上咽頭炎や花粉症や風邪なら痛くない方法で鼻うがい!アズノールで抗炎症作用追加!
写真は鼻うがいとは関係ないです^^;
インフルエンザが気になる時期や花粉症の季節には毎日鼻うがいをしています。
もう何年になるんだろう。
今年も花粉症の季節が近づいてきました。
かなり昔から鼻うがいは続けているんですが、鼻うがいをしても何となくスッキリしない時ってあるんです。鼻づまりしている時や既に後鼻漏になってしまっている時など。
鼻うがいの仕方は色々と公開されているので検索してみて下さい。ハナクリーンという鼻洗浄専用の商品もあったります。
私はただのコップでやっていますが。 花粉症の今の時期はやっている人も多いのでは?
鼻うがいとは
鼻うがいをご存知無い方の為に簡単に鼻うがいを説明すると、何も特別に難しい行為ではありません。鼻から水を入れて口から出すだけです。
鼻うがい発祥の地といわれるインドでは鼻から水を入れて反対側の鼻から出すのが基本だそうですが私は鼻から入れて口から出しています。
粘り気の強い鼻水は反対側の鼻腔より口からの方が出しやすいからです。
インドではジャラネティと呼ばれているのだとか。(Jala=水 neti=鼻)
鼻に水を通すことによって鼻腔を綺麗に洗浄するヨガの浄化法の一つだそうです。私はジャラネティのことは知りませんでしたがラジオで女優さんが風邪予防に鼻うがいを毎日欠かさず行っているという話を昔聞いてから真似るようになりました。
鼻から水を入れたら痛いのでは???と思う方も多いと思うのですが、そのままの真水だとメチャクチャ痛いです。なので生理食塩水でやります。ここが大事!!!
簡単に言えばただの食塩水です。やったことの無い方は塩水の方が痛いと思うかも知れませんが反対で真水の方が鼻の中に入れるとメチャクチャ痛いんです。
塩水で行うと不思議なぐらい痛くありません。体液の浸透圧に近いからでしょうか。
気をつけるポイントは冷たい食塩水だと少し痛いので人肌程度のぬるま湯の食塩水で鼻うがいするのが良いですよ。
鼻うがいをするときは水道水はダメ??
鼻うがいをする時には純水か減菌水、または沸騰した湯冷ましをベースの水として使用することがネット上では推奨されているようですが、医者で聞くと水道水で良いとの回答がほとんどですね。
副鼻腔炎の予報や治療の為に鼻うがいしてるのに、非結核性抗酸菌によって副鼻腔炎になってしまったら本末転倒ですが、その確率がどの程度あるのか・・・。面倒で鼻うがいをしない場合の方がリスクが高いのでは?と私は思います。
メチャクチャ稀な話ではあるんですが、アメリカのシアトルでは水道水を簡易浄水器に通した水で鼻うがいしたところ、Naegleria fowleri(ネグレリア・フォーレリ)というアメーバーが脳に入り込み髄膜脳炎になって亡くなったという事例もあるそうですが・・・。
シアトルと日本の浄水設備では違いがありますし、日本で同様の事例が発生したなんて話は聞かないですよね。
まあ私は面倒なので水道水で鼻うがいをしてますが。
効果的な鼻うがいの方法
で、さらなる効果的な鼻うがいの方法はあるかなぁ~と探していたんです。
色々と鼻うがいに関して書籍を読んだりネットを巡回していたりしたら半年ほど前に気になる情報を見つけたんですね。
それは耳鼻科の専門医が医院のホームページ上で、鼻うがいする時にはハチアズレ(うがい薬)を溶かして鼻うがいすると良いというもの。(名古屋の高木耳鼻咽喉科医院さんです)
耳鼻科の専門医が勧めているんですから安全性は確保されていて安心です。
このHPを見てから実際に鼻うがいの際にアズレンを数滴コップに入れて行ってみると・・・。
素晴らしくスッキリします!
