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ドローンの免許は指定試験機関で一発試験を受ければ安く済む

今回も前回に引き続いて無人航空機の免許制度に関わるパブリック・コメント制度(意見公募手続)の回答をいくつか紹介していこうと思います。

意見として多くみられたのが、ドローンスクールの値段が高すぎるんだよ!という苦情とも思える意見の数々。既にドローンスクールへ通い民間資格を取得している人からは、何十万円も支払って民間資格を取得したのに、国家資格を取得するのに更にスクールへ行けというのか!という怒りのような意見が多数ありました。

どれだけ苦労してドローンスクールで資格を取得したのか長文に渡り書かれている意見などを読むと、確かにその気持ち分かります~。と思ってしまいます。

では国としては、その意見に対してどう回答しているのか概要をご紹介します。

  • 【意見概要】国家試験の実技試験免除のためにドローンスクールに通うと高額になってしまう
  • 【回答概要】直接、指定機関で実地試験を受験頂くことにより、費用を抑えることは可能。無人航空機操縦者技能証明制度では、国が指定する1つの試験機関(指定試験機関)において実施される学科試験、実地試験、身体検査の全てに合格すれば技能証明書を交付する。必ずしも登録講習機関において講習を受講し修了する必要はない
  • 【意見概要】国が指定する1つの試験機関(指定試験機関)では機体は用意されているのか、受験者が用意するのか
  • 【回答概要】最大離陸重量25kg未満のマルチローターの試験については、指定試験機関で機体を用意する予定。最大離陸重量25kg以上のマルチローター及びその他の無人航空機の種類に関しては、試験場所と機体を受験者に用意して頂く予定。告示で機体要件を定める。その要件に適合する機体を準備してもらいたい。なお、指定試験機関で用意する機体については、事前に受験者にお伝えする予定。

つまり自動車運転免許で言うところの教習所に通わなくても一発試験制度もありますよ。高いと思うなら一発試験でどうぞ。ということですね。もちろんドローンの操縦経験が無くて一発試験に行くのは絶対にオススメしません。ドローンスクールに行くべきだと思います。
既に一度ドローンスクールに通っていて、既に多くの飛行経験がある人にとっては一発試験は考えても良い試験制度ですよね。

そして試験の配点については次のような回答がありました。

  • 【意見概要】机上試験、口述試験(飛行前点検)、実技試験、口述試験(飛行後の点検及び記録)、口述試験(事故、重大インシデントの報告及びその対応)の基礎配点を教え欲しい
  • 【回答概要】5種類のパートを全て合わせて100点満点とする。それぞれでは100点ではない。減点数については、現在検討中。通達を公布する際に減点数を示すほか、指定試験機関の開催する修了審査員研修でも示す予定

また具体的な実技試験の内容が分かりにくいという意見もありました。

  • 【意見概要】試験内容を拝見したが、時間制限など詳細不明点がある。模範演技と留意点などの説明動画を希望する
  • 【回答概要】実技試験の実演に関する説明動画の作成を含めて周知方法については無人航空機操縦者技能証明申請者が容易に理解できるような方法を引き続き検討する

ということで、指定機関で直接一発試験を受けることは可能であり、実技に関して申請者が事前に理解できるような方法も検討するとの回答でした。
ただ、それと同時に登録講習機関で講習を受講することで、より効率的かつ確実な操縦能力が身につくと考えているという回答もあり、ドローンスクールで確実な操縦技術を身に着けてほしいという思いもあるように感じました。
確かにこれからドローンを始めようと思う方は、何かしらの形でドローンの操縦や危険性、安全管理について徹底的にしっかり学んだ方が良いと思います。

民間ドローンスクール卒業した方々の中には、既に相当な経験をお持ちのパイロットもいるかと思います。そういった方々が減免されるとはいえ、再度ドローンスクールで学び実技免除という道を選ぶのかなぁという疑問はあります。金額にもよると思いますが・・・。

ただ、技術の点もさることながら、重要視されるのは安全面のチェックがしっかり出来ているか?という点でしょうね。安全に飛行させるというのは全てに優先して、非常に大事なポイントですから。

口述試験となっている

  • 飛行前点検
  • 飛行後の点検及び記録
  • 事故、重大インシデントの報告及びその対応

この3つがしっかり出来るかどうかが一発試験に受かるかどうかの肝のような気がします。自動車運転免許も運転技術だけでなく安全点検がしっかり出来ているのかどうかが非常に大きいですからね。
スクールに通わずに、この口述試験をどうマスターできるかどうか。口述試験のポイントを公開してくれるのかどうか気になるところですね。

既に公開されている試験内容である「二等無人航空機操縦士実地試験実施細則 回転翼航空機(マルチローター)」に安全点検の例は出ていますが、実際にどういった流れでどう行うのか動画等の解説があればありがたいですね。

まだ他にもご紹介したい意見と回答がありますので次に続きます。

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この記事を書いた人

Nickname : Orca   
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Photographer
アドビ認定Photoshopエキスパート(ACE)

写真関係やドローン関係を中心に気になる情報を備忘録として書いております。
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