違法無線LAN(俗称:無銭LAN)販売が摘発され逮捕
こういう商品があるという噂は聞いたことがあったのですが・・・。
こんなにも街中にあふれている商品だったんですね~。怖い怖い。
今回摘発されたのは、違法無線LAN機器を販売したとされる業者。
販売していたのは、無線LAN子機なんですが、電波法に抵触する程の高出力で普通の無線LANカードの数倍~数十倍あるとのこと。(下の読売の記事では1000倍とのこと)
その為に、普通の無線LANカードではアクセス出来ないはずの遠方のアクセスポイントも検知できてしまう。機種によっては半径3.6km圏内のアクセスポイントを検知できるとの話も・・・。
無線LAN「ただ乗り」 | 2010年9月22日 |
他人の無線LANを無断使用できるパソコン接続機器を販売したとして、大阪府警は22日、大阪・日本橋の電器店「ファニープレイス」の店長・池田輝彦容疑者(42)と従業員2人の計3人を電波法違反(無線局の無許可開設)のほう助容疑で逮捕した。 発表によると、池田容疑者らは5月以降、「インターネットにただ乗りできる」とうたい、電波法が定めた上限の1000倍の電波を出力できる機器を1台数千円で計10人に販売し、購入者の不正使用を手助けした疑い。 (2010年9月22日16時20分 読売新聞) | |
記事URL :http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100922-OYT1T00681.htm |
それだけであれば、電波法違反で済むのでしょうが、今回は無線LANの暗号を解析するソフトの解説まで販売業者がしてしまったので摘発されたというところでしょうか。
そもそも、オープンでもない他人の無線LANに入り込むというのは違法な訳ですから、そんなソフトが存在することが恐ろしい(~_~;)
上の画像はG-Skyの「GS-27USB」という機器とのことですが今回摘発されたのがこの「GS-27USB」なのかは不明ですが、同じような機器は数種類あるようです。
そのあたりは
http://blog.livedoor.jp/geek/archives/50946883.html
昨年の記事ですが上のリンクに詳細が出ています。
今回は慎重に内偵調査をしていたようで、購入した10名の客も書類送検する方向のようですね。
機器を購入しただけでは送検するのは難しいでしょうから、お店の中で暗号解析ソフトの使用方法などを自分から聞いたりしていたのかもしれません。
いずれにせよ、オープンではないセキュリティー付きの電波に違法侵入なんてしてはいけません。
半径3.6km圏内のアクセスポイントを検知できるとの噂が本当であれば、自分の家の無線LANが使用されていても自分の力で犯人を見つけることはほぼ不可能。
自分の家の無線LANが遅くなったと感じたらタダ乗りされている可能性も・・・。
怖いですね。
日経トレンディネットにも機器の解説があります。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20090930/1029290/?P=1
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