ハチアズレはアズレンスルホン酸ナトリウムという薬効成分が主成分なんですが、アズレンが粘膜の炎症を抑えてくれるので鼻うがいをした後は本当にスッキリしてかなり気持ちが良いです。
普通は「鼻うがい」というと塩水で行うものですが、塩水だけだとスッキリしない時は、塩水にうがい薬のアズノール(これも主成分はアズレンスルホン酸ナトリウム)を数滴垂らして鼻うがいします。
こうすると本当にスッキリして鼻づまりもいつの間にか治っていることも多く風邪の引き始めの時には塩水だけで鼻うがいをするよりも予防に効果的な気がします。
抗炎症作用やヒスタミン遊離抑制作用、組織修復促進作用なども確認されているとのことですからスッキリするとともに炎症も抑えられて一石二鳥かな。初期の風邪程度の炎症ならばかなり抑えてくれそうな気もします。
花粉症で鼻水が止まらず鼻を洗ってしまいたい!と思っている方にも鼻うがいはオススメです。ただ体質に合わない方とかもいらっしゃると思うので無理にはなさらないように・・・。
私がラジオで最初に聞いた女優さんのように風邪予防で毎日行っている方も多いと思いますが、毎日アズノールでうがいすると一瞬で無くなってしまいそうなので私は風邪になりそうだなぁというタイミングでアズノール鼻うがいを行っています。
ちなみに医院で処方してくれるハチアズレは粉でアズノールは液体です。
どちらも病院に行った時に処方してもらえますが、私は使い勝手の良さからアズノールを多めに処方してもらって、花粉症の季節や冬のインフルエンザが流行りそうな季節は使っています。
最近、お医者さんからもらったアズノールが無くなったので浅田飴AZうがい薬 を使用しています。この商品の成分はアズレンスルホン酸ナトリウムなのでアズノールと同じ。ただ濃さが違うので1滴2滴という感じではなく、ジャ~~という感じで適当な濃さになるまで入れてます。
かなりザックリですが笑
うがい薬って言うとイソジンが思い浮かびますが、鼻うがいするときに初心者はイソジンは入れないほうが良いです・・・。
その理由は、
イソジンの濃度が高い場合、非常に痛いです!!!
またイソジンは殺菌作用が強くて常在菌も殺してしまうそうです。喉ならともかく繊細な鼻の奥に入れないほうが良いと思いますよ。喉のうがいですら頻繁に使うと荒れますから・・・。
ただイソジンを希釈して鼻うがいされている方がいらっしゃるのも事実。行う時には相当に希釈してからテストされた方が良いかと思います。
私は風邪の予防としてイソジンの鼻うがいを行ったことはありますが、風邪を引いてからは炎症を抑えるほうがメインになりますのでアズレンで必ず行っています。
アズレンに関しては殺菌ではなく粘膜の修復に使われる薬なので悪さはしないそうです。もともと胃の粘膜の修復とかにも使う薬ですから間違って多少飲んでしまっても大丈夫?かな。
頻度や濃度にもよるのでしょうが、私は通常の鼻うがいでも調子が悪い時だけアズレンを使うようにしています。
鼻うがいの方法ですが、私は大きめのコップに熱湯を少し入れてから塩を少々。塩が熱湯で溶けた所へ冷水を入れてぬるま湯にして鼻うがいしています。
初めて鼻うがいした時にはハナクリーンEXっていうのを使ってたんですが、慣れてくるとこういうものは必要ないです。むしろコップ等で行ったほうが簡単に行えます。
ハナクリーンの製造元によれば鼻うがいのポイントとして
1、洗浄液の温度は38-42度
2、生理食塩水と同じ塩分で行うこと(0.9%)
3、適度な水圧で流すこと
この3点が大切とのことですが、私の場合はわざわざ温度を計るようなことはしないで、塩を溶かしたコップに指を少し入れて少し暖かく感じる程度の温度でOKってことにしてます。まず問題に感じたことはないです。38-42度ってのはお風呂の温度と同じですからそれほど難しくはないですよね。
塩分の調整ですが、これは適度な塩分で行うと鼻がツーンと痛く感じないので大切。
