不動産の写真の撮り方!写真を変えれば絶対に売れるという実例!
アメリカのフロリダ州オーランドの建築関係専門のフォトグラファー"Harry Lim"氏が非常に興味深い記事を書いています。
8ヶ月間まったく売れなかった家を彼が撮影したら、たった8日で不動産が売れてしまったとのこと。
もともと掲載されていた写真と彼が撮影した写真は何が違ったのでしょうか?
そこに不動産売買の肝があるかも知れません。
彼のテリトリーであるオーランドの不動産市場で224日間まったく売れる気配が無かった家があったそうです。
それが以下の家。
なぜ売れないのか?その理由は明確だとHarry Lim氏は言います。
それは不動産会社が公開していた写真の質が悪く現地へ足を運んで実際に見たいと思えるような写真では無かったから。
長期間売れなかったために新しい不動産業者にこの物件は引き継がれました。
新しい不動産業者は写真の重要性を十分に理解していたので建物撮影のプロであるHarry Lim氏に撮影依頼。
そしてHarry Lim氏が外観や各部屋を撮影することになったそうです。
プロのフォトグラファーへ仕事を依頼する必要性をよく分かっている不動産業者だったのですね。
結果、今まで公開していた写真とは見違えるような写真へと変化。
約8ヶ月もの間売れなかった物件がクオリティの高い写真へと変えたらたった8日間で売れてしまったというのが今回話題になっている話の概要です。
ではどのように写真がビフォアアフターしたのか御覧ください。
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以下、各部屋ごとの比較です。
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確かに写真のクオリティは上がっています。
これだけ変化すれば実際に足を運びたいという人は増えるでしょうね。なぜ不動産業者はクオリティの高い写真を必要としないのか分からないという彼の考えにも頷けます。
まあ立地や地盤や水はけの問題など不動産にはチェックする項目は沢山あるのは事実ですが、実際に足を運ばずに買う人もいないでしょう。足を運んでもらうために写真の持つ重要性は伝わる彼の話です。
で何がこんなにも話題になっているかと言えば、彼の話が正しいという人と、写真でそんなに変わるものじゃないという人など様々な意見が出てきて盛り上がっています。
例えば意訳ですが以下の様な話が出ています。
- なに自画自賛してんだ~~
- 勝手に前に建物の写真を使っていいのか?
- たしかに写真が良くなったのは事実だがそれで家が売れたというのは短絡的だろう
- 炎上商法
- このカメラマンの言っていることは正しい。似たようなことが私にもあった
- もしも以前の写真であればWebサイトを見ていてもスルーしただろう
- 彼の意見は正しいと思う
素直に彼の意見は正しいということで盛り上がっているかと思えば、反対の方々もいるんですね。
あなたはどう思いましたか?
PS.Harry Lim氏にブログで紹介させてもらうことをお断りし写真を使わせてもらいました。
【After Nearly 8 Months, Photos Help Sell Home in 8 Days】
【My Photos Helped Sell a Home in 8 Days After It Was on the Market for 8 Months】
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