いきなりですが家電量販店のショールーム化が進んでいると言われている昨今、本当に家電量販店はネット価格よりも高いのでしょうか?
私はここ最近半年間の買い物で量販店の値引き交渉を通じてネットの最安値よりも安く購入できることを複数回に渡って体験しました。
ですのでネット最安値よりも交渉によって更に安く購入できる方法を電化製品に限ってですがご紹介致します。
昨年の新聞記事で興味を持ったのがアメリカの家電量販店大手の「ベスト・バイ」の幹部の言葉として紹介されていた「店舗のショールーム化」
店舗のショールーム化とは客が実際の商品の大きさや見た目を確認するだけで、店舗では購入せず実際にはネット通販で商品を購入するというもの。
この現象はアメリカだけでなく日本でも実際に起きていることだと実感しています。私も実際にショールーム代わりに店舗商品を手にとって比べたことがありますし・・・。
ですが、ここ最近は日本の家電量販店もショールーム代わりに使われていることを実感してか、客との値引き交渉に積極的に応じるようになった気がします。
2~3年前までは価格ドットコムの最安値を提示しても交渉する気ゼロのお店が多数を占めていましたが、ここ最近はAmazonなどの大手サイト以外の価格にも対抗して値引きに応じることが多くなったと感じています。
ヤマダ電機で価格交渉に使える通販サイトや比較対象外の項目
例えばヤマダ電機では店頭以外でもネットショッピング内でチャットを使って値下げ交渉が出来るシステムが導入されています。これは実店舗でもほぼ同様に利用できるというのが実感です。反対にリアル店舗の場合は隣接しているショップの価格なども交渉に利用できることもあります。
ヤマダ電機で比較対象として提示できるのは以下の通販サイトで扱っている値段。逆に比較対象として利用できないチラシなどもあります。
- Amazon.co.jp
- ヨドバシカメラ
- ビックカメラ
- ケーズデンキ
- ベスト電器
- エディオン
- コジマ
- カメラのキタムラ
- 上新電機
- ノジマ(eデジ)
- 当社指定外の販売店、通販サイトによる商品
- ウェブチラシ、折り込みチラシ掲載の商品
- クーポンや値下げシステムによる割引対応後商品
- アウトレット品、訳あり品などの記載がある商品
このように、店頭でもネットでも値引き交渉できるのが最近の流れになってきています。
そこで、私が最近(半年以内)に購入した電化製品の購入実績を例にとって価格ドットコムの最安値よりどの程度安く購入したかをご紹介すると共に、その秘訣を暴露したいと思います。
実際に購入した最安値商品
ブルーレイレコーダー 最安値よりも4000円安く購入
ブルーレイレコーダーのDMR-BWT520
この商品は今現在価格ドットコムでの最安値が39269円ですが私が購入した価格は下のレシートを見て頂ければ分かりますが34800円です。
4000円以上安く購入しています。
ドラム洗濯機 最安値よりも5000円安く購入
次に日立のドラム式洗濯機「ビッグドラム」のBD-V500。
この洗濯機の価格ドットコム最安値が154800円。
実際に購入した価格は・・・
レシートにもあるように150000円です。
コチラも価格ドットコムの最安値よりも5000円近く安く購入しています。
電子レンジ 最安値よりも1500円安く購入したものの直後に値崩れ発生
そして他にも東芝の電子レンジ「石窯ドーム」のER-KD8
これは現在の最安値が22799円。
実際に購入した価格は24762円・・・。
あれれ???
実はこの商品は購入後に一気に値崩れが始まってしまって、当時は価格ドットコムの最安値よりも安く買ったのですが直後から値崩れが発生しすぐに最安値は更新されてしまいました。
購入した当時の最安値は26164円ですから1500円程度は最安値よりも安く購入できているのですが・・・。
最安値で購入するためのポイント
ここまでは実際に私が価格ドットコムの最安値よりも安く電化製品を購入したことを紹介しましたが、では実際にどのようにネットの最安値よりも安く購入するか!という点を秘密裏にご紹介します。
これが一番電化製品が安く買える典型例です。
私がブルーレイレコーダーのDMR-BWT520をネットの最安値よりも安く変えたのは新製品のBWT530が出た直後だったからです。メーカー(量販店)としては新商品を売りたいので旧製品は赤字覚悟で放出します。この時期を狙うのが最も値引き率が高くなります。
少し分かりにくいかも知れませんが、要するに値段交渉の多段攻撃型です^^;
ネットの最安値を提示すると、それと同等価格まで量販店は値段を下げてくれます。ですが、さらに値下げしたい場合には近くの量販店と価格交渉をします。
つまり、最初にネット最安値まで安くして頂き、その後に最寄りの量販店にその価格を提示しさらなる値下げを交渉します。
「○○さんでは○円で購入できるのですが~~~」という具合に。
これは引越し業者との価格交渉と似ています。
他店でさらに安い価格で購入できるならばOKですし、さらにそこから値下げを試みたい場合には、その値引き価格を持って最初に交渉した量販店へ戻ることも手です。
量販店としては、本当に下げられる最安値は最初には絶対に提示しませんので、その価格を提示してもらうには何かしらの必然性というか理由が必要になります。ですので、その正当な理由を消費者が持ってきた場合には、価格交渉に応じてくれます。消費者としては量販店の正当な値引き理由を提供することによってより安く購入できることになります。手間はかかりますが。
この交渉方法で私は洗濯機をネットの最安値よりも5000円程度安く購入いたしました。
れは電化製品に関してはタイミングの取り方が難しいのですが、量販店が売りたい時期を狙って購入する方法です。
ポイントの1で紹介した新商品が出るタイミングはメーカー論理ですが、ここで言うタイミングは量販店論理でのタイミングです。ですが、これは実際には難しいです。
先に紹介した「石窯ドーム」のER-KD8は、年末の31日に購入し、ネット最安値よりも安く購入出来ましたが、その後にネット最安値がどんどん値崩れしており、年末に焦って購入せずとも1ヶ月ほど待ってから購入したほうが断然安く購入できたことが後になって分かりました。
ですので、ポイント3の量販店論理でのタイミングはかなりの玄人向けとしておきます。
一応は年末年始と3月9月の決算時期は安くなると言われていますが、安くなったように感じるというのが大きいような気もします。
私のオススメは
新商品が出るタイミングで旧型の値引きを迫る!
ネットの最安値を提示して同額まで値引き後に近隣量販店と価格交渉!
この2つ。
ここ最近はネットの最安値までは簡単に値引き交渉をしてくれる量販店がおおくなりました。
私が紹介したのは、さらにもう一歩安く購入する方法です。
どうぞ、秘密裏にご参考としてして頂ければ幸いです。
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