1万円以内でありながら16チャンネル、4グループの出力調整を持った 2.4GHz帯の電波を利用したワイヤレスフラッシュトランシーバーCactus(カクタス)。1つでは意味が無いので最低2個からの使用が前提になります。
CactusワイヤレスフラッシュトランシーバーV6は技適マークが貼られているということで結構盛り上がっていますね。
とりあえず今日も時間があるときにテストしてみました。
少し使ってみると???となる部分が・・・
例えばニコンのSB-910をカクタス側で1/1のフル発光にしても実際のマニュアル操作で行うフル発光よりも若干弱いなど。これは他のSB-800などでは発生しませんでした。SB-910は3つほど試しましたがどれも同じ。
ズームは固定にして一定距離で露出計を使って数値で見てみましたがやはり少し弱い。
これってもしかたらバグ?
フォームウェアを更新したら直るかも。ということで本体のフォームウェアバージョンを確認しようと思ったんですが本体側では表示する機能が無いんですね。
V6のフォームウェアバージョンの確認は本体で出来ました。
「A」と「D」ボタンを同時に押しながら電源をTXもしくはRXに入れるとLED表示画面にフォームウェアバージョンが表示されます。
お試し下さい。
本体のフォームウェアバージョンが古ければ最新版にアップしておいたほうが良さそうです。
cactus-image.comへ行くとダウンロードタグのページにユーザーマニュアルと共にフォームウェアアップデート用のソフトもダウンロード出来るようになっています。
リリースノートも同時にチェックしておくと最近何が修正されたのか確認できます。
残念がらCactus Firmware Updaterは (Windows 8/7/Vista/XP) のみ。
Mac用は今後を期待しましょう。
ソフトをダウンロードし解凍。そしてインストールします。
インストール後、ソフトを立ち上げると下のような画面が現れます。
ソフトを立ち上げるとカクタス本体が認識されていないと表示されるので以下のように接続します。
- 本体の電源をOFFにして電池を取り出します。
- USBケーブルを接続し本体とPCを繋ぎます。
- Cactusのメニューボタンを押しながらTXまたはRXモードにスイッチを入れます。
これでパソコン側で認識が始まり本体のバージョン等が確認できます。
上のキャプチャー画面は接続した時のもの。
ここで表示されているフォームウェアが本体のフォームウェアなのかソフトに既にインストールされているフォームウェアなのか不明なんですが、カクタス本体のフォームウェアを読み取って表示させているのだとしたら私のCactusはバージョン1.0.152で2014/5/15にアップデートされたものということになります。
※正式な本体のフォームウェアバージョンは「A」と「D」ボタンを同時に押しながら電源をTXもしくはRXに入れるとLED表示画面にフォームウェアバージョンが表示されますので、この方法で確認して下さい。。
現在の最新フォームウェアは1.0.185。8バージョンも前のものってことになります。
つい先日購入したばかりなのに、こんなに古いフォームが入っているのか疑問もありますが・・・。
バージョン1.0.152から最新までの間に結構なバグの修正が行われていますので、念のためCactusを使う場合には最初にフォームウェアの確認をしてからが良いかと思います。
さて、本題のフォームウェアの更新ですが、右の枠内にある「Check for latest Firmware.」をクリックして以下の様な画面を表示させて最新版のフォームウェアをセレクト。ダウンロードが始まります。
最新版のフォームウェアがダウンロードされたことを確認してからUPDATEボタンをクリック。
これでCactus本体のフォームウェアがアップされます。
でもWinしかソフトが無いのは痛いですよね。
Cactus V6 Firmware Release Notesを見ると細かくフォームウェアを更新している模様。
新しいスピードライトが出た場合にもこのソフトでフォームウェアアップすることでプロファイルが追加されるのかと思います。
しかし、本当に日本の日本電波法技術適合商品???って思うほどに飛びます。
Cactus Wireless Flash Transceiver V6 | CACTUS
Cactus Wireless Flash Transceiver V6 The Cactus V6 is the World’s First wireless flash trigger that …
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