今朝のニュース報道を見ると、日比谷公園の鶴の噴水が凍ってつららが出来たそうです。
毎年この時期になると報道される恒例の写真記事ですね。
都内でも早朝は"つらら"が出来る寒さになってきたと実感。
昨年の今頃は温泉につかるスノーモンキーを撮影しに地獄谷野猿公苑に行っていました。
詳しくは「温泉につかるスノーモンキー in 地獄谷野猿公苑 撮影編」
こういう撮影って寒いのが当たり前です。
寒いから猿も温泉に入るわけで・・・。
あと榛名湖のワカサギ釣りとかの撮影にも行きましたが、あれも寒くないと湖面が凍らないわけで、寒い時期の風物詩です。
大雪が降ったとなればワザと豪雪地に行ったり・・・。雪の中に何度カメラを埋めてしまったことか^_^;
カメラマンってその時期の風物詩を撮りに行くことって多いので寒いところや暑い所に行く機会が多いんです。
猛暑の時にはワザと暑い熊谷とかに行ったりしますし。
で、そんな理由もあって私なりに防寒については悩みながらも自己流を持っていたりします。
私が防寒で一番気をつけていることはアンダーウエアでしょうか。
これは猛暑の時の取材でも同じでアンダーウエアが重要です。
カメラや脚立、三脚などを持ちながら動くと真冬でも当然ながら汗をかきます。でもその汗が乾いた時が怖いです。
なので最近流行りの速乾性のアンダーウエアを昔から着込んでいます。
色々と試した結果、コストパフォーマンスを考えると速乾性のアンダーウエアではモンベルのジオラインを使っています。
ジオラインはポリエステル素材なんですが綿みたいです。
結構昔からある素材なんですが、肌触りが凄い良いんです。
とくに猛暑の時には実感しやすいのですが、速乾性と共に乾いていなくてもベタつくことが無くて重宝しています。
登山用の用品ですので、ちょっと値は張るのですがそのぶんの価値はあると思って使っています。
ただ、夏場ならばジオラインだけでOKなんですが、冬場の取材になるとジオラインは速乾性を重要視した製品なので暖かさには欠けます。
なので、冬場の場合は、
ジオラインの上に、同じくモンベルから出ている「スーパーメリノウール」という素材のアンダーウエアを重ね着してます。
モンベルの宣伝ぽくなるのは嫌なのでリンクは貼りませんが、これは結構驚きのアンダーウエアです。
なにが驚きかというと、素材表示をみると「毛100%」なんですが、肌触りは「綿」なんです。
正確に言うと「綿」とは少し違うのですが、綿にもう少し伸縮性を足した感じで、「シルク+綿」と言った感じでしょうか。
モンベルの宣伝文句をみるとシルクの肌触りと書いてありますが、シルクともちょっと違います。
この素材の凄いところは、この肌触りの良さと暖かさ。
私はチクチクする毛の素材感が苦手でなるべくなら毛は着たくないのですが、このアンダーウエアは毛の感じがまったくしないのが気に入っています。
モンベルのホームページをみると、冬場は「スーパーメリノウール」をアンダーウエアにしてOKらしいのですが・・・。
確かに宣伝文句通り暖かさが持続して汗冷えしないのかも知れませんが、汗の吸収に関しては疑問。
あまり汗をかかない人はこれだけで良いのかも知れませんが、私はこれだけだと何だかフィットしないんです。
やはり毛の製品と相性が悪いのかな。ただ着ているだけでも暖かく感じるアンダーウエアなので出来れば着たいもの。
なので、速乾性重視のジオラインを下に着て/履いてからその上にスーパーメリノウールを着て/履いてます。
下に速乾素材のジオライン。
その上に暖かさ重視の毛(スーパーメリノウール)ということです。
発熱素材のスーパーメリノウールの下にジオラインを着たら発熱しにくくなるんじゃないの?と思われる方もいるかも知れませんが、厳密にはそうなのかも知れませんが、でも私はこの順番で着ても暖かいのだから良いんです。自分がどう感じるかの問題ですから。多少なりとも違和感を感じる毛を肌着にするよりも私の場合はこれのほうがシックリ来ます。
スーパーメリノウールは凄い伸縮性があるので、ジオラインと同じサイズでも私の場合は問題なく着れます。
私の場合のアンダーウエアに関する防寒対策では、この二枚重ねが基本です。
最近ではユニクロからヒートテックという素晴らしくコストパフォーマンスの良い商品も出ているようです。
一言で表現すれば、速乾性と暖かさを兼ね備えた夢の素材のようなもの。
素材表示的にはアクリル・レーヨン・ポリエステル・ポリウレタン。
ジオラインのポリエステル。スーパーメリノウールの毛。これらと違って複数の素材を組み合わせているようです。
でも、速乾性だけで言えばジオラインの勝ちでしょうし。暖かさだけで言えばスーパーメリノウールの勝ちのような感じがします。(私もヒートテック持っていますよ)
なので私はヒートテックは寒さ対策としては使っていません。
モンベルの宣伝ぽくなってしまい申し訳ありませんが、事実私が使っている方法なのでご勘弁下さい。モンベルはコストパフォーマンスで良いのは昔から登山をする人の間では有名でした。
私もほんの少しだけスノーシューや簡単な登山にハマったことがあって、その時の経験から使い続けているんです。
そういう経験がなければ「毛」のアンダーウエアがあるなんてことも知らなかったと思います。
誤解の無いように「毛」のアンダーウエアに関して付け加えると、すごく暖かいというよりも、あの肌触りと薄さでの暖かさに感動して使っています。
普通に毛のセータを着ようと思えば厚手になってしまいますが、それが薄くてなおかつ肌触りが良くて済むという点において自分なりの価値を感じて使っているんです。
このアンダーを着ていれば防寒の為のダウンなどが必要無い訳では当然ながらありません。通常ならば厚着になるところが薄くて済むということです。
でも、その薄さが非常にメリットが大きいことも事実。
最終的にはその人のスタンスとコストにあわせて選ぶことが大事ですね。
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