最近話題になっている天気予報サイトやアプリをご存知でしょうか?
雲の状態まで確認できますので天体観測や撮影の場所選定にも最適!
このアプリが話題になっている原因は予報予測精度が世界一ともいわれるECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)とGFS(アメリカ海洋大気庁)の2つの予報が10日先まで見られて、なおかつグラフィックが非常に洗練され使いやすいんです。
ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)とGFS(アメリカ海洋大気庁)の予報は一緒には表示できませんからクリックしてどちらかの予報を選択することが必要です。デフォルトではECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)が表示されるようになっています。
日本の天気予報ならば気象庁の予報が世界一何じゃないの?と思うのですが、気象庁が平成29年に行った数値予報モデル開発懇談会の資料を読むと「全球モデル予測精度の国際比較」では圧倒的に予測精度はECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)がトップ!
図の出典:気象庁 資料リンク
「台風進路予報誤差国際比較」においても日本は世界比較で精度が悪いことが判明しています。ここでもECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)がトップレベルの予報を出していることが分かります。
もちろん気象庁も局地的な短時間予報などで非常に優れた結果を出してくれてはいますが中長期的な予報を考えるとチェックする天気予報にECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)を使用できる「Windy.com」を入れておくのも良いかと思います。
ただし気象庁は平成30年の6月から新しいスーパーコンピューターの運用を始めました。以前のスパコンと比べると10倍の性能があるのだとか。
ですので上の資料ほどの差が現時点であるのかどうかは不明です。今後徐々に縮まって行くことを願っていますが現状認識としては、気象庁の開発要員数は主要な数値予報センターと比較すると少なく、予測精度を向上させるには開発体制を充実させることが目下の課題のようです。
ですので上の資料ほどの差が現時点であるのかどうかは不明です。今後徐々に縮まって行くことを願っていますが現状認識としては、気象庁の開発要員数は主要な数値予報センターと比較すると少なく、予測精度を向上させるには開発体制を充実させることが目下の課題のようです。
「Windy.com」では雲の様子もチェックできますから天体観測や撮影などの計画にも非常に役に立つかもしれません。
雲予測も細かく分けて表示することが可能です。
・上層雲
・中層雲
・下層雲
・下層雲
この3つのレイヤーを表示することが可能で別々に表示することも一緒に表示することも可能です。
その他、風速や積雪深、気温、湿度、霧、波、などなど、驚くほど多くの情報がクリック1つで選択でき10日先の予報を瞬時に確認することが可能です。
その他、風速や積雪深、気温、湿度、霧、波、などなど、驚くほど多くの情報がクリック1つで選択でき10日先の予報を瞬時に確認することが可能です。
もちろん時間が先になるほど予報の精度は落ちていきますが、それでも天気が気になるときには選択肢の1つとして見たくなってしまいます。
アプリのコメントでも非常に予報が当たるとのコメントが多く最近は「Windy.com」を使用する方が増えてきているようです。
下に「Windy.com」を埋め込みましたので、気になる方は色々とレイヤーを変更したり時間軸を動かしたりして使い勝手をチェックしてみて下さい。きっと気にいると思いますよ。
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