最初は塩分濃度を計算して作ってみるのが良いかと思います。そのほうが安全ですし。
ただ、私の場合は完全に目分量でコップに塩を入れています。
結局のところ塩が少なすぎても多すぎても鼻の奥が若干痛くなる程度なので、多少違ってもそれほど問題に感じたこと無いのですが・・・。
結局のところ一番鼻が痛く感じない程度の塩を入れれば良いのだと思います。少し鼻に入れて塩が少ないと感じたら塩を足して、濃いと思ったら水を足して鼻うがいしています^^; この方法はあくまで私の方法ですのでオススメはしませんが。
最近では鼻うがい用の商品として以下の様なものがあるようですね。初の鼻うがいの場合はこういう商品を使ったほうがよいかも。耳鼻科で相談すると試供品がもらえることもあります。
- ハナクリーンS ハンディタイプ 鼻洗浄(鼻うがい) 150ml
- ハナクリーンα 本格ピストン式 鼻洗浄(鼻うがい) 300ml
- Nasaline (ナサリン) 鼻洗浄器 大人用 (専用塩サンプル10包 + ケース付)
- MOFF 鼻洗浄ボトル ノーズシャワーネティポット (300ML)
- ハナノアシャワー 痛くない鼻うがい (鼻洗浄器具+専用洗浄液300ml)
本格的なネティポットっていう商品に関しては他の鼻うがいと少し違っていて、インドのヨガで行われる鼻うがいを意識して作られたものです。普通鼻うがいというと、鼻から水を吸って口に出す。もしくは鼻に入れて同じ鼻から出す。こういう感じですが、インドの鼻うがいは右の鼻から水を入れたら左から出すんです。反対に左から入れたら右側から出す。
この時に必要な道具がネティポットなんです。
インドのヨガ道場では日の出とともに中庭で鼻うがいをする。なんて話もありますから、かなり昔からインドでは鼻うがいが行われていたのでしょうね。ネティポットは鼻から鼻なので口から出す鼻うがいよりは簡単に出来るという感想もあります。
欧米では鼻うがいは普及していて日本でも5年ほど前から実行する人が増えてきたのだとか。
私が始めたのも5年ほど前からかも。
花粉症の時期には本当に助かってます。
冬場も風邪に引きにくくなった気もします。乾燥ショウガを飲むようになってから更に引きにくくなった気も。
インフルエンザも流行っているそうですし、少し暖かくなってきたら今度は花粉症の季節。
必要かどうかは分かりませんが、私の鼻うがいをご紹介してみました。
重症ならばBスポット療法という手も
ここからは余談ですが、後鼻漏や上咽頭炎の治療に「Bスポット療法」という方法もあります。東京医科歯科大学元教授の堀口先生によって考案された方法で私は『病気が治る鼻うがい健康法』という堀田先生の書籍で知りました。のどちんこの奥の少し上部分の上咽頭に直接、塩化亜鉛やルゴールなどを塗布する方法です。効果は抜群らしいのですがメチャクチャ痛くて大人でも泣くらしい^^;
私は絶対無理!!!のどちんこの奥に綿棒とか入れるって聞いただけで「オエ」っとなりそう。
Bスポット療法を自宅で行う猛者もいるというから驚き。
アストリンゴゾールという海外のうがい薬に「塩化亜鉛」が入っていることから、鼻うがいの時にアストリンゴゾールを混ぜて行う方もいるようです。
決してオススメしているわけではなくて、こういった方法を行っている方々もいるという情報としてお読みいただければと思います。
アズレン鼻うがいに関して参考にしたサイト
【名古屋・昭和区の耳鼻科・高木耳鼻咽喉科医院】
http://www.takagi-jibika.com/illness/treatment.html#illness07
【アズレン系うがい薬の有用性 野口内科 BLOG】
http://jushinkai.doorblog.jp/archives/33264405.html
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