デジタル@備忘録

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ミラーレスカメラとデジタル一眼レフの比較をグラフで見てみる【出荷台数・出荷額】

一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)が公開しているデジタルカメラ統計を元に出荷台数と出荷額をグラフにしてみました。
参考データ:https://www.cipa.jp/stats/dc_j.html

ミラーレスカメラと一眼レフカメラの現状がどうなっているのか、グラフを見ながら確認しつつ作成していましたが、やはり世界的にミラーレスの時代になったんだなぁと実感。

今回グラフにしたのは年毎の出荷台数と出荷額です。
・総出荷台数量年間推移
・総出荷額年間推移
これに加え、
・日本向け
・米州向け
・欧州向け
・地域別
それぞれ出荷台数と出荷額をグラフにしてみました。

ミラーレスが出始めた頃はアメリカやヨーロッパ地域で販売が伸び悩んでいるとの報道もありましたが、近年は日本以上にアメリカやヨーロッパでミラーレスの販売台数が増えてきています。2020年は新型コロナウイルスの影響で世界的に販売台数は伸びていませんが、新型コロナウイルスを克服すれば一気に増えていきそうな気がします。

世界的に一眼レフカメラからミラーレスカメラへの置き換わりが発生しているようですが、ミラーレスが劇的に伸びているというよりも一眼レフカメラの販売数が急降下し、結果として販売台数がミラーレスカメラと入れ替わっているようにも見えます。

世界で使用されているカメラの台数が考えれば圧倒的に一眼レフカメラの方が依然として多いでしょうかが、この流れで言えばユーザーがメインで使用するカメラがミラーレスカメラと置き換わるタイミングもそれほど遠くはない感じですね。

とりあえずグラフをご覧頂ければと思います。

デジタルカメラの総出荷台数量 年間推移

デジタルカメラ 総出荷台数
青:一眼レフ
赤:ミラーレス

ドローンの機体登録制度とリモートIDとは?100g以上にいつ変わる?

もくじ
1. 無人航空機の登録制度と登録記号の表示について
 1.1 リモートIDとは何か?
 1.2 リモートIDの開始時期はいつから?
 1.3 リモートIDの必要性
2. リモートID登録からID発信までの流れ
 2.1 無人航空機の登録内容
 2.2 リモートIDの発信情報等
 2.3 リモートIDはどうやって実装するのか
3. なぜ反対署名が起きている?
4. 議論になったポイントは?
5. 無人航空機の対象を100g以上へと引き下げることについて


1. 無人航空機の登録制度と登録記号の表示について

2020年の航空法改正により無人航空機に対する登録制度と登録記号の表示等の義務等が決まりました。(法律は令和2年6月24日に公布・公布の日から2年以内に施行)

法律により無人航空機の登録が義務付けられたわけですが、同時に「登録記号を識別するための措置を講じなければならない」とされています。
登録するだけでなく、表示する義務が生じてくるということですね。
そして表示するために使用されるのがリモートIDによる発信とされています。

リモートID等については省令(施行規則)が出てこないと詳細は分かりませんが、現時点で分かっている点や課題とされている点などについて書いていこうと思います。
参考とした資料には、それぞれリンクを貼りますので、正確な情報はリンク先でご確認頂ければと思います。
また順次新しい情報が出てくるかと思いますので、内容が古くなることも考えられます。その際には最新情報をご確認頂ければと思います。可能な限り最新情報を反映させるために更新しようとは思っていますが・・・。

参考:法案
概要(PDF形式)PDF形式
新旧対照条文(PDF形式)PDF形式

ドローンの国家資格「無人航空機操縦士免許」とは? 国土交通省の資料を参考にまとめてみました

もくじ
1.国家試験による免許制度について
 1.1 国家資格(操縦ライセンス)が無ければドローンを飛ばせなくなる?
 1.2 民間のドローンスクールの資格を持っていれば国家資格は優遇される?
2.国家資格(操縦ライセンス)の内容
 2.1ライセンス区分
 2.2操縦可能な機体の種類
 2.3操縦できる飛行の方法
 2.4試験内容
 2.5求められる知識・能力
 2.6取得可能年齢
 2.7有効期限
 2.8受験制度
 2.9指定試験機関(国が指定する一者)
 2.10登録講習機関(国が登録する全国の民間講習機関)
3.機体認証・型式認証について
 3.1機体認証と型式認証の違い
4.運行管理のルールの明確化
5.所有者の把握
6.レベル分けやカテゴリー分けについて
 6.1レベル1~4(操縦形態の類型)
 6.2カテゴリーI~III(飛行リスクの類型)
6.3カテゴリー分けの詳細
7.航空法改正で大きく変化する2つ



