図書館での弁償した実話を公開 DVDの紛失や破損は高く付きます
いや~、やってしまいましたm(_ _)m
図書館で借りたDVDを破損し著作権補償処理済DVD代金払って弁償しました。
先日、図書館のビデオライブラリで借りてきたDVDがプレーヤーで再生できない状況に・・・^^;
小さなキズじゃないんですOrz
まずい!まずい!
非常にまずいぞーーー!と叫んでも状況は変わりません。
図書館の本を紛失や破損した場合には同じ本を購入して返したりするなんて話をよく聞きます。図書館によって補償方法は違うのでしょうが、本や音楽CDは高額な補償金を求められたという話はあまり聞きません。
反対にDVDは!
映画などのDVDは明らかに著作権問題が絡んできてて、貸出用DVDを紛失や破損した場合には本体価格だけじゃないんですよね。レンタルビデオ店で借りたDVDを無くして高額請求されたなんて話は昔からよく聞きます。
もちろんボッタクリじゃないですよ。
貸し出す時に必要な著作権補償処理の為の費用が掛かっているわけでこれが高い。物によってはベラボウに高いんです。
私が借りた子供向けDVDの著作権補償処理費用が安いことを願いつつ、図書館へ言って破損したことをお伝えしました。
DVDの場合は著作権補償処理済のものを購入し弁償
著作権補償処理済DVD??
聞き慣れない言葉かと思いますが販売価格に著作権者へ支払う補償金が含まれているDVDのことです。
権利者と日本図書館協会などが協議して補償金額を決定し「著作権処理済」として販売しているんです。
それを図書館が購入することによって権利者側へ個々に許諾依頼及び補償金の支払いをすることなく貸出等の許可がされているようです。
ちなみに一般的なDVDの場合は5000円~20000円程度が多いようですね。以下の写真はライブラリーコンテンツサービス株式会社が販売している図書館用DVDの販売価格です
- ザ・ブリザード 18000円
- ブラック・スキャンダル 16000円
- 仮面ライダー✕仮面ライダーゴースト&ドライブ 13000円
- 帰ってきた手裏剣戦隊ニニンジャー ニンニンガールズVSボーイズ 13000円
海外映画だと2万円弱が多いようです。
子供向けの邦画だと少し安いようですが一般的な販売価格よりはやはり高い。
反対に通常は視聴しないであろうマニアックなDVDが驚きの値段だったりします。
次に、株式会社ムービーマネジメントカンパニーの図書館事業部が販売しているDVDなんですが・・・。
- 高齢者を狙う特殊詐欺・悪徳商法 65000円
- フクシマ/原子力の安全を問う 40000円
- 大いなる沈黙へ/グランド・シャルトルーズ修道院 40000円
高齢者をねらう特殊詐欺対策のDVDが6万5000円^^;
こんなの借りて紛失・破損させたら泣きたくなります。
気になってネットで検索してたらDVD紛失して7万円支払ったケースが出てました。こ・・怖い。
まあ、そんな恐怖を若干感じながら図書館で事情を説明すると館内の別フロアーへ通され椅子に座って待つように言われた時点でイヤ~~な予感^^;
案の定、DVDには貸し出すために著作権補償料が必要なのでDVDに書かれている金額より2000円~5000円程度高くなると思いますとの説明。
図書館での謝罪と実際に行った弁償の流れ
図書館で「本当に申し訳ありませんでした」と謝罪したら
「いえいえ、こちらこそ・・・・」
んんんん???
なぜ「こちらこそ?」と思ったのですが、間接的に聞いた話では図書館は図書館で古いDVDを更新して新しいDVDを入れるのにはそれなりに金額がかかるので、ゴニョゴニョゴニョ~~~。という話しもあったりするとかしないとか^^;
今回1万円超えを覚悟していたのですが、元々のDVDが2500円程度だったので1万円は超えなそうな感触でホッと胸を撫で下ろしました。
だた、破損したDVDがもう売っていないものなので代替品になるとのことで具体的な金額はそこでは言われませんでした。
後日提携している会社から請求書が送られてくるとのこと。いや~送られてくるまでドキドキでした^^;
結果としては4000円の弁償。
弁償の流れとして
- 図書館から著作権補償処理済DVDの発注
- 図書館が発注した先の会社へ私が代金を振り込む
- 振込後に販売会社より図書館へDVDが納品される
こういった流れになっていました。
レンタルビデオ店で借りて紛失した方がビデオ店に高額請求されて納得できない!なんて話もありますが映像に関しては制約があってレンタルが成り立っているので仕方がないですよね。
国民生活センターのよくある質問欄にこんなのがありました。
- 【質問】
-
レンタルショップで借りたDVDを紛失してしまった。弁償をしようと店舗に問い合わせしたところ、1万円以上の金額を請求された。市場価格であれば3,000円程度のものであり納得できない。
- 【回答】
-
レンタル用DVDには、一般に販売されているDVDとは異なるレンタル向けの著作権料が含まれているため、市場価格と比較すると高額になっています。
まあ、気持ちは分からないでもないですが^^;
著作権は非常に大事な権利ですが、通常の生活では著作権を深く考えている方も少ないでしょうからね。
レンタル品を紛失した場合の弁償金額に業界統一の基準はなく、各店舗が仕入れたDVDの価格を基準にして弁償金額を決めているのが現状のようです。
紛失したことで返却が遅れると、弁償金額とは別に、さらに延滞料を請求されることもあるので、早めにレンタルショップへ申し出ましょう。
レンタルビデオ店のDVDやブルーレイを紛失や破損した場合は店によって対応が違うみたいですが、基本は扱っている映画等のDVD/ブルーレイは一般販売のものとは違います。なのでレンタル店が保険に加入していても、それなりに金額は請求されるようです。新作は著作権処理された販売価格の8割という話もありますが、それもお店によって違います。
とにかく借りたものは気をつけないといけないですね。はい。気をつけます。
最後にもうひとつ。
借りたDVDが超高額だったときに、個人賠償責任保険が使えるかといえば、レンタル品に関して個人賠償責任保険は基本は適用できないんじゃないですかね。
借り物に関しては受託者賠償責任保険などが別途必要で個人賠償責任保険の特約で付けるか別途契約する必要があったりするはず。
レンタル品を紛失したり壊したりした場合の代償は想定している以上に高額になる可能性がありますから、私も今回の経験を活かして今後は気をつけようと思います。
コメント
コメント一覧 (1件)
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確かに、借りたものは大切に使用しないと後から大変な事になりますね。
私も4歳の息子がいて、DVDは、良く借りるので気をつけたいと思いますm(._.)m