新型コロナウイルスが猛威を奮っていますが、冬になるとインフルエンザの蔓延も怖いです。不思議と新型コロナウイルスが流行っているとインフルエンザが流行らずに冬を越せるようですが、今年の冬も同じとは限りませんからね。
新型コロナと同様にインフルエンザもワクチン投与が一番効果的なんだと思いますが、インフルエンザの場合は治療薬が存在し、またその治療薬が予防用に使えることになっています。
そこでタミフルを予防用に処方(自費)してもらった際の記録を残しておきます。
ちなみに、どうしてもインフルエンザにかかりたくないときは、以前から予防接種を2回受けることにしています。新型コロナでブースター効果というのが一般的になりましたね。
さて、本題の予防用のタミフルですが、飲んでいる間しか予防にならないので、あきらかにインフルエンザに罹患した人に接触した時に飲むのが効果的かと思います。あとは受験の前とかですかね。
タミフルは日本では中外製薬が販売しているのですが、中外製薬が出している説明書を読むと下のように書かれています。
【用法・用量】
1.治療に用いる場合
通常、成人及び体重37.5 kg 以上の小児にはオセルタミビルとして1回75 mg を1日2回、5日間経口投与する。
2.予防に用いる場合
通常、成人及び13 歳以上の小児にはオセルタミビルとして1回75 mg を1日1回、7~ 10 日間経口投与する。
ただ、予防としての場合は、ある一定の基準を越えないと保険適用してくれません。私の場合は基準に値していないので、自費処方ってやつです。(基準に関しては最後に書いておきます)
予防の用法は上にあるように、1日1回10日間ということで、10錠あればOK。
「タミフルカプセル75」の薬価は309.10 円なので、10錠だったら3091円で買えるのかと思ったら・・・。
調剤薬局で医者の処方薬を買う場合には、調剤技術料と薬学管理料ってのが追加されることを忘れていました(~_~;)
結果としては、
10錠の処方で4610円でした。
内訳は
・調剤技術料121
・薬学管理料30
・薬剤料310
ということで、合計461
う~~ん。医者に薬を処方してもらう場合は、(いつも使用する薬なら)多めに処方してもらった方が得!という意味が分かりました。
多めに処方してもらっても、比例して調剤技術料と薬学管理料が増えるわけではないので一括して処方してもらった方が、手数料(調剤技術料と薬学管理料)が1回しかかからないので安く上がるんですね。
話が飛んでしまいましたが、もしも会社や学校などで自分の隣の人がインフルエンザに罹患してしまったら、発病するまでの間は自分もそれなりの接触があったわけですから発病はしていなくても、持菌者というかウイルスにさらされていた訳で数時間から数日間の間に発病する可能性が無いとは限りません。
まあ、そんな時のために予防用にタミフルを処方してもらったんですね。
ただ、私の場合は妻が妊娠直前なので、このような対処療法的な方法を取りましたが、一般的にはお奨め出来るようなことではないかと(~_~;)
予防でタミフルを飲んでも、飲んだ時にしか予防になりませんし、飲んだことによってイザという時に効かなくなる可能性も・・・\(◎o◎)/!あるとか無いとか。
とりあえずは、手洗いとうがい、マスクで、しっかりと予防して行こうと思います。
手洗いとマスクの効果の素晴らしさは新型コロナウイルスが証明しましたからね。いかに手洗いとマスクが大事だったのか今になってようやく分かりました。
で、最後に保険適用で予防の為のタミフルを処方してもらえる条件は以下の通りです。
予防に用いる場合には、原則として、インフルエンザウイルス感染症を発症している患者の同居家族又は共同生活者である下記の者を対象とする。
(1)高齢者(65 歳以上)
(2)慢性呼吸器疾患又は慢性心疾患患者
(3)代謝性疾患患者(糖尿病等)
(4)腎機能障害患者(<用法・用量に関連する使用上の注意>の項参照)
上記に当てはまらない場合は自己責任のもと、自費での処方になります。
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