LightRoom5から搭載された新機能の一つ! 歪みの自動補正が非常に便利だったのでご紹介します。
カメラの持ち方って人によってクセがあって、右肩上がりだったり、下がりだったり・・・。実は無意識のうちに水平をとっているつもりでも水平が保たれていないことって多いと思います。
私も意識しないと段々と写真が右肩上がりになってしまって水平が取れていないことが多々あります。
仕事柄ノーファインダーで撮影することも多いのですが、そんな時も水平を意識していても、どうしても傾いてしまうもの。
そんな写真をボタンひとつで水平や、さらに歪みまで直してくれるのがLightRoomの「Uprightテクノロジー」を使った技術。
詳しいテクノロジーは良く分かりませんが、画像から歪んだ水平線と垂直線を検出して、自動で画像の歪みを補正してくれます。
色々な画像を使って試してみたので、簡単にご紹介していこうと思います。
例えば下の写真。
LightRoomのレンズ補正に追加されたUprightの操作画面。
・水平方向
・垂直方向
・フル
・自動
これらが選べるようになっています。
最初に水平方向を押してみると・・・
写真の曲がりが綺麗に直っています。
次に垂直方向を選んでみます。
すると、遠近法を用いた感じで垂直も出されています。
アオリまで自動で行ってくれるとは驚きです。ただ水平方向と違って、画像を伸ばしたり縮めたりしているわけですから多少の無理は生じていると思われます。
次に水平及び垂直の遠近法の補正を適用させる「フル」を選んで見ました。
こちらは結果ですが、なぜかこんな感じに・・・^^;
最後に残った自動モード。
こちらは、水平も垂直も補正されていますが、垂直に関しては多少ゆるめに補正されていました。
想像ですが、画像に無理がなるべくかからないようにしているのかも。
他の画像でも色々と試してみました。
結構楽しいかも。
今までだったら面倒だった垂直の補正もボタンひとつですからね。補正するかどうかは別としても、機能としては便利ですね~。垂直や自動は多用しないとしても、水平ボタンは一括適用させたいぐらい使い勝手が良さそう。
以下は色々な曲がりのある写真に「Uprightテクノロジー」を適用させたものです。
以下のマンションの写真は特に適用後の違いが分かりやすいと思います。
実際には補正しないと思いますが、魚眼レンズで撮影したものも補正してくれました。この補正結果には驚き。
色々な写真で試してみたくなる新機能です。
水平以外の機能は多少画像に無理が生じているでしょうから、その点だけは注意して使えば非常に強烈なサポートツールになるかと。
ますますPhotoshopを使うよりもLightRoomだけで画像補正が完結していく流れになってきましたね。
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