Nikon D5300はD5200から何が新しくなったのか!比較早見表 Wi-Fi・GPS機能等が搭載

噂通りD5300がNikonから発表となりました!
エントリー機として非常に人気のある5000番台の新発表でネット上も盛り上がっていますが、定評のあったD5200から何が新しく改良されたのか一覧にしてみました。

大きな変更点はWi-FiやGPS機能が内蔵された点や撮像素子がローパスフィルターレスになったこと。そして画像処理エンジンが「EXPEED 4」になったことですが、それ以外にも液晶モニタが大きくなったりファインダー倍率が高くなったりと細かい変化もありました。

D5300の優位点
Wi-Fi・GPS機能が搭載
撮像素子CMOSセンサーがローパスフィルターレス
画像処理エンジンが「EXPEED 4」
☆ ISO感度が12800に
☆ ファインダー倍率 約0.82倍
☆ 内蔵ステレオマイク搭載
☆ 3.2型(3:2)TFT液晶モニター
☆ 外部マイク対応
☆ 全体的に小型軽量に

D5200の優位点
☆ 価格がD5300より安い!
☆ ブロンズ色がある

カメラ本体

D5200

D5300

発売日

2012年12月

2013年11月発売予定

最安価格

最安価格(税込):49800
カカクコム調べ 2013/10/17現在

最安価格(税込):¥80800
カカクコム調べ 2013/10/17現在

カラーバリエーション

ブラック/レッド/ブロンズの三色

ブラック/レッド/グレーの三色
ボディー単体発売はブラックのみ

Wi-Fi(無線LAN)

無し

IEEE802.11b、IEEE802.11g

GPS機能

無し

カメラ本体に内蔵

ファインダー仕様

ファインダー倍率 約0.78倍

ペンタミラー(ペンタプリズムと比べるとファインダー内が暗い傾向がある)

ファインダー倍率 約0.82倍

ペンタミラー(ペンタプリズムと比べるとファインダー内が暗い傾向がある)

視野率

上下左右とも約95%

上下左右とも約95%

有効画素数

2410万画素

2416万画素

撮像素子

23.5×15.6mmサイズCMOSセンサー
ニコンDXフォーマット

光学ローパスフィルターレス仕様
23.5×15.6mmサイズCMOSセンサー
ニコンDXフォーマット

記録画素数

6000×4000ピクセル(サイズL)
4496×3000ピクセル(サイズM)
2992×2000ピクセル(サイズS)

6000×4000ピクセル(サイズL)
4496×3000ピクセル(サイズM)
2992×2000ピクセル(サイズS)

画質モード

RAW 14ビット(圧縮)
JPEG-Baseline準拠
圧縮率(約):FINE/NORMAL/BASIC
RAWとJPEGの同時記録可能

RAW 12ビット/14ビット(圧縮)
JPEG-Baseline準拠
圧縮率(約):FINE/NORMAL/BASIC
RAWとJPEGの同時記録可能

記録媒体

SDメモリーカード
SDHCメモリーカード
SDXCメモリーカード

SDメモリーカード
SDHCメモリーカード
SDXCメモリーカード

連続撮影速度

最高約5コマ/秒
1/4000~30秒(1/3、1/2ステップに変更可能)、Bulb、Time(別売のリモコンML-L3使用)

最高約5コマ/秒
1/4000~30秒(1/3、1/2ステップに変更可能)、Bulb、Time

ISO感度

ISO 100~6400(1/3ステップ)
ISO 6400に対し約0.3、0.7、1、2段(ISO 25600相当)の増感、感度自動制御が可能

ISO 100~12800(1/3ステップ)
ISO 12800に対し約0.3、0.7、1段(ISO 25600相当)の増感、感度自動制御が可能

測光方式

2016分割RGBセンサーによるTTL開放測光方式

2016分割RGBセンサーによるTTL開放測光方式

AF方式

TTL位相差検出方式:フォーカスポイント39点
(うち、クロスタイプセンサー9点)

