夢中で撮った写真が本当の自分の写真だ。それがだめなら、まだ本物ではない-----早崎治氏の言葉

東京オリンピックの陸上競技スタートダッシュの撮影秘話

「夢中で撮った写真が本当の自分の写真だ。それがだめなら、まだ本物ではない」

日本で初の広告制作専門会社の写真部副部長を務めた後にフリーとして活躍した早崎治氏の言葉。
夢中で撮った写真というのは本気で撮影した写真ということでしょうか。

早崎氏は東京オリンピックのポスター撮影が非常に大きな反響をよんで有名になられたそうです。2021年に開催された東京オリンピックではなく1964年のオリンピックの写真の話です。

その有名な写真は6名の陸上競技選手のスタートダッシュを撮影したもの。
【左の写真】

この撮影は冬の国立競技場で寒風が吹く中、夕方に3時間に渡って撮影され、納得の行くカットが撮れるまで行われたそうです。

その回数はなんと約80回。

スタートダッシュを80回行うのは陸上競技選手と言えども大変ですし、その要求を行った早崎氏も相当な人ですね・・・。

まさに本気の撮影。夢中の撮影ですね。

そんな撮影の経験があるからこそ「夢中で撮った写真が本当の自分の写真だ。それがだめなら、まだ本物ではない」という言葉が出てきたのでしょう。
夢中での撮影。言葉では簡単ですが、実践しているかと胸に手を当てると・・・。

今日から氏の言葉を胸に頑張ります。

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アドビ認定Photoshopエキスパート(ACE)
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プロフォトグラファー歴20年になります。ブログ歴は15年。写真やドローン関連を中心に気になる情報を備忘録として書いております。
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