スペイン・バルセロナ国際空港で5日に発生したニアミスが世界中で話題になっています。
フランシのパリジャンなどは「奇跡的な大惨事回避」とまで書いているとか。
奥にある飛行機が滑走路に着陸しようとしたら、おっと!別の飛行機が出てきたため慌てて再上昇した様子の瞬間です。航空ショーじゃないんですから旅客機では・・・。
このニアミスの様子を投稿したYoutube動画は既にアップロードから2日間で1000万回近く再生されています。
しかし、この映像・・・。
確かにニアミスであることは事実なんでしょうが、超望遠レンズで撮影しているからこその大迫力になっています。
まさに横切った飛行機をスレスレで回避しているかのように!
実際に共同通信によればスペインの航空当局は「カメラアングルの関係で両機間の距離が近かったように見えるが、実際には2キロ以上あり事故の危険性はなかった」と発表したとのこと。
2キロあるかどうかは分かりませんが超望遠レンズの圧縮効果によって実際の距離よりも非常に近く見えることは事実。
こういう事例は圧縮効果の分かりやすい話として覚えておくと何かの役に立つ???
※圧縮効果とは望遠レンズを使うことによって、遠くの物と近くの物との距離感が縮まって見えることを言います。距離を圧縮させる効果があることから圧縮効果と呼ばれていますが、詳しくは以前の下記エントリーをご覧ください。
望遠レンズの圧縮効果を使いこなそう!|デジカメの撮影方法・テクニックを紹介
望遠レンズって何?という疑問をお持ちの方は、まず最初に下記エントリーをお読み頂ければと思います。 ・花を望遠レンズと広角レンズで撮影してみる さてここでは望遠レンズの特徴である「圧縮効果」について …
望遠レンズと広角レンズを使った圧縮効果のテクニックエントリーです。圧縮効果についてご存知無ければこちらをご一読下さい。
今回は超望遠レンズでの圧縮効果のご紹介でした。
とにかく事故にならなくて良かった~~~。
実際の映像は以下からどうぞ。
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