オリンピック競技(競泳)の決定的瞬間を捉えた歴史的な水中写真 Michael Phelps vs. Milorad Cavic
2012年08月02日 公開
今や伝説となっている世界的なフォトグラファーHeinz Kluetmeier氏が撮影した決定的瞬間の写真を覚えていらっしゃるでしょうか?
アメリカのマイケル・フェルプス選手が好きな人は覚えているかな?
それは2008年北京オリンピックでの100Mバタフライの決勝!
Michael Phelps vs. Milorad Cavicの歴史的レースの結果を決定づけた一枚の写真があります。
1/100秒差でMichael Phelpsが7つ目の金メダルをゲットした瞬間です。
50.58秒と50.59秒という僅差での勝利。それを決定づけたのがHeinz Kluetmeier氏が撮影した下の写真です。
下の4枚のサムネイル写真を見ると最後のストロークが勝負を決したことが良く分かります。
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昨日書いた記事内でも書きましたが、世界で初めて競泳プール内に水中カメラを設置したのもHeinz Kluetmeier氏。
オリンピックで投入されたロボット水中カメラ!競泳のプール内を撮影してるデジタルカメラ
オリンピックの競泳をNHKを見ていると水中から撮影している映像が出ていますよね。もちろん使われているのは水中で使用できるムービカメラです。ムービーの世界だけでなく、スチールの世界でも水中に設置されているデジタルカメラがあります。...
さすが伝説的な世界的フォトグラファーの写真らしいですね。凄い。
現在行われているロンドンオリンピックでも現役フォトグラファーとして活躍中です。
撮影した写真はゲッティイメージズで配信されていて購入することも可能です。
先ほど紹介したHeinz Kluetmeier氏の歴史的な写真ですが、実はレースに納得行かなかったMilorad Cavicを納得させた写真としても有名です。
この写真をみて、Milorad Cavicは自分の負けを認めたのだとか。
後日、Michael Phelps と Milorad CavicはHeinz Kluetmeier氏の撮影した決定的瞬間の写真に2人で署名したそうです。
その署名された写真の複写コピーが売られていたりします。
まさに伝説となった歴史的一枚でした。
今回のオリンピックでは、どんな歴史的な一枚が撮影されるか楽しみですね。
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