使用になります。

NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sは周辺部の解像力も高く、広角側でも望遠側でもその傾向は変わりませんでした。
比較画像も載せておきますが、手持ちでの撮影ですので、そこまで厳密に画像比較を保証できるものではありませんが、RAWで撮影し当然ながら同シャッタースピードと同F値、同ISO感度で設定し撮影しました。比較用に載せた写真は100%に拡大したも状態を画面キャプチャーした画像になります。

ホワイトバランスは屋外でしたのでオートで撮影しました。RAWデータを見るとオート設定ですので色温度設定が同シーンでのカットでもレンズによって少し変化がありました。なので、現像ソフト上でホワイトバランスを同値に補正してみるものの、ZレンズとAF-S NIKKOR 24-120mmとでは色が少し違った出方をするように感じました。 Z 24-120mmの方が少し青っぽいような感じですね。悪い感じではなく、良い意味でイエローが抜けた感じの青のようにも感じます。
また、Zレンズの方が全体的にヌケ感が強くシャープに感じられました。

新しいレンズですし、マウントが大きいですからZ9を使用すれば、差が出ることは当然と言えば当然ですよね。

ミラーレスカメラとデジタル一眼レフの比較をグラフで見てみる【出荷台数・出荷額】

一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)が公開しているデジタルカメラ統計を元に出荷台数と出荷額をグラフにしてみました。
参考データ:https://www.cipa.jp/stats/dc_j.html

ミラーレスカメラと一眼レフカメラの現状がどうなっているのか、グラフを見ながら確認しつつ作成していましたが、やはり世界的にミラーレスの時代になったんだなぁと実感。

今回グラフにしたのは年毎の出荷台数と出荷額です。
・総出荷台数量年間推移
・総出荷額年間推移
これに加え、
・日本向け
・米州向け
・欧州向け
・地域別
それぞれ出荷台数と出荷額をグラフにしてみました。

ミラーレスが出始めた頃はアメリカやヨーロッパ地域で販売が伸び悩んでいるとの報道もありましたが、近年は日本以上にアメリカやヨーロッパでミラーレスの販売台数が増えてきています。2020年は新型コロナウイルスの影響で世界的に販売台数は伸びていませんが、新型コロナウイルスを克服すれば一気に増えていきそうな気がします。

世界的に一眼レフカメラからミラーレスカメラへの置き換わりが発生しているようですが、ミラーレスが劇的に伸びているというよりも一眼レフカメラの販売数が急降下し、結果として販売台数がミラーレスカメラと入れ替わっているようにも見えます。

世界で使用されているカメラの台数が考えれば圧倒的に一眼レフカメラの方が依然として多いでしょうかが、この流れで言えばユーザーがメインで使用するカメラがミラーレスカメラと置き換わるタイミングもそれほど遠くはない感じですね。

とりあえずグラフをご覧頂ければと思います。

デジタルカメラの総出荷台数量 年間推移

デジタルカメラ 総出荷台数
青:一眼レフ
赤:ミラーレス

ドローンの機体登録制度とリモートIDとは?100g以上にいつ変わる?

もくじ
1. 無人航空機の登録制度と登録記号の表示について
 1.1 リモートIDとは何か?
 1.2 リモートIDの開始時期はいつから?
 1.3 リモートIDの必要性
2. リモートID登録からID発信までの流れ
 2.1 無人航空機の登録内容
 2.2 リモートIDの発信情報等
 2.3 リモートIDはどうやって実装するのか
3. なぜ反対署名が起きている?
4. 議論になったポイントは?
5. 無人航空機の対象を100g以上へと引き下げることについて


1. 無人航空機の登録制度と登録記号の表示について

2020年の航空法改正により無人航空機に対する登録制度と登録記号の表示等の義務等が決まりました。(法律は令和2年6月24日に公布・公布の日から2年以内に施行)

法律により無人航空機の登録が義務付けられたわけですが、同時に「登録記号を識別するための措置を講じなければならない」とされています。
登録するだけでなく、表示する義務が生じてくるということですね。
そして表示するために使用されるのがリモートIDによる発信とされています。

リモートID等については省令(施行規則)が出てこないと詳細は分かりませんが、現時点で分かっている点や課題とされている点などについて書いていこうと思います。
参考とした資料には、それぞれリンクを貼りますので、正確な情報はリンク先でご確認頂ければと思います。
また順次新しい情報が出てくるかと思いますので、内容が古くなることも考えられます。その際には最新情報をご確認頂ければと思います。可能な限り最新情報を反映させるために更新しようとは思っていますが・・・。

参考:法案
概要(PDF形式)PDF形式
新旧対照条文(PDF形式)PDF形式

ドローンの国家資格「無人航空機操縦士免許」とは? 民間資格を持っている場合はどうなる?

