先日、ピュリッツァー賞を受賞したカメラマンを含め28名ものカメラマンを一括解雇したことで話題になっている新聞社シカゴ・サンタイムズですが、ペン記者にiPhoneを持たせて、iPhoneカメラで撮影した写真で紙面を作ることを計画中!?らしい。
そんな話をRobert Feder がFacebookに投稿しています。いや噂では無く真実でしょう。
つまり・・・。
カメラマンを解雇したのだから写真を撮影するのはペン記者だ!これから記者達には「iPhoneによる写真撮影の基礎」講座を受講してもらう!!!これは命令だ!
これから数日間、いや数週間はiPhoneカメラの使い方をトレーニングして撮影をマスターするように!
と編集長クレイグニューマンが職員に通達したらしい。
かなりの意訳ですが・・・^^; 間違っていたらご指摘を。
ってね~~^^;
iPhoneカメラの写真が新聞に使えるか使えないかと言えば「使える」という答えにはなりますが、ただし撮影のシチュエーションや被写体によっては全く「使えない」場合もあるわけです。
ハリケーン・サンディの様子をiPhoneカメラで撮影した写真がタイムの表紙を飾ったこと一つを上げてiPhoneカメラは「使える」と断言は出来ないですよ。
まあ、iPhoneカメラは写真の伝送機能も持ち合わせている訳で魔法の端末ではありますが・・・。
それにしても、写真の質にこだわらない編集者が増えてきたということですよね。
写ってさえいれば良いという編集者もいるわけで、カメラマンからしたら最悪のクライアントです。そんな編集者の元で働かなくて良くなったのだから28名のカメラマンはある意味幸せなのかもしれませんが、心情的には酷すぎますね。彼らの後をiPhoneのカメラで埋めようというのだからバカにしているとしか言えません。
他人の会社のことをどうこう言うつもりはありませんが・・・。
カメラマンの代わりにペン記者28名解雇してカメラマンに記事も書かせるなんて妙案もあったのでは?でも記事を書きたがるカメラマンは少ないかもね。
写真の大切さがわかる人のもとで働きたいものです。
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