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ロベール・ドアノーが現在の私たちに警鐘を鳴らしてくれています。 生誕100周年 

グーグル検索のトップ画像がロベールドアノーになっていましたね。
生誕100周年だそうです。 今日はタイタニック号の沈没100周年などもあり記念日の多い日のようです。
記念に以前にもご紹介した偉大な写真家「ロベールドアノー」の言葉をご紹介(^^♪



写真家の言葉

「ロベール・ドアノー」

最高の写真、いつまでも心に残る写真は、カメラに捉えられる以前にまず心の中に思い浮かべられたものなのだ。

出典:『写真術』ポール・ヒル/トーマス・クーパー著




ロベール・ドアノーと言えば代表作はコレ!
グーグルの検索トップにも貼られていましたね。

Orca


パリ市庁舎前のキス(1950年)


この代表作"市庁舎前のキス"のオリジナル作品が2005年に、約2千2百万円で落札されて話題になりました。

この価格は落札予想価格の10倍だったとか。スイス人の方が落札されたそうです。

そしてもう一つ有名な言葉をご紹介。

写真家の言葉

「ロベール・ドアノー」

私は、なにか確信があって撮影に臨むわけではない。心の中が驚きで満たされる瞬間をじっと待つのだ。

あるいは、奇跡のようなものを待つ。すると、奇跡は必ず起るのだ。

ただ、そのためにはじっと待たねばならない。3時間も同じ場所にじっとしていれば、いろんなことが起る。

あらゆるものが動く町で、じっと立っている男は、いくらもたたないうちに注意を惹くようになる。

人々がやってきは、ごくつまらないことを聞いていく。
ネジ回しを貸してくれと言われるかと思えば、パリ郊外のポルト・ド・クリニャンクールへはどう行ったらいいだろうかと尋ねられる。

そしてついにはスパイに間違われる。
嘘ではない。
じっと立っている男と言うのは、現代では非常に珍しい存在なのだ。

出典:『写真術』ポール・ヒル/トーマス・クーパー著



この言葉を読むと彼が、市庁舎前で何時間も奇跡を待っている姿が目に浮かびますね。
スパイに間違われるまで立つって凄い!

でもそこまでして被写体を待って一人前なんですね。しかしながら現代では街中で何時間もカメラを持って立っていたら通報されそうですが・・・。そこはうまくやるしかないか。

この言葉で教えてくれていることは決定的瞬間を撮るためにはそれぐらいの努力が必要だということ。
デジタルカメラ全盛期になってただでさえ一枚の写真を撮影するのが適当になりつつある私たちに警鐘を鳴らしてくれるすばらしい言葉だと思います。

ちょっと話がそれますが、先ほど書いたオークションの話。

作品を出品したのは、なんと被写体になった女性だそうです。
彼女は元女優で現在75歳のフランソワ・ボネ氏。 1950年にドアノーに撮影されたあと、ドアノーからプレゼントされたという非常に貴重なヴィンレージ写真。

撮影された本人の出品とあって落札価格が関係者の予想を大きく上回ったようです。
 昔、この写真について調べたことがあったのですが、このシーンは演出したものだとドアノーも認めています。

ドアノーがここで2人がここでキスをしていたのを目撃して、2人にもう一度キスをしてくれと頼んだのだとか。 こんなにキスが格好良いのは、2人が役者のタマゴだったから。 色々偶然が重なって、この名作が出来上がったのですね。 ドアノーはたまたま2人のキスに出会ったわけでなく、ずーっと、何かが起きるのを待っていたのだと思います。 ドアノーは、撮影する場所を決めるとその場所から長時間動くことなく、何か偶然の奇跡の瞬間を待つのが彼の撮影スタイルだったからです。それは彼の以下の言葉からも分かります。

そう思って彼の写真を見るとまた違って見えてきますね。






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【ポストカード写真】 Photo by 管理人(Orca)

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