1, 国家試験による免許制度(操縦者の技能に関する証明制度)について


2021年6月4日の参院本会議にて航空法改正案が可決成立しました。
これにより、機体の安全性に関する認証制度(機体認証)と 操縦者の技能に関する証明制度(免許制度)が創設されることになります。

国会提出法律案 - 国土交通省
上記リンクから令和3年3月9日に提出された航空法等の一部を改正する法律案がPDFにて参照することが出来ます。

特に今回注目が高いのは、操縦ライセンス(ドローン操縦の国家資格)かと思います。
現在、民間のドローンスクールによる民間資格に頼っていたドローンの世界でしたが、2022年度内を目途に国による試験が行われ国家資格としての操縦ライセンス(免許)を取得できるようになります。
制度の詳細は今後省令などが決められ徐々に分かってくると思いますが、とりあえずは国交省の検討小委員会で中間とりまとめが出ておりますので、この資料を中心に免許制度についての現状を確認してみました。

ドローンを無事故で安全に飛行させるためには。離陸前のフライトチェック項目を解説

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DJIのMAVIC 2 PROをメイン機体として空撮を行っていますが、私がドローンを飛ばすまでに行っている安全チェックについて書いておこうと思います。
航空法が改正されドローンの操縦にも免許制度が創設されることとなります。フライトに関しては、より安全性が求められる時代となってきましたから、今一度私もフライト前にチェックするべき安全点検について再確認の為にも書いてみました。
MAVIC 2 PROに関する記述もありますが、基本的な安全チェック項目はどのドローンでも共通している箇所が多いかと思います。ですので、他の機体を使用して飛ばしている方にも参考にもなれば幸いです。

私は以下のチェック項目を一覧にして安全運航フライトチェック表を作成していますが、とりあえず今回は項目ごとの内容をご紹介していければと思います。
今回書いたのは機体の準備~フライトするまでの一連の流れになります。

安全に飛行させるためには離陸前に数多くのチェックするべき項目があります。それらを確認していければと思っています。
それぞれの項目はピックアップ的なものですので、時間があればそれぞれの項目について別エントリーで書ければと思っています。
まずは一連の流れを箇条書きしてみます。

1、ドローンの機体チェック
  • プロペラガードの割れ
  • プロペラのキズ等
  • プロペラを手動回転させ異音、ザラつき
  • カメラジンバル
  • ネジ類の緩み
  • スマホコード
  • バッテリーNo

2、現地の気象をチェック
  • 天気
  • 気温
  • 風向
  • 風速(1分平均)
  • 風速(最大値)

3、飛行ルート上の障害物等のチェック

4、機体の電源をONにし、機体の状態をチェック
  • 最新版のソフトウェアへの更新
  • コンパスキャリブレーション
  • センサー設定
  • 操縦モード確認(私はモード2)
  • 動作(フライト)モード( S / P / T )
  • フェイルセーフ設定
  • ジオフェンス設定
  • GNSS受信状態

5、各種バッテリー確認
  • 機体バッテリー残量
  • 機体バッテリー温度
  • 機体バッテリーのセル電圧の差
  • 機体バッテリーアラーム設定
  • メインプロポバッテリー残量
  • サブプロポバッテリー残量  

6、カメラ確認
  • カメラ(ジンバル)
  • カメラ設定の確認等

7、離陸直前、離陸直後の確認
  • スロットルの物理的破損チェック
  • アンテナ角度調整
  • 安全確認

8、離陸
ここまで確認出来て、やっと離陸。離陸したら最初に確認するのが
  • 起動開始時間
  • プロペラの正常な回転
  • LEDライト(警告灯などの状態)
(低空状態でホバリングし以下をチェック)
  • ホバリングの安定性
  • 動作確認(前後左右・旋回・上昇下降)
それでは、それぞれの項目で私が行っている確認を詳しく書いていこうと思います。

