ミレーレスの時代に突入しましたね。
Z7とZ6の発表を聞いていて完全にそう思いました。
ミラーレスの方が良いか、一眼レフ機が良いかなどという議論は10年後には無くなっているのでは?と思います。
もうニコンも完全に舵を切ったのでしょう。
2020年の東京オリンピックに向けて発表されるであろうD6がDシリーズの最後になると個人的には思います。
FシリーズもF6が最後でしたからね。
DシリーズもD6が最後で良いんじゃないですかね。
まだ、Z7やZ6は使ったことないです。
ただ時代は既にミラーレスの時代に突入していることは前から書いていました。
詳しくは以下へ
「ニコンが新マウントを採用してまでフルサイズの新型ミラーレスを発売するわけは?」
https://digibibo.com/blog-entry-3421.html
日本でも世界でも一眼レフ機の販売台数は右肩下がり。ミラーレスは急激な上昇をしてきています。
これはニコンがZ7/Z6を出したことで更に勢いを増してくることは確実です。
ニコンが次の100年に向けて作り出したミラーレス機。次の時代はミラーレスであることを認めているも同然かと。
Z7やZ6という番号の付け方も今後を匂わせていますよね。
確実にZ1やZ9という今よりも上位機種が控えていることを。
ミラーレスでのフラッグシップ機の出番が気になります。
まさか東京オリンピックを視野に入れた驚きの展開???(それはまだ早いかと思いますが・・・)
ミラーがあることで多くの点でミラーレス機にハンディがありますからね。
ミラーレスであれば視野率なんてものはエントリー機でも100%になるわけで、わざわざ大きく高いプリズムを使う必要はありません。
シャッター時の画像の消失も無くなるわけです。ペリクルミラーなどを使って画像の消失を防ぐ必要はなく、画像が暗くなることも無いわけです。
もちろん、ミラーによるシャッター時のミラーショックもありえませんから、ミラ-アップして撮影するなんて面倒なことはしなくて良いわけです。
長時間露光する場合も、光学ファインダーでは無いのでファインダーから光が入り込んでしまって失敗するなんてこともありえない。アイピースシャッター機構は不必要なわけですよね。
フォーカルプレーンシャッターを使わずに電子シャッターを切ることも可能ですから、サイレント撮影も簡単です。ローリングシャッターの弱点はあるものの静止場面を撮影するのであれば問題ないはず。
電子ファインダーであればファインダー内にメニュー画面を出すことさえ可能なわけです。
ミラーレスのメリットは本当に多いと思います。
以前のニコンのミラーレスが不発に終わったのは一眼レフ機の市場を食わないようにリミットを付けすぎたからであって、本気でミラーレス市場で勝負しようと考えればDシリースは確実に無くなっていくでしょうね。
1999年にDシリースが発売されてから19年。D6の発売が20年目の来年あるとして、デジタル一眼レフの時代は20年だったと後世言われるのでは?
Fシリーズだってフィルム全盛期には終わるとは思われていなかったでしょうがFの発売日である1959年からD1の発売日である1999年までをFの時代とすれば約40年間だったわけです。
ニコンが次の100年間、Zシリーズを発売し続けるのかは分かりませんが、フィルムはF6で終わり、デジタル一眼レフもD6で終わり、ちょうど節目としては良いのでは?
ニコンがデジタルカメラのD1を出したあとも、ニコンはフィルムカメラを発売しています。
F80にNikonUとU2、それにNikon FM3A、そしてD1発売から5年後の2004年にF6の発売です。
それを考えると今回のミラーレス機のZシリーズが発売されたからと言っても5~6年は一眼レフも同時に発売していくのかなと。
遅くとも10年後には完全にミラーレスの時代になっているでしょうね。
今から楽しみです。
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