適正露出の決め方は何をメインにするかで変わってくる

カメラ雑誌なんかを読んでいると「適正露出」って言葉が結構出てくるものです。

でも一体適正露出って何なんだ~~と疑問に思っている人も多いはず。
誤解を恐れずに凄い暴論を言ってしまうと、自分が良い!と思う出来上がりになる露出が適正露出なんです。

というのも、機械的にはカメラのファインダー内に写っている画面に対しての適正露出という考えはありますが、人の考える適正露出とは違ってくることもあります。

例えば室内から外が見える景色を撮影した場合はどうでしょう。
下の写真は外の風景は分かりますが、室内側の柱?は黒くなってしまって何だかわかりません。


[シャッタースピード] 1/640 秒
[絞り] F10.0

では反対に室内の柱の部分が分かるように露出を調整して撮影してみましょう。


[シャッタースピード] 1/160秒
[絞り] F5

ちょっと角度は違いますがほぼ同じ場所からの撮影です。
今度は室内側の柱の木目がしっかりと見えるようになりました。

でも外の景色は真っ白に飛んでしまっています。
外の景色を写したいのであれば露出オーバーですが木の木目を写したいのであればこちらが適正ですね。

そう。なので同じ場所で撮影したとしても写したい物によって適正露出は違うんですよ。

カメラが算出する適正露出と自分のイメージの適正露出とは意味が違う

何を写したいかで適正露出は変わってくる

カメラの自動設定と自分のイメージが違う場合はプラスマイナス補正などで補正する

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この記事を書いた人

Orcaのアバター Orca 管理人

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My job : Photographer,Drone Pilot

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アドビ認定Photoshopエキスパート(ACE)
JUIDA無人航空機操縦士
第二級陸上特殊無線技士
アマチュア無線技士

プロフォトグラファー歴20年になります。ブログ歴は15年。写真やドローン関連を中心に気になる情報を備忘録として書いております。
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