Nikonの新型AF-S80-400mmレンズはズームした時に旧型とこんなに違う! 改善点の的確さに唸った!

レンズの描写に関してはテレ側でもワイド側でも全てにおいて旧型を完全に凌駕する新型80-400mmレンズですが、外見に関してもズーミングした時に全然違った姿を見せてくれます(^^♪

レンズカタログにはズームをしてない状態でしかお目にかかれないのですが、旧型の80-400mmレンズはズームすると少し不恰好というか、77mm口径の良さが伝わってこない貧弱なイメージがありましたが、新型のAF-S80-400mmレンズはズームした時に同筒の太さが変わらずイメージ的にも結構良い感じです♪

もちろんワイド側の状態では下の写真のようにとてもスマート。
ただ、大きく変わった点があるんです。分かりますか?

それはズームリングとピントリングの位置が逆になっているんです。

旧型は手前にズームリング。レンズの先にピントリングです。
反対に新型は手前にピントリングでその先にズームリングです。

でもこれって理にかなっているんです。
ナゼか???

それはズームした時にレンズの重心が当たり前ですが前に動きます。
旧型のレンズはズームした時にレンズの重心が前に移動するのに手で支持している部分はレンズの後ろ。これではバランスが悪いんです。非常にアンバランスな安定しにくいレンズでもありました。

しか~~~し!
新型の80-400ではズームリングが前方に移動したことによって、ズームした時の急激な重心移動に対しても体が違和感を覚えません。
非常に理にかなった改善点です!!!

レンズの描写の違いに関しては前回のエントリーで少し書きましたが、レンズの描写の違い以外にもコレほど大きく変化した新型の80-400mmレンズ!これは本当に素晴らしいレンズだと思います。
個人的には多用したいレンズの一本に入るかも。

また最近書いたエントリー
脅威の進化を遂げた最新型のNikon 80-400mmズームレンズの新旧比較をテストしてみました。
ここでは絞りF値の違う画像やシチュエーション別に比較画像を載せています。

70-200の描写には叶わないかもしれませんが、200mmじゃ足りない!って時にはカメラカバンに入れておきたいレンズになりそうです。70-200に×2.0テレコン付けるよりは絶対に良さそうです。

やはり10年間もユーザーを待たせただけあって、中途半端な作りはしていないようです。
10年待たせたユーザーに「良いじゃん!このレンズ」と言わせるだけの改良が詰まっているレンズだと思います。

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この記事を書いた人

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