写真の手ブレ補正とピンボケ補正ならコレ一択!無料の超優秀ソフト「Sharpen AI」
2019年03月05日 公開
AIを使用した次世代型シャープネスソフト
カメラマンにとって重要な一枚が若干のピンぼけ!あるいは手ブレ!なんてことがあったら何とか救済できないものかと悩むもの。
フォトショップCCにも「ぶれの軽減」や「スマートシャープ」など有効な救済手段がありますが完璧ではありません。
そんな時に最後の手段として使える超優秀なソフトが新発売されました。画像のシャープネス化に特化した「Topaz Sharpen AI」です。
30日間無料で完全版を使用可能。透かしなどの制限なし!
30日間無料で製品版と全く同じ機能がフルバージョンで試用出来ます。透かしなども入りません。MAC版/Win版の両方が用意されています。とにかく騙されたと思って使ってみることをオススメします。このソフトハンパないです。使った画像をアップしましたので見てみてください。
とりあえず30日間は無料で全機能を使えますからソフトの凄さを実感するためにも是非試用することをオススメします。私が最初に試用版をダウンロードした時には発売を記念してセールが行われていました。$79.99が期間限定で$59.99になっていたんですね。残念ながら今現在は元の価格に戻っているようです。実のところ私もセールの時には購入せずに正規の価格に戻ってから購入しました。
今思えばこれだけ優秀なソフトですからセールの間に購入しておけば良かった(^^;;
ここのソフトは定期的にセールを行いますから気に入ったらセール時を待って購入するのも手ですね。

今流行りの機械学習を使って手ブレや若干のピンぼけなどの画像をシャープにしてくれます。この手のソフトは時折新しいものが出てきますが、この「Topaz Sharpen AI」はその中でも相当に優秀だと思います。
ピンぼけ写真を実際に補正してみると!圧勝!!
ちょっとピントの甘い女性の写真をテストしてみます。
元画像を見ていただければ分かるように目にピントが来ておらず、まつ毛も一本一本が分離していません。
元画像を見ていただければ分かるように目にピントが来ておらず、まつ毛も一本一本が分離していません。
完全にマジックです!魔法です!
他のソフトだったらここまで絶対出来ません。どうやってここまで綺麗にシャープな写真にしているのか。驚愕ですね。
他のソフトだったらここまで絶対出来ません。どうやってここまで綺麗にシャープな写真にしているのか。驚愕ですね。
ちなみにPhotoshopのスマートシャープとアンシャープマスクで処理した画像も貼り付けておきます。
明らかに「Sharpen AI」とは違いますよね。
ではソフトのインターフェイスなどのご紹介をしていこうと思います。
ではソフトのインターフェイスなどのご紹介をしていこうと思います。
ソフトの操作画面
アプリの操作画面はこんな感じです↓
先程の女性の写真が一番差が分かりやすいので最初に載せましたが、ちょっと違う写真でも試してみましょう。
使ってみた感じでは特にブレの解析に強いようで手ブレや被写体ぶれの画像にはフォトショップのシャープネスよりもかなり結果が良いように思います。
Photoshopのブレの軽減は処理が強すぎて違和感が出てしまうことが多いのですが、このソフトは違和感が出にくい感じですね。
どうでしょう。女性の写真ほどパット見は分かりにくいですがよく見ると非常に素晴らしいシャープネス処理をしていることが分かります。
ただ画像によってはシャープがかかって欲しくない場所までシャープがかかって変になってしまっている場所もあります。レイヤーマスクで欲しいところだけ上手いこと使ってあげれば非常に使えるソフトかと思います。
他にも複数枚試してみたのですが肖像権や著作権の関係から2枚めはあたり障りのない葉っぱの写真でご勘弁を。
ソフトのサイトへ行くと下のようなサンプル写真が載っています。
フォトショップと比較した画像ですが非常に優秀なのがわかりますよね。
他にも複数枚試してみたのですが肖像権や著作権の関係から2枚めはあたり障りのない葉っぱの写真でご勘弁を。
ソフトのサイトへ行くと下のようなサンプル写真が載っています。
