共同通信が裏焼きをした写真を配信したとして本日謝罪をしたんですが、これってフィルムを経験してない世代の人が増えてくる今後はさらに増えるかも・・・。
寛仁さまの写真を誤配信 共同通信社 |
2012.6.7 11:07 |
共同通信社は6日に亡くなられた三笠宮家の長男、寛仁さまの成年式の写真を、左右が逆となる裏焼きで配信した。7日付朝刊に掲載した新聞社の読者から指摘を受け、直ちに写真を取り消した。 成年式は昭和41(1966)年1月に行われた。当時代表撮影された写真を平成20(2008)年10月にネガからデータベースに取り込む際、裏焼きで登録していた。 吉田文和・共同通信社編集局長は「報道機関として絶対に許されないミスを犯しました。寛仁さまとご家族、関係者の皆さまに深くおわび申し上げます。原因を調査し、再発防止に努めます」とのコメントを出した。 |
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産経ニュース 記事URL :http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/120607/ent12060711080006-n1.htm |
フィルム世代の方なら一度は経験がある「裏焼き」
カメラマンじゃない方には何が何だかよく分からない話題かもしれません。
フィルムを印画紙に焼き付ける時に気をつけるフィルムの表裏。
これを間違えて怒られた経験を持っている人も多いのでは?私もその一人です。
今回問題になった写真は、寛仁さまの成年式の写真なんですが、寛仁さまが笏を持っている手が逆だったので見る人が見ればすぐにおかしいと気がついたのかも知れません。
笏って両手で持つ時以外は基本は右手で持つものらしいです。着ている服も重なっている部分がよく見ると逆のような・・・。
スキャナでフィルムをデジタル化したのでしょうから、おそらく流れ作業的にスキャンしていたのでしょうね。
これって、フィルムの表裏を気をつける習慣がついていないデジタルカメラしか経験の無い世代の人が作業していたら発生確率が高くなりそう。
これからはフィルムを使ったことがない人がどんどん増えるでしょうから、新人さんには一応フィルムの基本ぐらいは教えておいたほうが良いかも知れません。
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