4000円で10年前に買った写真のネガが175億円に!!!アンセル・アダムズのネガらしい。
ウソだろ~~~!と言いたくなってしまうニュースがありました。
私は未だ信じられませんが・・・(~_~;)
時事や共同でも配信されていましたが、ニュースで紹介されていた内容は、
米カリフォルニア州の男性が45ドル(約3950円)で買ったネガフィルム65枚が鑑定の結果、写真家アンセル・アダムズ(1984年死去)の作品である可能性が高いことが分かったらしいです。
ネガは同州フレズノに住む男性が、1940年代にロサンゼルスで手に入れたという男性から購入したとのこと。
ここまでは、ふう~ん。凄いね。程度の話ですが、その鑑定結果が驚きの2億ドル(約175億円)!!!!!!!
マジかよ!!!!
なんでも、アダムズのスタジオが火災に見舞われた際に焼失したとみられていたネガじゃないか?と言われているそうです。
ただ、アダムズの代理人は、偽物で価値はないと反論しているそうで、結果としてどうなったのか気になるところですね。
ありえないような本当の話かな?
ここで言うネガっていうのは「ガラス板ネガ」のことです。
本物として鑑定された要因として、
①ネガが入っていた封筒に残された文字の筆跡が、アダムズの妻のものと一致した。
②ネガのうちの1枚が、アダムズの有名な写真と同じ日、同じ時刻に撮影されていることが判明した。
ということらしいのですが・・・
ただ、アンセルアダムスの遺族側は懐疑の様子。
私も、この2億ドルという鑑定結果はあまりにも高すぎるかと。
だって、
1枚あたり平均で2億7000万円ってことでしょ?
ありえない価格でしょ~~~。
あの、アジェの写真でも最高落札価格は686,500ドル(約6521万円)ですよ。
ロベールドアノーの有名な"市庁舎前のキス"は(約2200万円)。
まれに1億円超える落札がありますが、それも1年に1度程度。そのほとんどがオリジナルのプリントで初期のものです。
今期の最高額落札は、エドワード・ウェストンの"Nautilus,1927"だったそうです。落札価格は1,082,500万ドル(約1億283万円)。
ですが、こんな値段で落札されるプリントは当たり前ですが稀です。
オークションの競争が白熱して予想を遥かに上回る落札価格になるというのが常だったりするようですね。
なので、アンセルアダムスのガラス板ネガが1枚あたり3億円近い値段の鑑定価格が付くって言うのは、私はとうてい信じられないです(~_~;)
オリジナルプリントでさえ、アンセルアダムスと言えでも3億円まで行く事は無いのでは?
それが、おそらく劣化の激しいネガで3億円っていうのは、ちょっと欲張りすぎかな(笑)
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