ドローンを飛ばしている人なら、一度は国交省のサイトで迷子になったことがあると思います。
飛行ルール、機体登録、技能証明、許可・承認、DIPS、飛行日誌……ページがとにかく多い。しかもそれぞれのページの中に「お知らせ」がずらっと並んでいて、何が新しくなったのか、自分に関係ある話はどれなのかが、見ただけでは分かりません。
法令や手続きの話なので、見落とすと困るのは自分です。でも毎日全部のページを見に行くのは、正直つらい。
まず「更新があったことを確実に知る」だけに絞った
そこで考え方を切り替えました。理解するのは後でいい。まず、変わったことを確実に知る。
作ったのは、国交省の関係ページ12件を1日に3回(今は8時・15時・20時)自動で見に行き、前回と違うところがあればLINEに知らせてくれる仕組みです。どのページを見ているかは、記事のいちばん下に一覧を載せました。
ページの文章を丸ごと保存しておいて、次に見に行ったときに前回分と比べる。違いがあれば、その部分だけを抜き出して通知する。仕組みとしてはそれだけです。
最初の版は、届いても分からなかった
ところが、最初の版はいまいちでした。
LINEに長い文章を流しても読めないので、「更新を検知しました」の簡略版と、変更前・変更後を並べた詳細版の2通に分けて送っていました。それでも、届いた通知を読んで「で、何が変わったの?」となる。
たとえばこれ。

変更前と変更後を見比べても、違いは「NEW!!」の表示が消えただけ。中身は何も変わっていません。こういう見た目だけの変更でも律儀に2通届くし、本当に中身が変わったときも、結局サイトを開いて自分で読み直さないと詳細が分からない。「更新があった」は分かるが「何が変わったか」は分からない状態でした。
AIに「要点・影響・次にすること」を書かせたら、かなり変わった
ここにAIを入れました(2026年7月)。差分の文章をそのままAI(Gemini)に渡して、【要点】【影響】【次アクション】の3つだけを書かせます。

これは実際に届いたものです。国交省の無人航空機ヘルプデスクの電話番号が変わった、というお知らせ。ページの下のほうにある問い合わせ先の1行が差し替わっただけで、毎日ページを見ていてもまず気付きません。しかもこの日は、同じ変更が5つのページに同時に入っていました。それが「電話番号が変わった。受付時間は変わらない。問い合わせるときは新しい番号へ」と、1通にまとまって届く。
通知の下には、変更箇所の抜粋(削除された行と追加された行)も付けています。AIの要約はあくまで読む入口で、根拠になる差分は必ず一緒に届くようにしています。
あわせて、「NEW!!」の付け外しや空白の違いだけで中身が同じ変更は「軽微」として仕分け、法令・改正・技能証明・機体認証といった語を含む変更は「重要」として見出しに出す、という仕分けも入れました。
「次にすること」は書かせないことにしました
9月に入って、AIに書かせるのを【要点】【影響】の2つだけにしました。画像②に写っている【次アクション】は、今は出していません。
「次に何をすればいいか」まで書くと、国交省の指示のように読めてしまう。飛行してよいか、手続きが要るかは原文を見て自分で決める話なので、そこまでは書かせないことにしました。AIへの指示にも「手続の要否や飛行の可否は書かないでください」と入れています。
何をするかは、一緒に届く変更箇所の抜粋と元ページを見て決めてもらう形です。
見た目だけの変更の扱いも、同じときに変えました。画像①のように「NEW!!」が消えただけで中身が同じものは、当時は届いていましたが、今は通知しません。比較用の基準だけ静かに更新します。中身が変わっていれば、「軽微」でも通知は届きます。画像②の電話番号の変更がそれです。
気を付けていること
- AIの要約は補助です。 制度の話は読み違えると実害があるので、通知には必ず差分と元ページのURLを付け、判断は原文で確認するようにしています
- AIが使えないときも、「変更があった」という通知自体は止まらないようにしています
- ページが読み込めなかったときも、そのことが分かるようにしています(管理者の私にだけ届きます)。「静か=更新なし」と「静か=壊れている」を区別するためです
- 通知にも記事にも、出典が国土交通省ウェブサイトであることと、AIで要約したもので公式発表ではないことを必ず書き添えています
今は、LINEとこのサイトの両方に出しています
9月から、友だち追加した人をこちらで承認したあとだけ届く形にしました。LINEの無料枠の都合です。無料枠はすぐに上限に達してしまい、枠を増やすには私が有料プランに切り替えるしかありません。それで今は人数を限っています。
ただ、同じ内容はこのサイトの「国交省ドローン情報の更新」にも載せています。LINEでなくても、ここを見てもらえれば更新は確認できます。こちらは人数の制限がありません。
もし「このページの更新を知りたい」「こういう通知なら欲しい」があれば、教えてください。国交省のどのページで一番困っているか、聞いてみたいです。
見ているページ(12件)と出典
- 無人航空機の飛行ルール
- 無人航空機の登録制度
- 機体認証等
- 無人航空機操縦者技能証明等
- 飛行許可・承認
- 飛行計画の通報・飛行日誌
- 事故報告等
- USP制度
- 飛行カテゴリー
- 飛行空域・飛行方法
- ドローン情報基盤システム(DIPS)
- よくあるご質問及び資料
出典:国土交通省ウェブサイト(上記の各ページ)
記事の画像に写っている国交省ページの文章は、更新をお知らせするために差分から抜き出したもので、原文そのものではありません。 AIによる要約も同じです。内容は必ず元のページでご確認ください。

コメント