フリー画像サイト「Burst」 登録不要でおしゃれな海外の高品質写真が商用利用も可能

2023年、使い勝手の良いオススメ海外フリー写真サイトをご紹介します。
皆さんフリー素材サイトってどこを使っていますか?
フリー素材の横断検索サイトなどもあって最近は便利になりました。ただ、検索して出てきた写真を使おうと思ったら実は有料素材だったり、クレジット表記が必要だったりなんてことありませんか?

今日紹介する「Burst」という無料写真素材サイトは全てが正真正銘の著作権フリー画像のみのサイト。有料画像は含まれておらず数千枚のセンスの良いクオリティの非常に高いフリー素材の写真が登録されています。
これはおすすめです。

https://burst.shopify.com/
もくじ

「Burst」とはロイヤリティフリー画像ライブラリ

「Burst」はマーケティング資料、ソーシャルメディア、ウェブサイトなどで使用可能なロイヤリティフリー画像を集めたサイトになっています。オンラインストアのShopifyが運営しており、素材写真をダウンロードする以外にShopifyですぐに使用できる作りにもなっています。
登録枚数は公表されていませんが、各カテゴリごとに登録枚数が表示されています。2023年現在では、全てを足すと数万枚程度になるかとおもいます。
ポートレートカテゴリでは600枚ほど。アニマルでは700枚弱。トラベルカテゴリだけでも2400枚を超えており、結構な枚数が登録されています。

写真はすべて著作権フリーなので、サイトや資料に使うだけではなく、Tシャツやマグカップに使うなどの商用使用も可能になっています。最新情報はサイト内の著作権ページをご覧いただきたいのですが、サービスが開始された2017年より2023年まで考え方は変わっていないので、今後も急に変更することは少ないのでは?と思います。

会員登録無しでダウンロード可能

「Burst」が凄い点はいくつかありますが、クオリティの高い素材が多くあるにも関わらずダウンロードする際に登録しなくても可能だということ。
メールアドレスの登録を進められる表示は出るのですが、特に登録しなくてもダウンロードできます。これには驚きました。
写真一覧から1枚の写真をクリックすると詳細ページへ飛びます。

ダウンロードは2サイズから選べます
Photo size
・High resolution(高解像度)
・Low resolution(低解像度)
どちらかを選んでから
「Download freee photo」をクリックします

著作権などのクレジット表記は不要

Burstで公開されている写真はクレジット表記は原則不要となっています。
Burstの写真にはライセンス(License)表記が2つあり1つがCC0と言われるクリエイティブコモンズ・ゼロ。そしてBurst Some Rights Reservedと表記されているものです。この2つです。

  • Creative Commons(クリエイティブコモンズ・ゼロ CC0)
  • Burst Some Rights Reserved(Burstが著作権所有)

どちらのライセンスが写真に表示されていてもクレジット表記は不要とのこと。クリエイティブ コモンズ CC0 ライセンスというのは、“いかなる権利も保有しない”ことを表しており、どんな使用方法でも著作権侵害になることがありません。
通常クリエイティブコモンズで公開されている写真は、著作権の「表示」や「非営利」で使用することなどを明示しているものが多いですが、「ゼロ」で公開されているものは滅多に見つけることはできません。

Burstでのクリエイティブコモンズ写真は全てが、改変しても商用利用しても、著作権を表示しなくても問題がない、珍しいCC0写真とのこと。
また「Burst Some Rights Reserved」とライセンス表示されている写真は、ライセンス表示をする必要は無いと書かれていますが、可能ならば表示させてくださいというスタンスになっています。詳細はPhoto License: Burstをご確認ください。

商用利用可能で加工使用も可

Burstで公開されている写真はライセンスが、クリエイティブコモンズ・ゼロでも、Burst Some Rights Reservedでも商用利用が可能となっています。
ただし写真をそのまま販売することはできません。
写真を修正することも加工して商品化することも可能とのこと。
使用に際して注意する点は以下になります。

