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ニコン ミラーレス一眼「Z7」を使った感想。ハイライトには強くバッテリーの持ちは想像より良い!

Nikon Z7を試用させて頂きました。
非常に小ぶりで使いやすそうな印象です。一眼レフを長いこと使っていた身からすると最初は慣れが必要だと思いますが、カメラ業界は確実にミラーレスの時代になりますからね。早めに慣れておいた方が良さそうです。

一眼レフのフラッグシップは来年発表されるD6で最後になり、その後はZシリーズへと移行していくというのが私の予想です。今の流れから考えれば、ほぼ確実だとは思いますが。

ミラーレスいいですよね~。ミラーの上がる際のシャッター音!あれが困る場合って結構あるんですよね~。消音ケース使って撮影するほどのシーンでないとしても、シャッター音がもう少し小さければなぁと思う場面は結構あります。撮影がメインの場面であれば問題ないですが、そうでない場合も多いですから。
反対にシャッター音がガシャンガシャンしないと撮影されている気がしない!と言われてしまう分野のフォトグラファーにとってはミラーレスは悩みですね。

で、前置きが長くなりそうなので実際に使ってみた感想ですがハイライト側のダイナミックレンジが非常に広いように感じます。
これは新しい裏面照射型CMOSセンサーによるものなのか、最新の画像処理エンジンEXPEED 6による処理によるものなのか。詳しくは分かりませんが、 通常であればハイライト部が白トビしているであろう場合でもヒストグラムを見ると山が飛び出さずに残っています。

同じくシャドー部に関しても黒つぶれするはずの場所が意外と残っています。

残念ながらRAWデータに関しては現像できるソフトがまだ無いのでJPRGデータでの感想です。
これがRAWであれば更に驚きのダイナミックレンジになるのかと思うとワクワクしますね。
ただこれはZ7やZ6のメカ的な部分では無いので、今後発売されるであろうD6にも同様の、またはそれ以上の機体が持てます。

ヒストグラムがハイライト側に寄るカーテンの画像。これでも結構データが残っています。
ハイライト02

トーンカーブ一発だとちょっと無理があったので「露光量」で明るさ調整してみると、こんな風に出てきます。

完全に白トビしない限界ギリギリ、いやチョット超えているぐらいのラインで撮影したのですが、ここまで綺麗に粘り強くJPEG画像で耐えてくれるとは素晴らしいですね。
ハイライト01


こちらがヒストグラム。ハイライト側に綺麗に山が残っています。
これはRAWでも撮影したので、発売日に公開されるソフトのアップデートでZ7のRAWデータが現像できるようになるのを楽しみにして待ちたいと思います。
ハイライト03



ちなみに撮影したレンズはZシリーズ用に発売される新型の24-70mmです。
EXIFデータを見ての通りISO感度は1600での撮影。
Nikonz7 EXIF

ところで、Z7やZ6がダブルスロットル出ないことを悲観されている方が多いようですが、これはニコンとしての戦略のような気がします。(この戦略が吉と出るかどうか・・・)
D6を発売し一段落した時点でZシリーズのフラッグシップ登場。そこでダブルスロットルや瞳AFなどが搭載されるのでしょうね。

そこからがニコンの本当の本気を私達は見る気がします。
やはりニコンとしてはレンズの豊富さが売りなわけで、レンズ群とボディー合わせてのニコン。本体の完成度はフラッグシップを待って下さいという感じもします。
このFTZアダプターがあるのはニコンにとって最強のカードですよね。多くの一眼レフ用レンズがF値が変わること無くAFで使用できるわけですから。 

アダプター DSC_0928

一眼レフからミラーレスへの移行の場合は電子ビューファインダー(EVF)の違和感が一番大きいのでは?と思います。
EVFでは撮像素子を通したデータがファインダーに映されるので視野率100%のメリットはあるものの、光学ファインダーには無い違和感があるのも事実。
しかしこれは慣れだと思います。

ただ慣れたとしても、目の疲れは光学ファインダーよりも強く感じるかも知れません。露出に合わせて画面の明るさが変わってしまう設定の場合はより強く目に負担がかかります。実際の撮影画像に近い明るさで画面を表示することが出来るのがEVFのメリットでもあるのですが・・・。

メーカーとしてはホワイトバランスやピクチャーコントロールの設定は、ファインダーの映像に反映させて撮影中に確認可能だということを強調したいはず。だってそれがミラーレスの特徴ですからね。

だた一眼レフに長年慣れている人間からすると、設定の反映を解除して光学ビューファインダーのように見えるほうが最初はいいかなぁ。
そうすれば露出値にかかわらず一定の明るさでEVFを表示させることが可能ですから、ある程度は目の疲れを抑えることが可能です。
EVFとしてのメリットを取るか、目の疲れの軽減を取るか。これは撮影状況に合わせて、その都度選択するのが良いのかも知れませんね。

さて、多くの人が一番気になるのはAF性能とバッテリーの持ちでしょうか。AFに関しては個々人の受け取る印象が違うこともありますし、数値で出しにくい部分もあります。
私も試用時に動体のテストをしっかり出来たかというと微妙なところ。ですのでここでAF性能についてあえて書くことは控えたいと思います。ただ3Dトラッキングが搭載されなかったのは個人的には非常に残念です。フラッグシップ機には搭載してくれると良いのですが。

バッテリーに関して言えば、ファインダーを使って撮影する通常の撮影方法では確実にカタログスペック値を越えると思います。反対になんでカタログ値が「ファインダーのみ使用時:約330コマ」になってしまうのかが疑問。CIPA規格準拠ということで全てのメーカー同じ測定方法を使うのでユーザーにとっては安心ですが、実際にはもっと撮影できます。

自動車の燃費はカタログスペック値を出すのは至難の技ですが、Z7の撮影コマ数はカタログスペック値を簡単に超えられるはずです。
Nikonrumorsの記事でも920枚撮影してもバッテリーの残量は9%あったと書かれています。またdpreviewでは1600枚の撮影が可能だったという話も出ています。
ですので感覚的には1000枚は撮影できると考えても良いかと思います。ただこれは撮影する被写体やデータサイズ、使うレンズ等によって差が出てくるでしょうから絶対とは言えませんが、カタログを見て撮影可能コマ数に落胆してしまった方には朗報かと思いますよ。







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