AIを使った写真のノイズ除去技術が凄すぎて意味わからない
画像処理ソフトを使ったノイズ除去とかレタッチで何とか良くするとか、そういったレベルとは異次元のノイズ除去技術っぽいです。
「全層畳み込みネットワーク(Fully Convolution Network)」を使って写真のノイズ除去をする技術を米国のイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校とIntel Labsの研究者らが発表したことをpetapixelで知りました。
9日には記事になっていましたのでご存知の方もいらっしゃるかも。
技術的な部分に関しては全く分からないので、詳しい内容を読みたい方はこちらのPDF(英文)を読んでみて下さい。
私に分かるのはスゲーAI技術が発表されたってぐらい^^;
私がなんとなく理解した中で言えるとすれば、5094枚の短時間露光画像と、それに対となる5094枚の長時間露光画像を使って学習させたらしいです。
この画像を使って機械学習させた結果が驚くようなノイズ除去技術になっています。
これが実際にどの程度汎用可能なのかは分かりませんが、条件さえそろえば凄いことになってます。
下の画像左側がFuji X-T2で撮影した元画像。右側が処理された画像です。
こちらも同様にFuji X-T2で撮影した元画像をAdobe Camera RAWで現像したものが左。処理画像が右側です。
実際にどういう画像を使って学習されたかというと、
上に貼ったような短時間露光画像と、それに対となる長時間露光画像。下になっている黒い画像が短時間露光画像だそうです。これは対になっていて全部で5094枚。
どういう魔法の学習をすれば、こんなにもノイズ除去出来るようになるのか・・・。
AIってスゲーという感想しか出ない私のレベルでは何も語れません^^;
すごい時代になってきましたね。こういった技術がAdobeなどの製品レベルになって一般人が使えるようになるのは何年後ぐらいなのでしょうか?
紹介動画もあったので以下に貼っておきます。
詳細が気になる方は以下からどうぞ!
- 論文:https://arxiv.org/abs/1805.01934
- GitHub:https://github.com/cchen156/Learning-to-See-in-the-Dark
- PDF:http://cchen156.web.engr.illinois.edu/paper/18CVPR_SID.pdf
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