ドローンを河川敷で飛ばす場合の注意点 河川の管理者の調べた方など

ドローンの練習飛行などで河川を使う方ってどの程度いらっしゃるんでしょうか。
私は業務以外で河川で飛ばしたことは無いのですが、ネットを見ると飛ばすところが無いから河川敷で飛ばすことが多いといった話をよく目にします。

sIMG_河川敷

河川敷と言っても、管理者は全国の河川でそれぞれ違ってきますからの管理者を調べたい時の調べ方や、河川敷での許可取り以外の注意点など私の拙い経験ですがメモとして残しておこうと思います。

①国交省のサイト「河川の管理区分について」で調べる
②河川のある自治体の役所に問い合わせる
③ネットで「河川名+事務所」で調べる

基本はこの3つの方法で調べてます。
一応一つずつ簡単に紹介すると、

①国交省のサイト「河川の管理区分について」


このサイトでは全国の一級河川とそれを管理する地方整備局の河川事務所や管理支所が一覧で見ることが出来ます。
利用 - 河川の管理区分について - 国土交通省水管理・国土保全局

  • 北海道開発局
  • 東北地方整備局
  • 関東地方整備局
  • 北陸地方整備局
  • 中部地方整備局
  • 近畿地方整備局
  • 中国地方整備局
  • 四国地方整備局
  • 九州地方整備局

この一覧から河川を見つけ出して、管理する事務所や支所へ連絡してドローン飛行に関してのルールなどを聞くことにしています。
ここで河川事務所等に連絡して他の場所へ回されることもありますが、最初の連絡先として覚えておくと楽です。

河川は自由使用が原則になっているから聞く必要がそもそもないんじゃない?との声もあります。

確かに、 河川法等の法令上で列挙された制限に抵触しなけらば、基本的には自由使用の範疇だともいわれます。
例えばこんな感じ。以下の行為は許可が必要です。
  • 河川の水を取水すること(河川法第23条)
  • 河川を排他・独占的に使用すること(河川法第24条)
  • 河川の砂やヨシ等を採取すること(河川法第25条)
  • 河川に工作物を設置すること(河川法第26条)
  • 河川の土地の形状を変更すること(河川法第27条)

ここにドローンの飛行とは書いてませんね。確かに。


ドローンの飛行を禁止ている河川もある


ただ、多摩川を管理する京浜河川事務所では以下のような説明をしています。
(多摩川では)航空法による許可または承認の有無にかかわらず、原則「飛行させることができません。」
※京浜河川事務所で管理している多摩川・鶴見川・相模川全ての河川において事務所では飛行を禁止しています。

過去に多摩川でドローンによる事故が発生しており、近隣からも苦情が入っているとのこと。そういった観点から「京浜河川事務所管内においては、事故及びトラブル防止の観点から、無人航空機等の飛行を原則禁止」となっているようです。

もちろん、根拠法を示せ!とか自由使用の原則に抵触していない!といって無理やり飛ばしても問題がややこしくなるだけ。
気持ちよくドローンを飛ばすためには、河川管理者にドローン飛行のルールを事前に聞いておいて、問題がない場合、飛行させた方が良いと思います。


多摩川・鶴見川・相模川でドローンを飛行させるには


ちなみに、京浜河川事務所のよくある問い合わせには多摩川でドローンを飛行させる方法も書かれていました。
それによれば、いくつかの条件全てをクリアしていれば、可能となることもあるのだとか。
結構ハードル高そう。

ざっくり、条件をあげると

  • 航空法及び関係法令安全な飛行のためのガイドラインを遵守(国交省の許可承認済であること)
  • 趣味・練習・試験等としての飛行でないもの
  • 多摩川・鶴見川・相模川で飛行させなければならない理由のあるもの
  • 安全計画が確立されているもの
  • 飛行予定が平日で日中の飛行であること
  • 動植物の生息地又は生育地として特に保全の必要がある区域以外であること

分かりやすく詳細は省きましたので、正確な文言はこちらで確認してください。
練習はダメなんですね。ちょっと残念。
多摩川で飛行させる理由があるもの。というのも家から近いから練習用に・・・。なんてのは絶対に許可おりそうもないですね・・・。


②河川のある自治体の役所に問い合わせる


さて、話はもどって管理者の調べ方に戻ろうと思います。
国交省のサイト「河川の管理区分について」で河川が見つからない場合は、地元の役所に聞くのが一番早いです。
「河川管理部署を教えてくれ」と単刀直入に聞くよりも、最初に「〇〇川の〇〇付近でドローンの飛行を行いたいが、河川管理について教えてくれ」とドローンの飛行を目的としていることを最初に伝えた方が、より目的の部署への到達が早くなると思います。

