鉄拳のパラパラ漫画が泣ける! 実はCINEMA EOSとデジタル輪転機を使った超高難度撮影。
信濃毎日新聞の創刊140周年記念で作成されたお笑い芸人・鉄拳さんのパラパラ漫画「家族のはなし」が大絶賛されています。
鉄拳氏にとっては史上最長となるパラパラ漫画。
全部で1918コマの原画が使われたとのこと。
信濃毎日新聞と鉄拳氏にはどういった繋がりが?と思ったら、鉄拳氏は長野県大町市の出身だそうです。
長野県の信濃毎日新聞の購読率って高いですからね~。全国紙より地方紙が強い地域は多いと思いますが長野県もそのひとつ。鉄拳さんも長野に住んでいる時には信濃毎日新聞を購読していたのかもしれませんね。
それはそれとして・・・。
今回話題になっているパラパラ漫画 「家族のはなし」は、りんご農家に生まれた息子が両親の愛に恵まれて育つ過程を描いたもの。
少年時代から青年へと育つ中での心の変化を表現したドラマ内容が非常に感動的!
音声も解説も無いのに、これだけ表現できるって凄いです。
ハッキリ言って泣けます。
そしてカメラマンとしては気になるのが今回の驚きの撮影手法。
1918枚の原画を"TKS JETLEADER 1500"というデジタル印刷機(輪転機)で印刷しつつ撮影するというもの。
1秒間のコマ数とカメラのフレームレート、そして新聞印刷機の印刷スピードを一致させた瞬間に1918枚の絵が動き出すように見える手法を使って撮影したそうです。
う~ん。かなり凝った撮影方法ですよね。
最新のデジタル輪転機を作る東京機械製作所とキヤノンと信濃毎日新聞社の3つの共同作業といった感じでしょうか。
新聞の印刷機でつくるパラパラ漫画を撮影する為に使われたカメラがキヤノンのCINEMA EOSのようです。
メイキング映像にカメラが出てくるのですが、これを見るとEOS C300かC500あたりのように見えます。
今回撮影に使用した機械(TKS JETLEADER 1500)のスペックはこんな感じらしいです。
- 構成:両面4色刷り
- プリントヘッド:ドロップオンデマンド・インクジェット方式
- 最高印刷速度:150m/分
- 最高印刷解像度:600×600dpi
引用元:http://www.tks-net.co.jp/shintyaku/120731.html
前説が長くなりましたが、話題沸騰中の鉄拳さんの作品を御覧ください。
メイキング映像も公開されています。

http://www.tks-net.co.jp/se_insatu/jetleader1500_j.pdf
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