土砂降りの日の撮影はどうするの? 雨の日のカメラ用レインカバーで解決 「Nikon レインカバープロフェッショナル」
最近、ゲリラ豪雨など、水害の話題が絶えませんね。温暖化による異常気象なんだろうなぁ~と危機を感じる日が多くなりました。
私も災害現場や視察など外の撮影の仕事が多々ありますが、雨の日の撮影も少なくありません。
つい先日も関西方面で土砂降りの中での撮影でレインカバーを使用しました。
と、いうことで常日頃私が実践している雨対策をご紹介いたします。
まあ、たいした内容ではありませんが・・・。
ちなみに、土砂降りの時にはカメラも雨対策を行いますが、もちろん自分自身はゴアテックスを使ったカッパを着て完全防備です。
で、雨対策ですが・・・
小雨程度ならば、カメラには何の雨対策もせずに撮影しています。
結構丈夫に出来ているもので、レンズに水滴が付くのは困りますが、カメラ自体の動作は多少の雨であれば、今までなんの問題もありません。
ちょっと強めの雨が降って来た場合には、私の場合はレンズとカメラを包むようにタオルで巻いて撮影します。
ストロボの接点やマウント部分をある程度守ってあげれば、動かなくなったことは今までありません。
しかし、強烈な雨や、風が強い日の雨などでは、さすがにレインカバーを装着します。
あまり、格好の良いものでもありませんし、カメラの操作も若干やりにくいですから出来るならば装着したくない代物ですが、豪雨の場合はしかたありません。
私の場合は、ニコンの「レインカバープロフェッショナル」という商品を昔から愛用していますが、結構昔に購入したので現行品とは色が違います(~_~;)
ただ、作りはほとんど同じです。
----2019年追記-----
※現行品も現在使用しています。ただレビュー写真は古い型になります。基本的な作りは同じですのでご安心を。
現行品の紹介は最下部で行います。
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いつもは、ビニールと共に使うので、下のように収納。カメラカバンに忍ばせておいています。
※最新版は収納用のポーチが付属しています。
折りたたんで丸めると上の写真のように、小さくなるのでとても良いですね。
広げると、下のような感じです。
こちらが装着した姿。
カメラ上部部分が透明ビニールになっているので、操作がしやすくなっています。
こちらが、ボディー背面から見た感じです。
背面部分も透明ビニール仕様になっているので、背面液晶モニターもレインカバーを外すことなく確認できます。
デジカメ用になってから、背面液晶モニターが見れるようにこの仕様になったんですが、フィルムカメラ用のレインカバーは背面がビニールである必要性が無かったので、このような形になっていません。
で、フィルム用のレインカバーも、このデジカメ用のレインカバーも上部のストロボ接点を使えるようにカッターで切っています。
雨対策用のレインカバーですのでメーカーとしてカメラ上部部分に接点用の穴をあけておくわけにはいきませんからね~(~_~;)
しかし、撮影するときにストロボが使えないとなると不便なので、カッターで切ってしまいます。
問題なのが、穴を開けるとストロボは使用可能になりますが、接点に水が入ることもありますし、スピードライト自体も雨にさらされることになります。
ですので、私の場合は、ストロボに小さめのビニール袋をかぶせて、接点部分を輪ゴムでとめて使用しています。
これであれば、ストロボも雨から守れますし、接点にも水が入りません。
このニコンのレインカバーですが、ファインダー部分を見れば分かりますが、アダプターを使用して装着するようになっています。
下が装着方法です。ニコンのサイトへリンクを貼っているので、大きくして見たい場合はクリックしてみてください。
↓こちらがファインダー部分に使う中間リングアダプターです
それでは2019年現在の最新のレインカバーの紹介です。
現在は装着するレンズの大きさに合わせて3サイズが展開されています。
D5などで使用する一番小さいモデルが
レインカバー プロフェッショナル NRC-02 Sサイズ
ただ残念ながらニコンダイレクトでの扱いが無くなっています。なぜ???
これが一番需要があるサイズだと思うんですが・・・。
70-200 F2.8のレンズぐらいまで対応しているサイズです。私は無理やり80-400のズームレンズでもこれを使っています。
ただサイズ的には範囲外の大きさなので若干の小ささを感じますがMサイズだと今度は大きすぎるんです!!!
Mサイズは200-400mm f/4G のレンズでちょうどよい大きさです。
メーカーでは80-400mm f/4.5-5.6GのレンズはMサイズを使えと書いてあるんですが私は大きくて使いにくくなるのでSサイズで無理矢理使ってます^^;
レインカバーハンディータイプ3
というのも販売されています。プロフェッショナルシリーズはD5やD4などの丸型ファインダー用に穴が空いていてアタッチメントを装着できるようになっていますが、こちらのハンディタイプに関してはビニールで覆われていてビニール越しにファインダーを見るようになっているようです。
この商品は購入したことが無いので使い勝手が分かりませんがビニール越しにファインダーを見た時にどの程度違和感があるかですよね。中から曇ってしまった場合は結構キツイかもです。
200-400mm f/4G のレンズクラスになった場合のプロシリーズは
レインカバー プロフェッショナル NRC-02 Mサイズ
それ以上の大きさの場合はLサイズが用意されています。
今回紹介したレインカバーと現行品は若干違う点がありますが基本的な仕様は同じです。
違いとしてはレンズの先端部分の処理などがあります。
Sサイズのレインカバーの先端は以下のようになっています。

マジックテープ方式ではなくゴム方式になっています。
穴が空いていてゴムを引くことでフードへピッタリと装着するようになっています。
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