今日の日経情報ストラテジーの記事は面白かったです。
老舗の写真館が結婚式で撮影した写真をネットを使って顧客に選んでもらうようにしたら注文量が2倍以上に増えたという話。
目をつぶっているなどの明らかな失敗写真を除いてネット上へ載せているとのこと。
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「秋山写真工房 プロの写真をそのまま載せて注文2倍に 老舗写真館がネットで“意外な選択”促す」
(清嶋 直樹=日経情報ストラテジー) [2009/05/12]
首都圏のホテル・結婚式場を中心に写真館17店舗を運営する秋山写真工房(東京・港)は2009年3月から、プロカメラマンが撮影した写真データすべてをウェブサイトに掲載する新システム「ピクチャーバスケット」の運用を全店で始めた。顧客が写真を選びやすくしたことでプリント注文枚数が2~3倍に増え、それに・・・
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/JIREI/20090428/329299/
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この話で、共感できたのが、「プロのカメラマンから見れば意外な写真が選ばれることもよくある」というところ。
どうしても、カメラマンって写真の良い悪いを自分で決めることが多いのですが、実はこちらが予想もしなかった写真を選ぶことって実は多い気がします。
人によって選ぶ写真が違うのは、その写真を見るときに、写真の背景(物語)を知っているかどうかってのもあるはず。
カメラマンには、深いところにある事の背景までは読み取れませんからね。
読み取る努力をしなくてはいけないことも仕事では多々ありますが。
確かにそうかもなぁ~。と思った記事でした。
コメント
コメント一覧 (2件)
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ところが
その被写体の子や孫や親戚はその背景(物語)を知らないわけで
本人たちだけが選んだ写真が必ずしも良いわけではないのですよね。
親や親戚とは言え他人ですから
他人から見たら「なんじゃこりゃ?」と思うこともあるわけです。
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名無しさん
たしかに、二人にしか分からない秘密(笑)があって選ぶ写真があったりもするのでしょうね。
結婚式のスライドビデオをボランティアで作ることがあるのですが、その時も、「え?」っていう写真を使ってくれと言われることもたまにあります(~_~;)