キヤノンが出した特許が公開されその内容が海外の多数のサイトで非常に話題になっています。
それもそのはず、ズーム比が19倍近い高ズーム比レンズの特許だからです。
キヤノンの使い勝手の良い高ズーム比のレンズといえばCanon EF 28-300mm f/3.5-5.6L です。
ただこのレンズは発売されてから10年以上も経つレンズで後継レンズが非常に期待されているようです。私はニコンユーザーなのでキヤノンユーザーから聞いた話しですが・・・。
今回話題になっている特許はどなたでも閲覧できますから気になる方はソース文章を読んでみてください。
特開2016-080973 日本語です。
今回公開された特許を一言でまとめると、
「迅速なフォーカスが容易で、高ズーム比でかつ全ズーム範囲及び物体距離全般にわたり高い光学性能が得られる小型のズームレンズが得られる」技術だそうです。
その技術により驚くべきズーム比!
特許情報に載っているワイド側とテレ側のF値は以下のとおり。
【焦点距離/F値/レンズ全長】
ワイド側 28mm F値2.88 レンズ全長298mm
望遠側540mm F値5.88 レンズ全長398mm
F値はワイド側が2.8!望遠側も5.6程度に抑えられています。
これは凄い!
ただ気になるのがレンズ全長・・・。
ワイド側で全長298mmってデカすぎです~。
AF-S NIKKOR 80-400mmの一番伸ばした状態に近い長さです^^; この長さで広角側ですから特許に書かれている長さで製造しても実際に使えるシロモノじゃなさそうです。
これをどこまでコンパクトにして市場に出してくるのか気になります。
ズーム比を少し減らして28-400ぐらいでコンパクトに収めてくるのか?それとも500程度までひっぱるのか・・・。
28-300mmの後継機はいずれ出るのでしょうから、それまでワクワクして待てそうな特許情報ですね。
海外で取り上げていたサイト
http://www.diyphotography.net/canon-file-another-28-560mm-f2-8-5-6-superzoom-patent/
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