水草(アヌビアスナナ/ミクロソリウム)のコケ取りに多摩川で採ってきたエビが大活躍
NISSOのアクリルタンクミニという容量が7リットル程度の小型水槽で熱帯魚を飼っています。
3年ほど前に金魚を飼うために購入したのですが、金魚が白雲病で☆になってしまったので、それからは熱帯魚を入れて飼育してます。
水槽のサイズはW170×D220×H220㎜で容量が約6.5リットル。濾過槽の容量は約0.85リットル。
背面濾過方式なのでスッキリしててリビングに置くには重宝しています。
入れてる水草は非常に丈夫で育てやすいことで有名なアヌビアスナナの超小型品種のアヌビアス・ナナ・プチとミクロソリウムの2つ。光量が少なくても育ちますしどんどん増えるので初心者にも安心して育てられる水草です。アヌビアス・ナナ・プチは小さな流木に活着させて沈めています。
水草水槽を作る時にはソイルを使ったりと結構手間がかかりますが、アヌビアス・ナナやミクロソリウムとかは非常に丈夫で育てやすい水草なのでソイルとかは無くてもどんどん増えるので何もしなくてOK。とっても管理が楽です。
子供が楽しめるようにとリビングに置いているんですが、マメに換水しているわけではないので苔が水草やガラス面に付着してリビングに置くには見た目がチョット・・・。という時があったのですが秘密兵器を入れてからは激変しました。
入れたのはエビ。
エビといっても大きなやつじゃなくてミナミヌマエビやヤマトヌマエビと呼ばれる熱帯魚水槽によく入れるエビの類です。
昨年の夏に多摩川沿いにある稲田公園内の水遊び場で採取してきました。
網ですくうと簡単に何匹も採れるので10匹以上入れたのですが夏の暑さなのか水に合わなかったのか、今も生き残っているのは4匹ほど。
それでも、このエビちゃんがいるお陰でエビを飼育し始めてからは水草に苔が生えることはなくなりました。
なんというエビの種類なのか不明ですが、多摩川で採れる小型のエビはスジエビが多いのだとか。
エビを撮影しようと思ったのですが水草に隠れてしまって・・・。残念。
壁面のコケに関してはこちら。
石巻貝です。
これは1匹100円で購入したもの。エビはガラス面の苔はほとんど食べてくれないのでイシマキガイに頑張ってもらっています。まあ限界はあるので壁面は定期的に清掃していますが、水草のコケに関してはエビの期待以上の大活躍でまったく苔がつかなくなりました。
後ろにある石にも苔はつくのですが、ほとんどはイシマキガイが食べてくれます。
グッピーの餌の食べ残しはエビが残飯処理。
生き物を飼うとなると結構な決意が必要ですが、熱帯魚に関しては動物を飼うよりもハードルは格段に下がります。
それでも生き物ですから色々と手間はかかりますが、この水槽は5000円程度で購入出来て、水中モーターの音もほぼ無音でストレスもありません。
エビや貝を一緒に飼育することによって水槽メンテナンスの手間も非常に減りました。
もっと色々な種類の水草を綺麗にレイアウトしたりするとなるとソイルを使ったり二酸化炭素を添付したりする必要があるので手間とコストが一気に増えるので今はコレで我慢。
ろ過材に関しては下の専用ろ過材だけでは少し不安だったので、Zicra(ジクラ)の「硝化菌ろ過材S」を使っています。
元々のろ過材はスポンジとリング濾過材なんですが、スポンジ部分は上から押し込むと半分ぐらいの大きさになります。
押し込むと濾過槽が空くので、その部分にリングろ過材をプラスで入れてパワーアップさせています。
結果としては比較的に良い環境が維持できているかなぁ~と。水質に敏感なエビも生き延びていますしグッピーもとても元気で水草もグングン増えてます。
それにしても多摩川で採取してきたエビがこんなにも大活躍してくれると思いませんでした。
昔、熱帯魚店でヤマトヌマエビやミナミヌマエビを購入したこともあるのですが多摩川で採取したエビの方が元気で食欲があるような・・・。やはり野生のほうが強いのかな。
- 関連記事
-
-
水槽内で浮く流木の沈め方は煮るのが一番! 最速の簡単アク抜き方法!
-
金魚を小型水槽で飼育に挑戦!背面式ろ過システムで強力な生物濾過を実現
-
水草(アヌビアスナナ/ミクロソリウム)のコケ取りに多摩川で採ってきたエビが大活躍
-