クロップ機能は無し。

TTL 位相差検出方式:フォーカスポイント39点(うち、クロスタイプセンサー9点)

クロップ機能は無し。

AFカップリング
(機械的AF駆動が出来るかどうか)

無し
オートフォーカス可能レンズに限定あり
AF可能レンズ:AF-SおよびAF-Iレンズ

無し
オートフォーカス可能レンズに限定あり
AF可能レンズ:AF-SおよびAF-Iレンズ

画像処理エンジン

「EXPEED 3」

「EXPEED 4」

調光方式

2016分割RGBセンサーによるTTL調光制御

2016分割RGBセンサーによるTTL調光制御

フラッシュ
同調速度

X=1/200秒以下の低速シャッターで同調

X=1/200秒以下の低速シャッターで同調

動画機能
・記録画素数/フレームレート

記録画素数/フレームレート:
1920×1080(60i(59.94fields/s)/50i(50fields/s))
(センサー出力は、60iは約60コマ/秒(fps)、50iが約50コマ/秒(fps)です。)

1920×1080:30p/25p/24p
1280×720:60p/50p
640×424:30p/25p

60p:59.94fps
50p:50fps
30p:29.97fps
25p:25fps
24p:23.976fps

内蔵ステレオマイク搭載
1920×1080:60p/50p/30p/25p/24p
1280×720:60p/50p
640×424:30p/25p

60p:59.94fps
50p:50fps
30p:29.97fps
25p:25fps
24p:23.976fps

最長記録時間

29分59秒

29分59秒

液晶モニター

3型TFT液晶モニター
約92万ドット(VGA)
バリアングル方式、視野角170°、視野率約100%
明るさ調整可能

3.2型(3:2)TFT液晶モニター
約104万ドット
バリアングル方式、視野角170°、視野率約100%、 明るさ調整可能

外部マイク機能

ステレオミニジャック(φ3.5mm)

ステレオミニジャック(φ3.5mm)
ステレオマイクロホン ME-1(別売)使用可能

電源

Li-ionリチャージャブルバッテリーEN-EL14
ACアダプターEH-5b(パワーコネクターEP-5Aと組み合わせて使用)(別売)

Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL14a
ACアダプター EH-5b(パワーコネクター EP-5Aと組み合わせて使用)(別売)

電池寿命
(撮影可能コマ数)

約500コマ

約600コマ

寸法
(W×H×D)

約129.0×98.0×78.0mm

約125×98×76mm

質量

約555g(バッテリーおよびSDメモリーカードを含む、ボディーキャップを除く)

約505g(本体のみ)

約530g(バッテリーおよびSDメモリーカードを含む、ボディーキャップを除く)

約480g(本体のみ)

色々と細かい変更点はあるのですが、やはりポイントが高いと思うものが

Wi-FiとGPSが本体内蔵になったことでしょうか。

Wi-Fi機能専用アプリケーション「Wireless Mobile Utility」を使うことで撮影したデータをワイヤレスでスマホのカメラロールに取り込んだり、スマホ側の画面でカメラのライブビューを見ながらリモート(ケーブルレス)でシャッターを切ったり出来ます。

今までも一部のカメラでは外部アクセサリを装着すれば使える機能だったのですが、本体に内蔵されているのは非常にポイントが高いですよね。

カカクコムでの価格が80800円と言うことで現在のD5200と比べると高く感じます、D5200の発売当初のカカクコムでの価格は78926円でした。それを考えるとそれほど高くないようです。
Wi-FiとGPS機能が付いていることを考えるとお買い得感があります。

実際に使ってみないと使い心地は分かりませんが、是非使ってみたい機種です。

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この記事を書いた人

Orcaのアバター Orca 管理人

Nickname : Orca   
Gender : man 
My job : Photographer,Drone Pilot

CERTIFICATION
アドビ認定Photoshopエキスパート(ACE)
JUIDA無人航空機操縦士
第二級陸上特殊無線技士
アマチュア無線技士

プロフォトグラファー歴20年になります。ブログ歴は15年。写真やドローン関連を中心に気になる情報を備忘録として書いております。
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