Photoshopでチャンネルを使用してマスクを作って画像補正(レタッチ)することのメリット
写真のレタッチで大幅な改変?というか合成や切り抜きではない画像の色補正や明るさ補正をする場合ってマスクをどうやって作成していますか?
ベジェ曲線を上手く引ける方はペンツールを使ってマスクを作る方もいるでしょうし、自動選択範囲ツールなどを使って作る方もいますよね。
なんと行っても一番は「なげなわツール」だという方もいらっしゃるかと思います。
いずれにせよ、画像の調整を行う際にはどれだけ綺麗なマスクを作ることができるか。これがキモだと思います。
なげなわツールやペンツールなどを使ってマスクを作るのは多少の手間が必要です。それに選択範囲とそれ以外の境界線が処理によっては目立ってしまうこともあります。選択後にボカシを入れることでグラデーションにすることは可能ですが、そのグラデーションが反対に悪さをしてしまうケースもあります。
比較的なめらかに短時間でマスクが作れるものとしては「色域指定」があります。これは非常に便利で短時間にある程度使えるマスクを作ることが可能です。
ただ作成したマスクをみるとグラデーション部分が結構キツイんですよね。そのまま使用すると境界線が目立つ場合が多いです。仕方ないのでボカシを入れて使用するわけですが、これはこれで完全ではありません。
ということで、グラデーションが綺麗であり短時間で作れるマスクはチャンネルなんじゃないかと個人的には思うんですね。
チャンネルってウィンドウのチャンネルにあるレッドチャンネル、グリーンチャンネル、ブルーチャンネルのアレです。クイックマスクが収納されるチャンネルといった方がピンと来る方も多いかな。
チャンネルをCtrl(Command)を押しながら左クリックするとチャンネルの輝度を選択できます。それをマスクとして使用します。
ただ単に輝度を選択して使うだけだと用途が限られてしまうのですが、使い方によっては高彩度部分だけのマスクを作ったり、有彩色部分のマスクや無彩色部分のマスク、ハイライトとアンダー部分をマスクして中間調のみを違和感なく選択するマスクなんてのも作れます。もちろん赤系統や緑系統、青系統の部分を境界線が目立たないように選択するマスクも作れます。
画像処理を短時間で終わらせるために試行錯誤にてチャンネルマスクを作って使用しているのですが、多くの写真はアクションに収納したこれらのマスクで、ほぼ事足ります。
マスク切るのが面倒だなという方は、ぜひチャンネルマスクにチャレンジしてみて下さい。
時間があるときに、このブログでもその一部をご紹介できればなぁと思っています。
- 関連記事
-
-
フリー画像を勝手に100枚もストックフォトサイトで販売!?
-
「アップするだけ」の写真販売サービスや落合陽一氏へのインタビュー記事などの紹介
-
フリーソフト「縮小革命」が公開。Exifの削除や透かし合成などもあわせて行える画像一括縮小ソフト
-
超広角4.9mm!! 画角270°のモンスター級魚眼レンズ C-4 Optics 4.9mm など
-
Nikon D850は8月15日発表という噂が出ていますね。詳細スペックも流れているので・・・
-
ぐるぐるレンズでの撮影 まだまだ楽しめそう(^^♪
-
ミラーレス人気が一眼レフを超えたのは日本だけ?世界のデジタルカメラ市場の今を読む
-
ブログエディタのOpen Live Writerを日本語化する方法(パッチが公開されていました)
-
2019年版ping送信先一覧 あなたのping送信先は生きてる?ブログのアクセスアップは出来てますか!?
-
シャッタースピードと絞りそしてISO感度の違いによる写りの変化が理解できるビギナー用カード
-