東京大学の石川・奥研究室のグループが開発したカメラの自動追尾のシステム「高速視線制御トラッキングシステム」の動画がdiginfo.tvで紹介されていたのですが、今までの常識を覆す凄さです。
“動き回る物体を常に画像中心にとらえるカメラシステム”と題して投稿されている動画ではピンポン球を使ってトラッキングテストをしているのですが、ピンポン球をぐるぐる回そうが地面に投げようが完全に追尾しています。
この追尾のレベルは想像を超えますね~~。
一眼レフカメラにもトラッキング機能がついていて、ニコンのD4に付いている3Dトラッキングなどは非常に素晴らしいのですが、そういったレベルとは完全に別次元のトラッキングです。
とりあえず下の動画を御覧ください。
この追尾にはカメラ本体を動かすのではなくカメラの正面に設置した2枚のミラーを動かすことによって高速度の追尾が可能になっているそうです。
あまりに凄すぎて技術的には何も理解できなのですが(笑)
しかし、このトラッキングシステムを使用すると、サッカーの試合などで、確実にサッカーボールを追い続けたり、卓球の試合でピンポン球を追尾し続けた映像を撮影できたりしますよね。
野球ではホームランでのボールの軌道を最初から最後まで記録できたりと色々なものが非常に詳しく記録でき、非常に迫力のある映像が撮れるようになる可能性があります。
実際に卓球でのピンポン玉の動きを捉えた映像が下のものです。
これがまたまた凄い!!!
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