先日IIJ(インターネットイニシアティブ)が開催したユーザーとの交流イベント「IIJmio meeting 6」で総務省の担当者が技適の認証を受けていない端末の使用合法化に向けて動きがあるとの発言をしたことで技適に関しての話題が一気に増えましたね。こちらで話題になってました。
私がかつて書いた技適に関するエントリーにアクセスが多かったので何かあったのかなぁ~と思っていたのですが、コレだったんですね~原因は。ブログを長いこと続けていると突然アクセスが跳ね上がるエントリーがたまにあります。そういう時には書いた内容の何かがネット上で話題になっている証拠。特に意識していなくても話題の情報をキャッチ出来るのもブログを続けているメリットです。FacebookやTwitterとは違った特徴ですね。
技適に関しての話ですが、イベントには総務省でMVNO振興政策を担当している総合通信基盤局電気通信事業部の富岡秀夫企画官が登壇されたようですから、まさに中の人の重要発言。
今後の動きに期待ですね。携帯電話関連だけでなく幅広く関連するような法改正であれば色々と恩恵がありそう。
基本的には訪日外国人が持ち込む携帯類の機器に関してのみ適応されそうな予感もありますが日本人が日本国内で使う場合にも適用して欲しいです。
技適を受けていないラジオスレーブも使えるようになるとしたら選択の幅も広がりますしね
他の機器に影響の無い範囲であれば柔軟な対応を期待!頼みます^^
過去に書いた技適関係のエントリーはこちら
・本当に合法?それとも違法? ラジオスレーブで技適取得してても300mも飛ぶのはナゼか
・・驚きの電波到達距離! CactusワイヤレスフラッシュトランシーバーV6の実力がハンパじゃなかった!
さて、本題のCactus(カクタス) ワイヤレスフラッシュトランシーバーV6についてですが、総務省で技適の詳細に関して情報を公開したので閲覧してみました。
結果として出力は0.003Wとのこと。
Cactus V6に関しては詳細情報が出る前に色々と予想していたのですが、予想していたよりも非常に小出力の機器だったようです。まさか0.003Wだとは・・・^^;
同じ0.003WのラジオスレーブといえばRFN-2400-TXです。
こちらは2405~2475MHzで0.003W/MHz。
メーカー公表電波到達距離はたったの50メートル。最長95メートルとなっています。
RFN-2400-TXに関しては私も持っているので実際に使ってみての使用感の比較も個人的に出来るのですが、ちょっと時間が無いので詳細なテストはしてません。
ただ使っていた感覚から言うと電波到達距離は全然違いますね。圧倒的にCactus V6の方が飛びます。
同じ0.003Wでもこんなに違うんですね。電波には詳しくないのですが出力だけでは計れない何かがあるのでしょうか。
Cactus V6はこちらで実験したとおり300mは間違いなく飛びます。
技適の書類では0.003Wになっていますが実際には・・・ってことはないですよね^^;
300mもの到達距離を持つ機器としてはProfoto Air Syncワイヤレスユニットがあるんですが、こちらは0.01W/MHzですから圧倒的に強です。このぐらいの出力があるのでは?と思っていたのですが。
まあ、いずれにせよ海外で問題なく使われているワイヤレス機器に関してはいち早く日本でも問題なく使えるようにしてもらいたいですね。
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