あけましておめでとうございます。 2019年はToF方式の3Dカメラが台頭か!?3Dデータ化でアパレル業界に新風?

新年明けましておめでとうございます。

といっても既に5日になってしまいましたが・・・。
正月はゆっくりしたいと思いながらも仕事は2日から開始。全然ゆっくり出来ない年が続いています。
元旦は日の出前から外へ出たのですが、車載の温度計を見ると外気温が-4℃。フロントガラスが凍っていないのが不思議なぐらいの寒さでした。スタッドレスタイヤに交換していないので今シーズンは雪が降ったらやばい・・・。
新年早々のカメラ業界の話題は3Dカメラが多いように感じました。ToF(Time Of Flight)方式の測距画像センサーの技術が多いように思うのですが、この技術はスマートフォンというよりも自動運転技術に特化したものだと思っていましたが2019年発売のiPhoneにも搭載するという話題が結構出てきています。
ToFカメラは筐体から赤外線レーザーを発して、その光が物体に反射するのを利用して、物体までの距離や物体の形を捉えるらしいです。民生品で性能を高めたものだと250mほど先の対象物まで認識できるようになってきているようです。
ステレオカメラと違ってToFカメラのメリットは奥行き精度が高いことと暗い環境でも問題ないこと。更に奥行き精度を求めるならば別角度から格子状のパターンを物体に投影させてカメラで計測するストラクチャードライトという方式もありますが一般的ではありません。

今回話題になっているソニーのToFカメラは超小型でスマートフォンに搭載できるもの。なので対象物の認識は5m程度が限界。
ただ手近にある物体の計測程度であれば5mもあれば十分ですよね。現在のiPhoneでも便利ツールとして計測アプリがありますが精度がイマイチ。ぴったり計測できていることもあれば全然だめなことも。
既にソニーのXperiaでは単眼(シングル)カメラを使った3Dデータ化を可能とした3Dクリエーターなるアプリが存在します。
ですが機能としては先進的で非常に面白いもの。
同様のことを行うにもToFカメラが搭載されたスマートフォンであれば、かなり正確に計測することも可能でしょうし、対象物を正確に3Dデータ化することも可能かもしれません。
携帯電話で対象物のサイズを測ることが常識になるのは目前かも^^;
既に実用化されている3DカメラですがToF方式のカメラがスマートフォンに搭載されるとなると活用の場が急拡大する可能性は大ですよね。
また、フルショットでの計測化が可能となり正確な体型が3Dデータ化出来たとしたらアパレル業界には革命が起こるかも。というのも昨年話題になったZOZOスーツは計測が不良で出来上がったスーツが体に合わないという話が多く出ていましたが、そういった話は過去の話となりますね。
例えば裸で全身を撮影して3Dデータ化すれば体型のみの正確なデータが計測できますからインナーを含めかなり正確なオーダーメイドの服を注文することが可能になります。
また既に売っている服であっても、自分の体型の3Dデータを持つことによって、その服が自分にピッタリなのかブカブカなのかサイズを決める際に悩む必要が無くなります。服を販売するアパレル業界が服のサイズを3D化していることが大前提になりますが・・・。
靴なんかも履いてみないと分からないですし、メーカーによって同じサイズでも大きさが微妙に違って困るなんて話も昔の話になるかも。
スマートフォンに搭載する3Dカメラの計測性能がどの程度優秀なのかによるとは思いますが、今から4~5年後には多くの人が自分の体型の3Dデータを元に服の購入をしているかも。
そんなことを感じた2019年の年頭でした。
本年も1年間何卒よろしくお願いいたします。
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この記事を書いた人

Orcaのアバター Orca 管理人

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プロフォトグラファー歴20年になります。ブログ歴は15年。写真やドローン関連を中心に気になる情報を備忘録として書いております。
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