相手にしてみれば、何の目的?というのが最初に来ますから、最初に伝えた方がスピーディーで問題も早く解決するかと。

というのも、河川自体は問題無くても、飛ばそうと思っている場所が名勝や天然記念物にしている場合などもあったりします。
これは河川だけでなく自由に使えると思っている海岸でも同様です。

名称や天然記念物など別の許可が必要なケースも


もしも飛行させようとしている河川部分が例えば名勝や天然記念物などに指定されている場合、飛行を止められる場合があります。
なので、私は業務で飛ばす際には河川事務所だけでなく、必ず役所にも確認しています。

天然記念物にしてされている場所などは、たいてい教育委員会などへの許可申請が必要になってきます。文化財保護法の観点から飛行に際してさまざま注意点があったりする場合もあるかと思います。

河川事務所の場合は、許可を出す権限はありませんから、報告だけであとは「気を付けて飛行させて下さい」の一言で終わることが多いと思いますが、名勝や天然記念物に指定されている場所であれば許可証をもらえるかと思います。私が飛行した数件の名勝や天然記念物は全て許可証を頂きました。

話が脱線しましたが、役所に問い合わせると河川事務所の連絡先もスムーズに進みますし、それ以外の規制がある場合でも飛行の可否を教えてもらえます。面倒でも一度連絡してみることをおススメします。

大抵の場合は、「どうぞどうぞ」と言われることが多いです。
河川事務所によっては、特に「飛行計画書」などを求められることもありません。ですが、事前に確認しておくことでトラブルも減りますし、何か第三者に言われた時でも「ドローンの飛行に関しては〇〇に報告済みです」と胸を張って言えますしね。


最後に、電話とか面倒だし~という方は、

世界各国のドローン規制の現状を紹介しているサイトとデータ

コメント 2020-12-24 213327


世界のドローン規制や免許制度が気になる


日本では近年ドローン(小型無人航空機)の法整備が進められつつあります。この法整備ですが世界的にみてどうなのか気になりますよね。実際に世界ではドローンの法整備がどうなっているのか。それが知りたいところ。
日本での法整備も年々変化があります。 2021年には機体の登録制度が始まったり、今後は有人地帯での目視外飛行に向けての具体的な取り組みが始まります。 日本ではドローンを自由に飛ばせる場所が少なくて残念と思っている方も多いかと。
海外ではドローンの飛行は自由なの? 日本のドローン規制って海外に比べて緩いの?厳しいの?
そんな事が気になってきます。

 

世界中のドローン法規制をまとめたデータ


そこで今日は世界中のドローン法規制について調べ上げたSurfsharkのデータを参考にしてご紹介しようと思います。 VPNサービスを展開している「Surfshark」が世界中のドローンに関する法律を調べ上げてくれました。 一覧データはGoogleのスプレッドシートでも公開してくれています。 これを見ると「へ~そうだったんだ」と新たな発見があります。


 
Surfsharkによれば世界中のドローン規制は以下のように大別することが可能だそうです。

  • 完全な禁止
  • 実効的な禁止
  • 制限あり(ドローンの登録やライセンス、追加のオブザーバーが必要、商用利用不可など)
  • 目視が必要
  • 実験的目視(目視外の実験が許されている)
  • 無制限(私有地や空港から離れて飛行する場合、高さ500フィート/150メートル以下で、ドローンの重量が250グラム未満の場合)
  • ドローン関連の法律がない

日本は実験的目視(目視外での実験が許されている)に当てはまるようです。英語ではExperimental visual line of sight と表現されています。

「制限あり」のカテゴリなのかなと思ったのですが、まだ免許制度も整備されていませんしDIPSやFISSがあるとはいえ、機体登録も完全ではありませんから実験的目視のカテゴリなのかと。

目視外を実験的に取り入れている?と表現した方が良いのでしょうかね。まあ世界中のドローン規制を7つの分類に納めようとすると、少し表現があいまいになるのはしょうがないですね。

いずれにせよ、210ヵ国ものドローン法規制を調べ上げて頂いただけでも本当に感動です。
素晴らしいデータに出会うことが出来ました。

なお、このデータは2020年10月時点とのこと。日々ドローンに関する法規制は変化しますから気になる場合は自分で調べていく必要がありそうです。

アメリカ各州や世界各国のドローン規制を紹介しているサイト

簡単 Photoshopの「空の置き換え」の使い方を解説。レイヤー構造やパラメーターの説明など。

待望されていた「空を置き換え」機能がPhotoshopに追加


2020年10月にPhotoshopがメジャーアップデートされ色々な新機能が追加されました。
ニューラルフィルターのスムース機能やJPERのブロックノイズ除去機能などは仕事でも使える素晴らしいフィルターですし、パターンプレビュー機能など驚くような便利な機能なども追加されました。