すべてのBurstコンテンツには、以下の規約が適用されます。

  • コンテンツは、ポルノ、武器、エスコートサービス、売春、違法薬物、薬物使用の販売または促進を含むがこれに限定されない、違法または不道徳な目的のために使用することはできません。
  • また、個人を特定できる画像を含むコンテンツは、その人物の名誉を損なうような方法、またはその人物を困惑させるような方法で使用することはできません。
  • 本サイトおよびアプリケーション上のコンテンツは、商標権等の知的財産権、パブリシティ権やプライバシー権等の第三者の権利の対象となる場合があります。Shopifyは、上記の権利を所有または許諾していることを表明または保証するものではなく、また、それらの権利を許諾するものでもありません。
  • コンテンツをウェブサイトまたはアプリケーションで公開した人、およびショッピイはそれぞれ、コンテンツについていかなる保証も行わず、コンテンツのすべての使用について、適用される法律で認められる最大限の範囲において、責任を放棄するものとします。
  • コンテンツを使用または引用する場合、その著者またはShopifyによる推奨を意味するものではありません。
引用元:Burst Terms of Service

以上の項目は翻訳したものであり、原文はBurst Terms of Serviceからご確認ください。

Burstで目的のフリー画像を見つける方法

検索窓でキーワードを入力する

トップページの検索窓にキーワードを入れると対象の画像が表示されます。もっとも標準的な検索方法ですね。

カテゴリー別一覧から探し出す

カテゴリが細分化されていますので、特定の画像というよりも、こんな雰囲気の写真が欲しい。という感じであればカテゴリー別一覧から探すの方が良いかも知れません。
2023年現在、カテゴリ数は148個もあります。目的のカテゴリを見つけるだけでも大変そうですが見つかれば、結構印象に近いものが出てくるかと思います。

カテゴリー別ページはこちら

人気写真から探す

  • Staff favorites(スタッフのお気に入り)
  • Latest photos(最新の写真)
  • Top downloads(ダウンロード数トップ)

この3つから探すことも可能です。

人気写真から探せるページはこちら

写真家カテゴリーから探す

最後に写真家のカテゴリから探す方法もあります。これはまとめた個別ページ存在しないので、それぞれのリンクをご紹介しておきます。

クオリティが高くセンスの良い写真が多い

実際にサイトを訪れ写真を見てみましたが写真の質も悪くないですし長辺5000px程度ある写真が多いです。事前に登録作業も必要無く、写真が表示されているページのダウンロードボタンを押せばパソコンへダウンロードされる仕組みです。あまりのあっさり加減にびっくりしました。

サイトに写真が表示されるには以下の最低基準があるようですので、最低でも長辺1920pxサイズはあるかと思います。

  • 少なくとも 12MP を撮影するプロ用カメラで撮影
  • 高さまたは幅が 1920 ピクセル以上
  • .JPG形式
  • Web 用に sRGB 色空間で保存

まあ、こういった数値でははかれないクオリティですが、それは写真の一覧をご覧頂ければ納得かと思います。
ぜひ一度訪問してみてください。
圧倒的なクオリティを持った写真が数多く存在します。それが全てフリーで使えるとは驚きです。
日本にも無料の素材サイトは沢山ありますが、今回紹介したサイトは2017年に初めてご紹介しましたが、2023年の現在に至るまで巨大化しつづけ今でも写真が増え続けている非常に秀逸なサイトかと思いましたので、加筆訂正を行い再度ご紹介しました。

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この記事を書いた人

Orcaのアバター Orca 管理人

Nickname : Orca   
Gender : man 
My job : Photographer,Drone Pilot

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アドビ認定Photoshopエキスパート(ACE)
JUIDA無人航空機操縦士
第二級陸上特殊無線技士
アマチュア無線技士

プロフォトグラファー歴20年になります。ブログ歴は15年。写真やドローン関連を中心に気になる情報を備忘録として書いております。
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