もくじ
1.国家試験による免許制度について
 1.1 国家資格(操縦ライセンス)が無ければドローンを飛ばせなくなる?
 1.2 民間のドローンスクールの資格を持っていれば国家資格は優遇される?
2.国家資格(操縦ライセンス)の内容
 2.1ライセンス区分
 2.2操縦可能な機体の種類
 2.3操縦できる飛行の方法
 2.4試験内容
 2.5求められる知識・能力
 2.6取得可能年齢
 2.7有効期限
 2.8受験制度
 2.9指定試験機関(国が指定する一者)
 2.10登録講習機関(国が登録する全国の民間講習機関)
3.機体認証・型式認証について
 3.1機体認証と型式認証の違い
4.運行管理のルールの明確化
5.所有者の把握
6.レベル分けやカテゴリー分けについて
 6.1レベル1~4(操縦形態の類型)
 6.2カテゴリーI~III(飛行リスクの類型)
6.3カテゴリー分けの詳細
7.航空法改正で大きく変化する2つ



1, 国家試験による免許制度(操縦者の技能に関する証明制度)について


2021年6月4日の参院本会議にて航空法改正案が可決成立しました。
これにより、機体の安全性に関する認証制度(機体認証)と 操縦者の技能に関する証明制度(免許制度)が創設されることになります。

国会提出法律案 - 国土交通省
上記リンクから令和3年3月9日に提出された航空法等の一部を改正する法律案がPDFにて参照することが出来ます。

特に今回注目が高いのは、操縦ライセンス(ドローン操縦の国家資格)かと思います。
現在、民間のドローンスクールによる民間資格に頼っていたドローンの世界でしたが、2022年度内を目途に国による試験が行われ国家資格としての操縦ライセンス(免許)を取得できるようになります。
制度の詳細は今後省令などが決められ徐々に分かってくると思いますが、とりあえずは国交省の検討小委員会で中間とりまとめが出ておりますので、この資料を中心に免許制度についての現状を確認してみました。

ドローンを無事故で安全に飛行させるためには。離陸前のフライトチェック項目を解説

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DJIのMAVIC 2 PROをメイン機体として空撮を行っていますが、私がドローンを飛ばすまでに行っている安全チェックについて書いておこうと思います。
航空法が改正されドローンの操縦にも免許制度が創設されることとなります。フライトに関しては、より安全性が求められる時代となってきましたから、今一度私もフライト前にチェックするべき安全点検について再確認の為にも書いてみました。
MAVIC 2 PROに関する記述もありますが、基本的な安全チェック項目はどのドローンでも共通している箇所が多いかと思います。ですので、他の機体を使用して飛ばしている方にも参考にもなれば幸いです。

私は以下のチェック項目を一覧にして安全運航フライトチェック表を作成していますが、とりあえず今回は項目ごとの内容をご紹介していければと思います。
今回書いたのは機体の準備~フライトするまでの一連の流れになります。

安全に飛行させるためには離陸前に数多くのチェックするべき項目があります。それらを確認していければと思っています。
それぞれの項目はピックアップ的なものですので、時間があればそれぞれの項目について別エントリーで書ければと思っています。
まずは一連の流れを箇条書きしてみます。

1、ドローンの機体チェック
  • プロペラガードの割れ
  • プロペラのキズ等
  • プロペラを手動回転させ異音、ザラつき
  • カメラジンバル
  • ネジ類の緩み
  • スマホコード
  • バッテリーNo

2、現地の気象をチェック
  • 天気
  • 気温
  • 風向
  • 風速(1分平均)
  • 風速(最大値)

3、飛行ルート上の障害物等のチェック

4、機体の電源をONにし、機体の状態をチェック
  • 最新版のソフトウェアへの更新
  • コンパスキャリブレーション
  • センサー設定
  • 操縦モード確認(私はモード2)
  • 動作(フライト)モード( S / P / T )
  • フェイルセーフ設定
  • ジオフェンス設定
  • GNSS受信状態

5、各種バッテリー確認
  • 機体バッテリー残量
  • 機体バッテリー温度
  • 機体バッテリーのセル電圧の差
  • 機体バッテリーアラーム設定
  • メインプロポバッテリー残量
  • サブプロポバッテリー残量  

6、カメラ確認
  • カメラ(ジンバル)
  • カメラ設定の確認等

7、離陸直前、離陸直後の確認
  • スロットルの物理的破損チェック
  • アンテナ角度調整
  • 安全確認

8、離陸
ここまで確認出来て、やっと離陸。離陸したら最初に確認するのが
  • 起動開始時間
  • プロペラの正常な回転
  • LEDライト(警告灯などの状態)
(低空状態でホバリングし以下をチェック)
  • ホバリングの安定性
  • 動作確認(前後左右・旋回・上昇下降)
それでは、それぞれの項目で私が行っている確認を詳しく書いていこうと思います。