Nikon Z6のISO感度別テストデータ 驚きの高感度ノイズ耐性!
2018年11月26日 公開
待望のニコンのZ6が発売されましたね。
Z6はZ7とは違って画素数は高くはありませんが、そのかわりに連射性能や高感度ノイズ耐性が優れていると言われています。
操作性能や使い心地に関しては以前に少し書きましたので今日はISO100から高感度であるISO6400までの1段刻みでの比較や超感度と言われるISO12800~ISO51200まで含めて撮影したものを画面キャプチャで比べていこうと思います。
もしも実データで見比べてみたいという方が多ければサーバーにUPしようかと思いますが、とりあえずはLightroomで100%表示した状態のもので比べてみようと思います。その方がパッと見で分かりやすいので。
撮影データに関してはLサイズでプログラムオートです。ホワイトバランスもAWB。スタジオなどでの厳密なテストではありませんのでご了承下さい。解像度テストや被写界深度テストでは無いので感度別での質感やノイズに関してのみ参考にして頂ければと思います。
ちなみに撮影に使用したレンズはZ24-70 F/4のZシリーズ用の新型レンズになります。
撮影データの詳細に関してはLightroomのEXIFデータ部分もキャプチャしておきましたので参考にしてみて下さい。
EXIFデータ内の一部分だけ削除している部分があります。それは大人の事情ということでスルーしてください。
各画像はクリックすると拡大します。
そのままだと比較しにくい場合には拡大しながら確認してみて下さい。
それではISO感度別比較画像を貼り付けていきます。真ん中より若干左側のモミジを見ると差が分かりやすいかも知れません。
高感度を比べるならば夜景のほうが作例としては適切かと思うのですが時間の関係上日中の撮影になってしまいました^^;
まずはISO100
つぎにISO200
ISO400
ISO800
ISO1600
ISO1600は非常に素晴らしい高感度画質だと思います。感動ものです。違った被写体を撮影すれば差が分かりやすい部分もあるかと思いますが、驚くほどノイズは少ないですね。
ニコンの他のカメラにも言えることですが、ISO1600まではレタッチ耐性も非常に良いです。多少アンダーになっている写真でもISO1600までは非常に粘りがありレタッチがしやすいです。ただRAWで撮影したものやピクチャーコントロールがニュートラルになっていることが前提です。
ニコンの他のカメラにも言えることですが、ISO1600まではレタッチ耐性も非常に良いです。多少アンダーになっている写真でもISO1600までは非常に粘りがありレタッチがしやすいです。ただRAWで撮影したものやピクチャーコントロールがニュートラルになっていることが前提です。
JPEGでの撮影の際にあとでレタッチするならばピクチャーコントロールはニュートラルにしておくことが絶対条件だと個人的には思っています。
後でレタッチしないならば風景やポートレート、ビビットなどを活用すると便利かと思います。風景やポートレート、ビビットなどの設定では彩度やコントラストが非常に高い仕上がりになります。一度彩度やコントラストを高くしてしまうと後で元に戻すことは不可能に近いものがありますので、私はニュートラルに設定し後で調整します。D5からはスタンダードも非常に彩度とコントラストが強くなり撮って出しの見栄えが良くなりました。
ということはレタッチには不向きなJPEG画像になります。RAWで撮影しておけば、そういったことを考える必要は無いので、どちらの設定も欲しいという方はRAWで撮影して後で現像の際に設定すれば良いかと思いますが、カメラ内現像のほうが質が良い気がするんですよね~。
厳密にはRAW画像をパソコンで現像したピクチャーコントロールとカメラ内で現像されたピクチャーコントロールでは結果が違うかと思います。そのあたりは別の機会に・・・。
余計な話が長くなったので、ISO3200からの高感度画像を貼っていきます。
ISO6400
ISO12800
ISO51200
ISO51200とかは実際に使う機会はあまりないかと思いますが、非常時に使えるのかどうかを知っておくのは大事なこと。
シチュエーションごとのノイズのノリ方を確認しておくと非常時の撮影にも役に立ちそうです。
ISO100からISO51200まで1段ごとに画像を貼り付けていきましたが、いかがだったでしょうか?
技術の進歩って凄いなぁ~と月並みな言葉しか出てきません^^;
ってか凄くないですか?この高感度性能!
解像感ではもちろん劣化はしていってますがZ7と比べると劣化度は低くカラーノイズもかなり軽減されていると思います。
やはり画素数が減るとこれだけの恩恵があるんですね~。
個人的にはZ6の方が私の仕事にはあっている気がします。色々な場面で使用するケースが今後はあると思うので気づいたことがあれば、また報告いたします。
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