1枚のRAWデータからHDR写真ていうのもあり。
1枚のRAWデータから絵画的なHDR画像を作成するという手法も流行っているようです。
って、この記事を最初に書いたのは2010年で2021年現在では当たり前のように行われていたりしますね。
iPhoneなどのスマホでは知らないうちに複数枚のHDR合成が行われ、撮影している人はそれが複数枚からの合成写真であることすら気が付かない時代になりました。
考え方が2010年当時はこんな感じだったのね程度にお読みいただければ幸いです。
私は以前から、一枚のJPGデータを仕上げるのに、RAWデータから露出差のある3~4種類のデータを作成してフォトショップでレイヤーで重ねてからマスキングして良い所取りってのを、たま~~に行います。
ということは、これも一種のHDRなのかなぁと。
べつに私の場合は仕事で絵画的なHDRは作成したことは無いので(当たり前か)見た目は1枚のRAWから書き出した複数枚の写真から1枚に仕上げても第三者には分からないように作成しています。
まあ、もともと1枚のデータなわけですから当然と言えば当然。
というか、
昔はRAWの現像ソフト上で部分的に露出を変えたりすることが出来なかったので複数枚のデータから作るのは当たり前だったような。
今でもRAWの現像ソフトで部分的な補正を加える処理は、ソフトの特性というか長所を把握しきれていないのであまり使っていません。
複数枚に書き出してからフォトショップでレイヤーにして重ねたほうが、私の場合は処理スピードが速い上に綺麗に仕上がるので。
今、流行の絵画的なHDRってのは、どの程度流行しているんでしょうね。
それともこれから本格的な流行?
フリッカーには1枚のRAWから仕上げた絵画的なHDR写真のグループが存在します。
其の名も
「HDR from a single RAW」
2021年現在では投稿している人は 9133人もいて、写真の総合計は93000枚もあります。(相当古いグループで現在投稿している人はいないようです)
日本でもブログでワンショットから作成したHDRイメージをUPしている方も何人かいらっしゃるようですが、まだまだマイナーの部類?
まあ、もともとマジョリティーになるような作風ではありませんが・・・。
でも、絵画的なHDRっていかにもデジタル!って感じがして面白いところもありますよね。一過性の流行になる気も非常にするんですが(~_~;)
ただ、絵画調ではない通常のHDRはこれから台頭してくるんでしょうね。私が知らないだけで既に台頭してるかも(笑)
コマーシャル写真の世界では当然なんて話もチラホラ。元の写真をみると面白くも何とも無いものが、HDR処理することで「おぉ!!!」ってな写真になることもあるんでしょうね。でもそれもレタッチあっての世界。最初は驚いてもすぐに二番煎じになってしまって飽きられちゃったり(~_~;)
ちょっと勉強すれば誰でも出来るようになった時点で需要と供給のバランスは変わりますからね。一歩も二歩も先に進んでいる人が羨ましい。次に来るのは一体何でしょうか?予想もつきません(笑)
話は戻りますがストックフォトサービスで「HDR」って打って検索すると絵画調のイメージがスゲーあったりします。購入する人は個人用?それも商業用?
個人用ならば目新しいってことで説明つきますけど商業用で購入がメインならば今でも結構需要があるってことですよね?
それはそれで面白いなぁ。
久々に自由な時間が出来たのでダラダラと書きなぐってしまった(~_~;)
UPしないのも、もったいないので(笑)一応UPしておきます。
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