デジタル@備忘録



撮影での失敗を防ぐデジタルカメラ設定の基礎知識(ニコン編)

WS000086.jpg

撮影での失敗を防ぐデジタルカメラ設定の基礎知識8つ

初心者がデジタルカメラの設定や使い方で失敗しやすい点を8つほど解説してみようと思います。
どの点も私が相談を受けた実際に発生したケースをもとに書いています。
デジタルカメラはニコンのD500を使って説明していますが他のニコン製のカメラでも同じことが言えますので参考にしてみて下さい。


ピントリングを不用意に触らない

デジカメのレンズにはピントリングが付いています。ズームレンズであればズームリングと合わせてリングが2つ付いています。(マニュアルレンズの場合は絞りリングも付いています)
撮影時にピントがボケてしまう失敗の一つにAF(オートフォーカス)で撮影しているのにピントリングを触ってしまってピントがボケてしまうケースがあります。
ピントリングはMF(マニュアルフォーカス)設定の時には自分で動かすことになりますがAFの場合は基本は動かす必要はありません。
AFであっても若干の誤差などを修正するためにピントリングでピント位置を動かすことが可能になっているのですが、意図的に動かす場合を除いてピントリングは触らないようにしましょう。

AF/MF切り替えスイッチを確認する

AF/MF切り替えスイッチの付いているレンズが多数存在します。マニュアルフォーカスをするとき以外はAF設定にしておきますが、何かの拍子に動いてしまうことが多々あります。
カバンから取り出すときやカバンに入れる時など原因は色々あると思いますが動かした記憶がなくても動いてしまっていることがあります。
このスイッチがM(マニュアル)になっているとカメラでAF(オートフォーカス)設定にしていてもレンズは動いてくれません。
広角レンズを使用している時などは気が付かいないで撮影してしまう方もいらっしゃいます。
カメラ背面の液晶画面でも拡大しないとピンぼけが分からないもので、撮影が終わってパソコンで見てみたら全部ピンぼけだった!なんてケースも。
撮影の前に必ずAF/MF切り替えスイッチを確認しましょう。慣れてくればAFが効いているかどうかは撮影の時に気がつくようになります。


VR(手ブレ補正)スイッチは通常はONにしておく

ニコンの場合は手ぶれ補正が付いているレンズをVRレンズと呼びます。各社メーカーによって呼び方は変わります。
手ぶれ補正が付いているレンズは手ぶれ補正をONにしておくことをオススメします。三脚使用時には不要な動きが発生してしまうのでOFFにしておきます。
このスイッチもAF/MF切り替えスイッチと同様に意図せず動いてしまうことが多々ありますのでお気をつけ下さい。


フォーカスモードセレクターがAF設定になっていることを確認

先程はレンズに付いているAF/MF切り替えスイッチの説明をしましたが、カメラ側にもオートフォーカスとマニュアルフォーカスの切り替えが付いています。
レンズ側でオートフォーカス設定にしていてもカメラ側をAF(オートフォーカス)設定にしておかないとオートフォーカスが効きません。このセレクターも意図せずいつの間にかMF(マニュアルフォーカス)設定になってしまったりすることがあります。
撮影の前には必ず確認する癖を付けておきましょう。
オートフォーカスで撮影するにはレンズ側もカメラ側も両方でAF設定にしておく必要があります。


WS000087.jpg

視度調整ノブを確認する

カメラのファインダーには視度調整が付いています。視度調整とはメガネの役割をする機能で、この調整ノブを動かすことによりファインダ像が見やすくなったりボケたりします。
これはファインダー上だけの問題なので実際の撮影画像のピントとは関係ありません。
つまりカメラのファインダーを視力に合わせて調整するダイヤルになります。
あくまでファインダーのピント調整になります。近視の方がメガネを装着していなくても視度調整ノブを動かすことによりファインダー像が見やすくすることが可能になります。
ただ裸眼で調整したファインダーをメガネを付けた状態で見てしまうと度数の強い眼鏡を付けた状態のようになってしまい見た目はボケてしまいます。実際のピントはあっているのにファインダを覗いた時にぼやけて見えてしまう時などは視度調整ノブが原因です。
自分の目に合わせて調整しましょう。


アイピースシャッターに気をつける

アイピースシャッターはハイアマチュアモデル以上に付いている機能ですので説明は不要かもしれませんが念の為。
コンシューマモデルの場合はシャッターは付かずにキャップが付属で付いてきます。なので意図的に装着する必要がありますがハイアマチュアモデルのデジタルカメラになるとボディ本体にアイピースシャッターが付いています。
このアイピースシャッターとはファインダーからカメラ内部へ光が入らないように遮光する幕になります。通常の撮影では使用することはありませんが、暗い場所で長時間露光する際などには不要な光がファインダから入らないようにシャッターを閉じて撮影します。
このアイピースシャッターが閉じている時にはファインダーを覗いても当然のことながら被写体は見えません。意図せず動いてしまった時に驚かないようにアイピースシャッターという機能があることを知っておくと偶然動いてしまった時に慌てずに済みます。


フォーカスポイントが動かない時にはマルチセレクターがロックされていないか確認

ニコンのデジタルカメラは背面にマルチセレクターというボタンが付いています。このボタンは設定時にカーソルを動かしたりする際にも使用しますが、撮影時にはフォーカスポイントを動かすための重要なボタンになります。
ハイアマチュアモデルのマルチセレクターはロック機能がついています。このボタンも意図せずにロックしてしまうとカーソルが動かなくなってしまします。普段ロックすることが無いボタンだけに動かなくなってしまうとビギナーの方はカメラが壊れているのでは?と考えてしまうこともあるようです。
写真でも説明していますが「L」の位置になるとロックされてしまいます。ロック機能を知らなかった方は気をつけてくださいね。


WS000088.jpg


フラッシュモードの基本設定は「先幕シンクロモード」

最後に極稀に動いてしまうフラッシュモードについて。フラッシュモードは出荷時の初期設定では先幕シンクロモードになっています。これが通常のモードになるのですが写真の図にもある通りモードがいくつか存在します。
ニコンD500では
1.先幕シンクロモード
2.赤目軽減モード
3.赤目軽減スローシンクロモード
4.発光禁止
5.後幕シンクロモード
6.スローシンクロモード
この6つのモードが存在します。
間違って発行禁止の状態になってしまっているとストロボを装着してもストロボは発光しません。間違って動かすケースなんて無いと思いがちですが私への相談で今まで数件経験していますので0では無いんですね。
ニコンの場合は該当のボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを動かすとモードが切り替わるようになっています。サムネイル画像の設定を動かそうと思ったらフラッシュモードが切り替わってしまったケースやなぜ動いてしまったのか当の本人もわからないなんてケースもあります。
いざ使おうと思ったらフラッシュが光らない!なんてことになったら大変です。
慌てないようにフラッシュが光らない状態、もしくはプリ発光をしてしまう(赤目軽減モード)場合などは慌てずにフラッシュモードを確認するようにしましょう。
関連記事
Orca
Posted byOrca

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply