デジタル@備忘録


Nikon Z9でのエラー表示とセンサーゴミ対策について

エラー表示「何らかの異常を検出しました。シャッターボタンを押してリセットして下さい。」


Nikon Z9を使い始めて約4ヶ月が経ちました。
光学ファインダーに慣れ親しんだ身としては、まだまだ慣れず早朝や深夜での撮影では戸惑うことも多いですが、体に覚えさせないといけないですね。

ただ全体的に驚くほど優秀で、Dシリーズで持っていた不満点を可能な限り払拭してくれた究極のカメラという感想です。
もちろん、肌色の表現やノイズの乗り方など、ちょっとクセがあるなぁという気もしますが、全体的には過去のカメラを遥かに凌駕する使いやすさかと。

ただ、突然ファインダーに「何らかの異常を検出しました。シャッターボタンを押してリセットして下さい。」と表示されたときには焦りましたが・・・。
今までDシリーズで過去にこの手の表示を見たのは1度だけ。

D1だったかD2だったか、初期のころのDシリーズでモニタが画面に「このカードは使用できません」と表示されて以来のことだったので、ちょっと焦りましたが、何も問題無くリセットされリスタート出来たので安心しました。

ネットで検索してみると、このエラー表示はDシリーズやVシリーズでもあったようです。出る頻度が多くなりシャッターが切れなくなるケースもあるようで、今後度々エラー表示が出るようであればメーカー修理が必要なのかもと少し心配はしています。

ネットでのエラー表示の記事を読むとミラー周りに起因しているものが多数あった感じですがZ9にはミラーは無いですからね。不具合の起因は「センサーシールド」辺りなのかも?
センサーシールドが引っ掛かってエラーになることはあるらしいとの話は聞いたことがあるので、「センサーシールド」を思い切ってOFFにしてしまうというのもアリなのかもと思っています。


イメージセンサーに付着するゴミはセンサーシールドで一定程度は予防できるが


さて、4ヶ月使っていて気になる点が一つ。
それはセンサーのゴミ問題。

年々画素数は増えていく流れの中で、センサーのゴミも目立ちやすくなってきているのか、Z9に関してもDシリーズと比べゴミが目立つように思います。

Nikon Z9はメカニカルシャッターレスカメラですが、実はシャッター幕が付いています。
正確にはシャッター幕ではなく「センサーシールド」です。

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セットアップメニューの「電源OFF時のセンサーシールド」設定をONにすると、シャッター幕に酷似した「センサーシールド」が使えるようになっています。

名前の通り、撮像素子センサーを保護するためのシールド幕です。
一眼レフカメラと違いセンサーが奥まっていないので不用意に触れてしまうことやゴミが入り込むことを一定程度防ぐ効果があるのかと思います。

一眼レフと比べるとセンサーが非常に手前側にあるので、ふとした瞬間に触ってしまう危険性はあるのかもしれません。

ゴミ付着予防効果としての機能としては、完璧を期待しない方が良いのかな、というのが個人的な感想。
もちろん、かなり予防されているのかと思いますが、過信してはダメということ。


ゴミ予防というよりも、屋外で風が強い時や粉塵が舞っていそうな場所で仕方なしにレンズ交換せざるを得ないケースなどには非常に心強さを感じます。
センサーシールドが付いているからと言ってセンサーにゴミが付か無くなるのか、といえば、それは無いです。

一眼レフカメラと比べてミラーレスはゴミが付きやすい印象を受けます。


センサー部のゴミはブロアーで簡単に飛ばすことが可能


そこでNikonの技術の高さを感じられたのが、センサー部のコーティング技術。
これは本当に凄いです。

ブロアーで軽く空気を当ててあげるだけで、本当に驚くほど簡単にゴミが吹き飛ばされ、容易にゴミを落とせるようになっています。

過去のD5などのDシリーズのセンサーとは全く違う感じです。以前のセンサー部分はゴミが貼りついてしまって、ブロアで拭いても中々取れない印象でした。貼りついている原因が静電気なのか何なのかは分かりませんが、取るのに苦労していました。

以前は、ゴミが取れない時にはクリーニング液を染み込ませたセンサークリーニングスワブを使用して、ビビりながらセンサーを拭いていたりしました。
もちろん定期的にプロサービスセンターの方に機材チェックとセンサークリーニングをしてもらうものの、その間についてしまったゴミについては自分で取り除かなくてはいけませんから。


ダブルコーティングで圧倒的にゴミが落ちやすい


プロサービスセンターの人がいうには、センサー部のコーティングが段違いにゴミが落ちやすいように改良してあるとのことで、それは非常に実感できます。
段違いにゴミが簡単に取れる印象です。

メーカーホームページによれば、イメージセンサー前の光学フィルターに、世界初のダブルコートを採用したとのこと。光学フィルターの上に一層目の導電コート、二層目にフッ素コートがコーティングされていて、圧倒的にダストの付着が軽減され、かつゴミを飛ばしやすくしている感じです。

ブロアーで拭いた時には、確かにスルスルっとゴミは吹き飛んで行く感じです。
これには驚きました。さすがニコン。

もちろんZ9にもカメラ機能のセットアップメニューには「イメージセンサークリーニング」機能が付いていて、メニュー内から実行させることも、電源スイッチに連動させて、電源OFF時に都度イメージセンサークリーニングを実行させることも可能です。

詳しい技術的なことは分かりませんが、超音波振動とかでゴミを落しているような話は聞いたことがあります。
もちろん、この「イメージセンサークリーニング」機能で多くのゴミは落ちているのでしょうが、落ち切らないゴミが残るんですね~。残念ながら。


センサーのコーティングが良くなってゴミが落ちやすくなったとは言っても、微細な振動だけでは落とせないゴミはもちろんあるんです。

ただブロア一発で簡単に落ちるので安心です。
反対に現場にブロアが無いとどうにもならないので、出張撮影の時などはブロアを持参した方が良さそうですね。

一眼レフ時代はなるべくエアダスターは使わずにいました。
というのも、センサー部にエアダスターを使うことは以前は推奨されていなかったようです。私もそう教えられてきました。
ただ今ではエアダスターを使うことは禁忌では無くなった印象です。
Z9に関してはエアダスターを使うまでもなく手で握って使用するブロアーで十分ゴミを落とすことが可能。ただブロアーで飛ばすことが出来なければ、私の対策としてはエアダスターで一瞬だけ空気を当ててあげる方法になりそうです。

センサーシールドは気休め程度の効果と思って、撮影後や撮影前にはブロアーを使ってゴミを落とすことを習慣化させた方が良い気がします。

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Orca
Posted byOrca


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