令和4年12月5日予定の改正航空法の施行に伴い12月5日よりドローンの国家資格制度がスタートします。
国は要件を満たした民間事業者を登録講習機関として指定し、試験を行えるよう準備しています。
つまりドローンスクールで国家試験の実技テストを受けられるようになります。
別途、一発試験という選択肢もありますが、ここでは割愛します。
初学者と経験者ではスクールでの講習時間が大幅に違い、もちろん経験者の方が講習時間が短くなっています。
つまり経験者は講習が短い分、早く安く最終審査テストを受けることが可能となります。
当初は民間ライセンスを取得している場合に経験者扱いとなり、スクールの民間ライセンスを事前に所有していることが非常にメリットであると思われてきました。
しかし、国交省の説明によれば、最終的に行う最後の修了審査が同じであることから、経験者であるか初学者であるかについては民間ライセンスは関係ないとの回答がありました。
よくよく考えれば、当然のことなのかも知れませんが、わたしは民間ライセンスだけが経験者扱いになると勘違いしていたので、ちょっと驚き。たしかに、それだけを経験者扱いすることって無いですよね(-.-;)
日本語って難しい。
私がただ単に勘違いしていただけなのですが・・・。
参考までに国交省の資料を引用しておきます。
【質問】
https://www.mlit.go.jp/common/001510309.pdf
講習時間数について、初学者及び経験者で 区分されているが、それぞれの定義を教えていただきたい。経験者はホームページ掲載講習機関の認定証などを保持していることが求められるわけではないと推察するが、自己申告での経験者も、経験者として受け入れて良いのか。
【回答】
初学者、経験者の定義は一律に設けておりません。講習時間数が異なるコースになりますが、公平性を担保するため、最後の修了審査は同じ内容を受けていただく必要があります 。自信がある方は経験者向け、自信がない方は初学者向けを受講いただくことを想定しています。最終的には受講者が選択するものと考えております。
ということで、現在民間ライセンスを所有していなくても、マイクロドローンなどで操縦の経験があって、操作に慣れている方は経験者として受講できそうです。
ある意味、朗報ですね。
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