フォトショップと比較した画像ですが非常に優秀なのがわかりますよね。

サポートされているファイルの種類
.png
.tiff
.jpeg
現時点ではRAWファイルはサポートされていませんので一度TIFFかJPEGに書き出してから使用する必要があります。
シャープネスの処理モードは3つ
・Sharpen
・Stabilize
・Focus
それぞれを簡単に説明すると
Sharpen Mode・・・デフォルトのシャープ設定。不要な細部(ノイズなど)はシャープネスをかけず画像内のオブジェクトを認識してシャープにしてくれます。
これが一番自然にシャープがかかります。ブレている写真もピンぼけしている写真も基本的にはこのモードが一番良い結果になります。
他の2つのモードって必要あるのかな?と思えるほど。結果的にはこのモードしか使わなくなりました。
これが一番自然にシャープがかかります。ブレている写真もピンぼけしている写真も基本的にはこのモードが一番良い結果になります。
他の2つのモードって必要あるのかな?と思えるほど。結果的にはこのモードしか使わなくなりました。
Stabilize Mode・・・ブレの程度を検出してシャープネスをかけます。手ブレや被写体ブレに適しているモードです。 縦のスジが出ることがあり細部を確認する必要があります。私はあまり使いません。
Focus Mode・・・若干のピンぼけを改善してくれるモードです。サイトの説明では10ピクセル以内のボケであれば救済出来るとのことです。ただSharpen Modeの方が自然な感じになるのであまり使っていません。
インターフェイスは非常にわかりやすくモードの選択とスライダーが3本あるだけ。基本はシャープネスレベルとノイズ除去レベルだけ動かせばOK。
Add Grainというスライダーがありますが、基本は使わなくても良さそうです。
ただ注意が必要な点が1点だけ!このソフトとにかくメチャククチャ重いです。
Windowsのマシンの場合i5の最新世代レベルのCPUではストレスを非常に感じます。
i7の第6世代のPCで使ってみましたがそれでも遅い。
XEONのCPUが搭載されていてGPUにはNVIDIA Quadroを使っているPCで試してみてやっとストレスを感じなく・・・、いやそれでもチョット重いかなと感じるレベル。まあXEONの最高レベルのCPUだったら違うかも知れませんが・・・。
Windowsのマシンの場合i5の最新世代レベルのCPUではストレスを非常に感じます。
i7の第6世代のPCで使ってみましたがそれでも遅い。
XEONのCPUが搭載されていてGPUにはNVIDIA Quadroを使っているPCで試してみてやっとストレスを感じなく・・・、いやそれでもチョット重いかなと感じるレベル。まあXEONの最高レベルのCPUだったら違うかも知れませんが・・・。
ソフト画面の右下にあるプレビューボタンを外せばストレスは無くなりますがシャープネスがどの程度かかっているか確認できないため現実的ではありません。
プレビューさせる場所を移動すると再度処理計算し始めますので、その度に時間がかかります。
そしてスライダーを動かせば再度処理します。
保存するためにはプレビュー域だけでなく画像全ての部分をシャープネス処理してから書き出すことになるのでマシンスペックによってはコーヒーを一1~2杯をゆっくり飲むことになると思います。
ただし、その時間を使ってでもこのソフトを使いたくなるような優秀なソフトであることも事実。
CPUもGPUもハイスペックなマシンで処理することをオススメします。
シャープネスの完成度は非常に高いので処理速度が早くなれば最高なんですけどね。
納品する全ての写真に対してこのソフトを使ってシャープネスかけるのはソフトの重さの問題で嫌ですが救済する1枚や気合の入った渾身の1枚のシャープネス処理には実践で使ってみたいと思える優秀なソフトです。
30日間無料で試用できます。透かしも入りません。正規品と同じ状態で30日間使えるようです。
気になる方は是非試してみてください。
気になる方は是非試してみてください。
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