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竜巻などの突風最新情報をチェック・身を守るために知っておくと便利な情報

ここ近年竜巻などの激しい突風が増えています。
本日も埼玉県の越谷や野田で竜巻が発生し多くの住宅等が被害を受けている模様です。
NHKによれば関東地方で6万5000世帯停電とのこと。

既に「NAVER まとめ」でTwitter情報がまとめられています。NHKの速報などをみても非常に広範囲で被害も大きいように見えます。
【現地画像】埼玉で竜巻が発生 野田市駅 付近 せんげん台 越谷 春日部 9月2日【被害】


埼玉での被害報告が上がってきている現在でも、茨城などを含め首都圏で竜巻の発生がさらに予想されています。


ここ最近は非常に竜巻被害が多くなったと感じますが、突風被害で記憶にあるものとしては以下の事例があります。

・平成17年12月 山形県の羽越線での突風による列車脱線事故(死者5名・負傷者33名・F1)
・平成18年 9月 宮崎県延岡市での竜巻被害(死者3名・負傷者143名・F2)
・平成18年11月 北海道佐呂間町での竜巻被害(死者9名・負傷者31名・F3)

・平成25年5月 茨城県常総市で発生し竜巻被害(死者1名・負傷者37名・F3)



竜巻などの激しい突風とは

基本的には竜巻を発生させる原因は積乱雲だと言われていますが、積乱雲に伴って発生する突風には竜巻以外にも「ダウンバースト」「ガストフロント」「塵旋風」などがあるそうです。
気象庁に分かりやすいイラストがありました。


  イラスト:気象庁ホームページより


タウンバーストというのは積乱雲から吹き降ろす下降気流が地表に衝突して水平に吹き出す激しい空気の流れのことを言うそうです。
ガストフロントは積乱雲の下の冷気のかたまりが、その重みで周辺に流れ出ることによって発生するとのこと。
難しいことは分かりませんが、どれも積乱雲が原因の突風です。


突風の指標 Fスケール(藤田スケール)
F5の突風では住家は跡形もなく吹き飛ばされる!!!


こうした突風にはFスケールと呼ばれる指標が使われているのですが、昨年の茨木県で発生した竜巻はF3だとも言われています。Fスケールには具体的な風速が決められていて以下の表がスケール表になります。

F スケール(藤田スケール)

F0

17~32m/s

(約 15 秒間の平均)

煙突やテレビのアンテナが壊れる。小枝が折れ、また根の浅い木が傾くことがある。非住家が壊れるかもしれない。

F1

33~49 m/s

(約 10 秒間の平均)

屋根瓦が飛び、ガラス窓は割れる。またビニールハウスの被害甚大。根の弱い木は倒れ、強い木の幹が折れたりする。走っている自動車が横風を受けると道から吹き落とされる。

F2

50~69 m/s

(約 7 秒間の平均)

住家の屋根がはぎとられ、弱い非住家は倒壊する。大木が倒れたり、またねじ切られる。自動車が道から吹き飛ばされ、また汽車が脱線することがある。

F3

70~92 m/s

(約 5 秒間の平均)

壁が押し倒され住家が倒壊する。非住家はバラバラになって飛散し、鉄骨づくりでもつぶれる。汽車は転覆し、自動車が持ち上げられて飛ばされる。森林の大木でも、大半は折れるか倒れるかし、また引き抜かれることもある。

F4

93~116 m/s

(約 4 秒間の平均)

住家がバラバラになってあたりに飛散し、弱い非住家は跡形なく吹き飛ばされてしまう。鉄骨づくりでもペシャンコ。
列車が吹き飛ばされ、自動車は何十メートルも空中飛行する。1t 以上もある物体が降ってきて、危険この上ない。

F5

117~142 m/s

(約 3 秒間の平均)

住家は跡形もなく吹き飛ばされるし、立木の皮がはぎとられてしまったりする。自動車、列車などが持ち上げられて飛行し、とんでもないところまで飛ばされる。数トンもある物体がどこからともなく降ってくる。

気象科学辞典(日本気象学会編、1998)より


F5の説明が怖すぎるんですが・・・。

こういった指標があるんですね。
実際にF5に相当する突風が発生した事例があるのかは知りませんが、本当にこんな風が吹いたらひとたまりもありません。


ではどうしたらこうした突風から身を防ぐことが出来るのでしょうか?
現在公開されている情報紹介しながら考えて行きたいと思います。

まず、

突風がどういった時期と時間帯に発生するのか。そして発生しやすい場所はどんなところか。それを調べてみました。
気象庁には突風に関するデーターベースがあり一般に公開されています。

気象庁 | 竜巻等の突風データベース
本データベースには、1961年以降の竜巻やダウンバースト等の突風事例について、気象庁が把握したものを収録しています。 ...
最近発生した事例の速報もあります



突風データーベースを見てみると・・・

このデータベースから読み取れることは、突風が発生する場所には偏りがあるということ。

左の地図は突風が発生した分布図を表したものですが海岸線に集中しています。
また東京湾などにも集中しているように思います。

しかしながら今回被害のあったつくば市などの発生頻度があまり高くないことが気になります。

竜巻の発生する時間帯は昼過ぎから夕方にかけての時間が多いように見て取れます。
これは空気が暖められるまでに時間がかかるからでしょうか?

発生する月別確認数をみると暖かい時期に集中しているように思えますが、これは台風による突風が数えられているからだと思います。
それを考えると6月7月あたりも単体で発生する突風に気をつける必要がありそうですね。



竜巻被害から身を守る為の自己防衛

こういった公開情報と共に気象庁が出しているリーフレットを一読されると良いかと思います。
「竜巻から身を守る」と題したリーフがネット上でもダウンロード出来るようになっています。ゲリラ豪雨と共に、今後は頻繁に発生する可能性がある竜巻について知っておいて損はありませんよね。
竜巻に関する基礎的知識はこのリーフが良いと思います。


竜巻注意情報



学校等などで配布する為のパンフレットも同時に公開されています。
こちらは上のリーフ以上に簡単に書かれていますので多くの人に配る際に活用できます。

パンフレット「竜巻等突風災害とその対応」
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/tornado/index.htm




竜巻発生確度ナウキャストをチェック

こうした突風による被害が近年増えてきていることから気象庁が新たに提供を開始したのが竜巻発生確度ナウキャストです。
竜巻は発現時間が短くて極めて小規模な現象のために最新の技術を用いても観測や予測が難しいとのこと。


しかし、その精度を理解した上で使用することによりひとりでも多くの命を救うことを目指して公開されたのが竜巻発生確度ナウキャストです。
これを見ておけばOKというわけではありませんが一つの指標として利用してみてはいかがでしょうか。

気象庁 | レーダー・ナウキャスト(降水・雷・竜巻)
レーダー・ナウキャスト(降水・雷・竜巻):全国 ...
竜巻発生確度のチェック



また、このレーダーナウキャスト以外にも竜巻注意情報のページもありますのでこちらでもチェックしておくことをおすすめします。

気象庁 | 竜巻注意情報
竜巻注意情報とは  竜巻注意情報は、積乱雲の下で発生する竜巻、ダウンバースト等による激しい突風が発生しやすい気象状況になったと判断された場合に発表します。 ...










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