私は仕事では使わないかなぁ~と思うのですが、話題になっている新機能に「空の置き換え」があります。
Luminar 4の「AI スカイ リプレースメント」が先行して導入していた機能でLuminar 4に空の置き換え機能が付いた時には結構盛り上がっていましたね。
今度はPhotoshopが同様の機能を追加しましたが実力のほどはどうでしょうか。
ちょっとイジワルな画像も使いつつ試してみようと思います。

元画像
スクリーンショット 2020-10-25 160400

空の置き換え後 →青空が夕焼け空に変化
スクリーンショット 2020-10-25 160341


元画像
スクリーンショット 2020-10-25 160247

空の置き換え後 →こちらも青空を夕焼けに変化スクリーンショット 2020-10-25 160305



初心者でも空の置き換えが簡単に可能


実際に操作を行ってみると空の置き換えは非常に簡単です。
空を置き換えたい写真をPhotoshopで開いた後、
「編集」→「空を置き換え」をクリック。

すると下のようなボックスが出てきますので、あとはOKを押すだけです。設定を変更することも可能ですが、ほぼほぼ何もしなくて大丈夫です。各調整項目は後ほど説明しますね。

とにかくメニューの「編集」から「空を置き換え」を選んでOKするだけです。
めちゃくちゃ簡単!

スクリーンショット 2020-10-25 160036


実際に空の置き換えを使うケースはどんなもの?


実際にどんな場面で使うかなぁと考えてみたのですが、
  • 綺麗な空が出ていなくて、ちょっと前に出ていた綺麗な空に変化させたい
  • 空のハイライト部分が白とびしてしまって、空だけ撮影した写真を合成したい
例えばこんなケースが多いかもしれません。
自分で撮影した空の写真も使えますので便利ですね。自分で撮影した空の写真の使い方は最後に説明します。

例)空に雲が無いケース
元画像
スクリーンショット 2020-10-25 182946

空の置き換え →雲一つ無い空に雲を足してみる。
スクリーンショット 2020-10-25 183303


例)空のハイライト部分が白とびしてしまったケース
元画像
スクリーンショット 2020-10-25 182602

空の置き換え →同じ時期に出そうな雲を合成
スクリーンショット 2020-10-25 182848

イメージ写真を作成する時には非常に便利ですね。
被写界深度までは調整してくれませんので、背景になる空画像をぼかす必要があったりしますが、それでもクリック一つでここまで出来るとは驚きです。

つづいて、「空を置き換え」のパラメーターの説明やそれぞれの調整方法などについて書いていきます。基本的にはデフォルトのままで非常に完成度が高いです。
なのでワザとパラメーターの変更が必要な写真を使って解説してみようと思います。

Photoshopの描画モード「減算」「差の絶対値」を使って高彩度低彩度の調整をコントロール

今回はPhotoshopネタを書こうと思います。
高彩度部分のみを選択、もしくは低彩度部分のみを選択する方法になります。


なぜ色相・彩度調整にマスクが必要なのか

なぜそんな選択の方法をするかといえば、例えば彩度が高くなってしまった画像の高彩度部分だけを落としたり、もともと彩度の高い部分は彩度を上げずに、それ以外の比較的彩度の低い部分だけ彩度を上げたりすることが出来るからです。
Photoshopの「自然な彩度」よりも自分でハンドリングしやすく私は多用している調整方法になります。
非常に特殊な技法ですが、今回のような独自で考えた技法が多数にあるので、とりあえず一つづつ公開していこうかなと思っております。


高彩度の部分をマスクして他の部分の彩度を上げた写真

言葉で書いても分かりにくいと思うので画像を少しUPします。
最初の画像はこれ。画像クリックして拡大しないと分かりにくいかも知れません。
彩度比較3

一番左側が元の画像です。
真ん中の「マスク有」と書かれている画像が今回の方法で「色相・彩度」にレイヤーマスクを作成して彩度を上げたもの。
一番右の「マスク無」と書いてあるのが通常の「色相・彩度」で彩度を上げたもの。