先週末にアメリカのサイトで取り上げられて、あまりの凄さに大反響を巻き起こした画像保存の新フォーマット規格候補であるBPG。
今までもJPEGにとって変わろうとする新フォーマットの規格は数々ありました。MozjpegやJPEG2000など。
JPEG2000なんかはよく知られていますよね。
でもJPEGの利便性や既に広まっている現実を考えると結局はJPEGから未だ変わっていないのが現実です。
しかし、今回話題になっているBPGを見るとスマートフォンなどではJPEGに変わってBPGを新フォーマットとして採用してほしいと思ってしまいます。
実際にどの程度の差があるかご覧になれば一目瞭然。
例えば下の写真。
左側がMozjpeg 右側がBPG
同じデータサイズまで圧縮しているのですが画質の差は歴然です。
下の写真がオリジナル画像との比較。
データサイズは圧倒的な差がありますが画質の差は圧倒的ではないですよね~。これは本当に驚きです。
左がオリジナル画像 右がBPG
1499KBと22KBの比較がこんなに肉薄してていいの?と思ってしまうほどの凄さ。
他の画像でも比べてみましょう。
下の写真もJPEGで高圧縮した時特有のブロックノイズが出ていますが右側のBPG圧縮では非常に滑らかです。
下の写真がオリジナルとの比較。
空のトーンジャンプも同じように差が一目瞭然です。
激しいトーンジャンプなのがなめらかな階調で表現されているのがよく分かります。
これらの画像は以下のサイトで実際に比較できます。
BPG Image Comparison
本当にこんなに差があるのかよ~という方、ぜひぜひ一度試してみてください。
BPGはFFMPEGやQEMU、JSLinuxの開発者として知られtげいるFabrice Bellard氏が、JPEGを置き換える新しい画像フォーマットとして提案しているそうです。
GIGAZINEさんが実際にBPG圧縮したレポを昨日書いてくれています。
詳しくは以下のLINKからどうぞ。
JPEG画像の約半分のファイルサイズで同品質のものを表示できる画像形式「BPG」が誕生、実際に使ってみるとこんな感じ –
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