今までのカメラではISO1600が限界であったのに対しD700は通常のISO感度設定では6400まで上げることが出来るようになっています。(更に上げることも可能)
これはD3が出たときに大きな反響を呼んだ機能の一つです。
それでいながら、驚くほどの低ノイズ。
そして、その超高感度領域のノイズレスをそのまま引き継いだとされるD700ですが、念のため、D700のISO6400を試してみました。
昨日に引き続き巨匠、岡本太郎氏の作品を恐れながらも被写体とさせて頂きました。
機種 : NIKON D700
露出時間 : 1/20秒
レンズF値 : F5.6
露出制御モード : マニュアル設定
ISO感度 : 6400
自動露出測光モード : 分割測光
フラッシュ : オフ
レンズの焦点距離 : 18.00(mm)
色空間情報 : sRGB
ホワイトバランスモード : オート
レンズの焦点距離(35mm) : 27(mm)
コントラスト : 標準
彩度 : 標準
シャープネス : 標準
岡本太郎記念館の2Fにある太陽の塔です。
サイドに映像が写されるスクリーンがありバックには「黒」、そして太陽の塔は「白」。被写体としてはグッドです。
ISO6400とは思えない黒のしまりです。
ノイズが出やすいところは、完全なアンダー部ではなく、グレー部分。スクリーンにはグレー部がありますが、やはりISO6400とは思えない仕上がりです。
しっかりとD3を引き継いでいるように感じます。
機種 : NIKON D700
露出時間 : 1/20秒
レンズF値 : F5.6
露出制御モード : マニュアル設定
ISO感度 : 6400
自動露出測光モード : 分割測光
フラッシュ : オフ
レンズの焦点距離 : 70.00(mm)
色空間情報 : sRGB
ホワイトバランスモード : オート
レンズの焦点距離(35mm) : 105(mm)
コントラスト : 標準
彩度 : 標準
シャープネス : 標準
上の太陽の塔の写真も驚くほどの低ノイズ。
これは、すでにD3が発売された時点で分かっていたことですが、D3をプログレシップとすればD700はハイアマチュアという位置付けなのでしょうか?
それでいながら、この完成度は驚きです。
D3とほぼ同じものを流用している関係で、30万円弱で買えてしまう訳ですから、かなりお買い得の気もします。
機種 : NIKON D700
露出時間 : 1/40秒
レンズF値 : F5.6
露出制御モード : マニュアル設定
ISO感度 : 6400
自動露出測光モード : 分割測光
フラッシュ : オフ
レンズの焦点距離 : 26.00(mm)
色空間情報 : sRGB
ホワイトバランスモード : オート
デジタルズーム : 153/100
レンズの焦点距離(35mm) : 39(mm)
コントラスト : 標準
彩度 : 標準
シャープネス : 標準
ニコンD700の超高感度撮影 ISO6400でノイズはどのぐらい?
2008年7月26日
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