フリーの画像ノイズ除去ソフトなら「Neat Image」のデモ版! 正規日本語版マニュアルも
写真の無料ノイズ除去ソフトはNeat Imageが便利
写真のノイズ除去ソフトとして定評があり多くのフォトグラファーに使われている「Neat Image」という素晴らしいソフトがあります。
プロカメラマンならば一度は使ったことがあると思います。
2020年現在においてもPhotoshopのノイズ除去を凌ぐ性能となっています。
また2020年11月にアップデートされ新しいバージョンのホストアプリケーションのサポートが追加されました。2020年12月現在でのバージョンはNeat Image 8.6 になります。
- Adobe Photoshop 2020(バージョン22.0)(Windows、Mac)
- Adobe Photoshop Elements 2021(Windows、Mac)
- Corel Photopaint 2020(Windows)
- Corel PaintShop Pro 2021(Windows)
このソフトは画像のノイズ除去をほぼ自動で行なってくれる優れもの。
通常版は40ドルでプロ版は70ドルほどしますが、実はフリー(無料)で 使用出来るデモ版があります。
MacでもWindowsでも使えますし、有料版であればフォトショップのプラグインとして使用することが可能です。
今回紹介するのは無料で使えるデモ版ですが、デモ版とは名ばかりで、実は多くの機能をフリーで問題なく使用することが出来ます。
もちろん機能制限もありますがフリー版とは思えないほど素晴らしい使い勝手です。
ノイズの除去性能に関しては折り紙つき!
以下の薔薇の写真のように多くのノイズがある画像も「Neat Image」を使えば右半分のようにノイズが綺麗に消えます!
デモ版のダウンロードはこちら
https://ni.neatvideo.com/download
デモ版の制限と使い方は以下からどうぞ。

・商用利用は不可
・JPEG圧縮は一定の高品質レベル(スケール1〜100の91)に固定される
テキストで書くと上記のような制限があります。
昔と比べると制限が少しゆるくなった感じです。
以下に使い方を簡単にまとめてみました。
ソフトをインストールすると左のような画面が開きます。
まず最初に任意のフォルダーから画像を開きます。
画像を選択すると左のキャプチャー画面のように選んだ写真が表示されます。
目的の画像が開きましたらDebice Noise profileをクリックします。
すると画面のようにAuto Profileというボタンが表示されますので、これをClick。
このボタンを押すと画像内のノイズを自動で解析し、その画像に適したプロファイルを作成してくれます。
青い四角で囲われている部分を解析していますよとソフトが教えてくれています。
この四角部分は手動で任意選択することも可能ですが基本はAuto で問題無いと思います。
次に具体的なパラメータの使い方を説明します。
まず「Noise Filter Settings」ボタンを押してみてください。
「Noise Filter Settings」を押すと上のような画面になります。 |
最後に
「Noise Filter Settings」ボタンの右にある「Outoput Image」ボタンを押すと左の画面に変化します。
左上にある
「Save output image」をClick。
任意のフォルダーへ保存することが出来ます。
この時にデモ版はJpg形式での保存に限定されます。
またJpgの圧縮率は変更できません。
しかし圧縮率はそれほど低くなく実用範囲内です。
最初の保存時のみ左のような注意表示が現れます。
ここに書かれているのは、デモ版の機能制限に関しての文言ですので、確認したらOKを押して大丈夫です。
これでノイズ除去された画像が保存されました。
とても素晴らしいソフトなのに、フリー版を提供してくれている太っ腹に驚きです。
カメラの性能が高くなってきているので、ノイズに悩まされることは減っているかも知れませんが、是非一度試してみて下さいね。
性能の高さに驚くはずです。
ちなみに、最後の画面で出てきたデモ版の機能制限に関しての文言は以下。
The Demo edition ot Neat Image is limited in the following way:
it will only save the output images in the lossyI JPEG format;
the JPEG quality is not adjustable. it is fixed at a high quality level;
the metadata of input images (EXIF. IPTC. ICC. etc.) are not preserved in output images`
The editions of Neat Image do not have the above limitations.
They provide a way to adjust the JPEG compression and to save in lossless format
(TIFF). The nonDemo editions also fully preserve the metadata in output images.
簡単に訳すと
デモ版のNeat Imageは次のように制限されています。
JPEG形式で出力画像を保存します。JPEGの圧縮率は調整出来ません。
圧縮率は高品質のレベルに固定されています。
入力画像に含まれるEXIF、IPTC、ICCなどのメタデータは出力画像の中に保持されません。
と、こんな感じでしょうか。
読んで分かるように、特に問題は感じません。ここに書かれている以外にも、バッチ処理に関しての制限やドラッグアンドドロップで画像を読み込めないなど、いくつかの機能制限がありますが、プライベートで使うにあたって特に不便は感じないと思います。
詳細は上記のキャプチャ画像を御覧ください。
また、あまり知られていませんが、実はNeat Imageには日本語マニュアルが存在します。
日本語マニュアルは正規版なんですがNeat Imageサイトから現在リンクされていません。
なぜかと言うと現在のバージョンでは無くバージョン4.2という昔のバージョンのマニュアルだから。(2005年のマニュアルになります)
ですが、基本的なソフトの考え方や使い方は大きな変化はありませんので、英語が苦手な方には、このマニュアルは非常に有用だと思います。
ソフトが気に入ったら、こちらのマニュアルも読んで使い込んで見て下さいね。
Neat Image日本語マニュアル
http://www.neatimage.net/files/NIUGv4.2JP.pdf
デモ版のダウンロードはこちら
https://ni.neatvideo.com/download
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