「アップするだけ」の写真販売サービスや落合陽一氏へのインタビュー記事などの紹介

なんだかんだと忙しくてリンクを貼るだけのような簡単な更新作業でも毎日は出来ないものです。
さて、今日気になったのは学校関係者など向けのリコーの写真販売新サービスと落合陽一氏へのインタビュー記事、カメラを貸し借りできる「カメカリ」を実際に使用した方の記事など。

幼稚園や保育園、小中学校などでは写真販売があると思いますが皆様のお子さんの学校ではどんな風に行われているのでしょうか?

私の子どもたちですが幼稚園ではデータ形式で販売されているケースと紙焼きが体育館へ貼り出され番号を紙に書いて購入するという何十年と変わっていない方式の二通りがありました。小学校では紙焼きの貼り出しのみ。

データの方は見に行かなくて良いし楽だなぁという気持ちと、大量にプリントされた写真から我が子を探す楽しみも面白いなと思ったり・・・。

で、このたびリコーは、写真データをWebサイトにアップロードするだけで、その販売が可能となるサービス「リコー 子供成長アルバム そだちえ」をセルバと共同開発したとのこと。
こういうサービスって今までもあったのでしょうが新規参入だけあってサービスの内容は充実しているのかも知れません。

ざっと見た感じでは「自分のこどもを顔認識で簡単検索」出来るというサービスも。まあ写っている姿が横顔だったりする写真のほうが多いでしょうから、どこまで正確なのかは分かりませんが面白そう。
デジタルカメラやスマートフォンで撮影した写真をアップロードするだけで、あとは全て自動とのこと。
写真の展示、代金の回収、配布の作業をシステムが自動で行ってくれるというから業者としては楽ですよね。導入費・利用料ともに無償で提供となっていますから販売価格からマージンを引かれるのかと思います。
学校などの写真販売関係は詳しくないので解説等は出来ませんが、こういうサービスがあるんだなぁということでのご紹介。リンクはいつもどおり下部に貼っておきます。

その他に気になったのは筑波大准教授でメディアアーティストでもある落合陽一さんへのインタビュー記事が朝日新聞デジタル&Mで掲載されていました。

インタビューで話す落合さんの言葉が印象的で面白かったです。
いくつかをピックアップしてみると
-------------引用はじめ-----------
デジタル世代は、プリントされた写真と対話する価値観というものをしっかり持っていない人が多いと思いますね。
--------------引用おわり-----------

デジタル世代はプリントしないことが多いとは思いますが、落合さんから出るプリントされた写真と対話する価値観という言葉に私もドキ!っとしてしまいました。プリントはするものの対話しているかと言われると・・・。

--------------引用はじめ-----------
機械学習でものを判別して、最適に撮るという技術はすごくいいと思いますが、それだと人間の役割はいわば移動式ロボットアームになるわけですよね。
--------------引用おわり-----------

これも面白い視点ですよね。実際にはコンピューテーショナルフォトグラフィであっても人間の意思はフレーミング等で現れるとは思うのですが、あえて落合さんが使う移動式ロボットアームという言葉が印象的です。

--------------引用はじめ-----------
スマホで撮った写真は(中略)例えるなら、海外発のちょっと高級なチェーン店のレストランのようなもので、どのお店であっても、ある程度同じクオリティーのおいしい料理が食べられる。
スマホのカメラのクオリティーは高くなったと言われているけど、画一的なものを生み出すので、そうではない多様なものをどうやって作っていくのだろうということはすごく気になっています。
--------------引用おわり-----------

コンピューテーショナルフォトグラフィの進化とともにこの傾向は強くなっていくのかな?とも思います。レタッチは紙焼き技術の延長線であるわけですが、そういったフォトショップなどでのレタッチすらも伝統職人技となる時代までも将来的には来るのかな?と考えてしまうような言葉です。

気になった方は以下のリンクでインタビュー記事の全文を読んでみてください。ではでは。


リコー、「アップするだけ」の写真販売サービス開始...教育現場の負担を軽減 | リセマム

そだちえ|写真販売サービス

写真撮影はクリエイティブ脳の筋トレ 落合陽一が語るカメラへの愛情 - 朝日新聞デジタル&M

買う前にお試しができる!カメラ初心者が「カメカリ」で憧れの一眼レフを借りてみた | &GP

ニコン、190億円受け取りで和解 ASMLなどとの特許訴訟

室内のパノラマ写真から3D間取り図を半自動作成する「PanoAnnotator」--清華大学など







自動運転車から発射されるレーザー光線でデジタルカメラの撮像素子が壊れる!?

自動運転を可能にするために車からはレーザー光が照射されていますが、そのレーザー光でソニーa7R IIミラーレスカメラのセンサーが一部損傷したという話が話題になっています。

前にToFカメラの話をしましたが、今回カメラを壊したレーザーはCES2019でAEye社が展示していた自動運転技術「LiDAR」システムから発光されたレーザーとのこと。 
「LiDAR」システム搭載車両をデジタルカメラで撮影したところ、撮影画像に水平・垂直方向のラインが入り込むようになってしまったようです。 

自動運転の為には赤外線レーザーを照射してその反射を受けて物体を補足するわけですが、今回カメラを損傷させたレーザー光は1550nmという非常に波長の短いパルスらしいですね。
780nm以上の波長を赤外線と呼びますが、1550nmのレーザー赤外線を強烈に照射されると撮像素子が壊れてしまうようです。 1550nmの赤外線って当然目で確認できない(見えない)ですからレーザーが照射されているのかわかりません。そこが怖いところですね。 

今後は自動運転車が公道を走る機会も出てくるでしょうし10年後ぐらいには結構な量の自動運転者が走っていることを考えると、歩道から車を何気なく撮影したらカメラが壊れた!なんてことが近い未来には発生するかも。 

レーザー光でカメラの撮像素子が壊れることは以前から知られていて、コンサートで使用されるレーザー光によってカメラの撮像素子が壊れた瞬間を捉えた動画なんていうのもあります。 (下に貼り付けました)
この動画を見ると、一瞬でカメラが壊れることがわかります。

 レーザーの代わりにFM-CW(周波数変調連続波)を使用することも考えられているようですが、まだ実現には至っていないようです。 自動運転車がカメラを壊すとは考え至りませんでした。
現代は電波にレーザーなど目に見えないものが増えていますがカメラにとっては有害のものもあるようですね。もちろん長期的に見たら人間にも有害かも知れませんが・・・。 

その他気になる情報として「Adobe Creative Cloud」を年間で半額以下で使用できる裏技やGoogle Chromeの拡張機能として登場した切り抜きツールなどのリンクを貼っておきます。
気になる方はどうぞ!
   

Man's $1,998 Camera Fried by Self-Driving Car Laser

無料でウェブ画像から物体を切り抜き透過PNGを作成できるChrome拡張「物体認識切り抜きで透過画像作成」



カメラはもう「脳」なしじゃ語れない:コンピュテーショナル・フォトグラフィーって知ってる?

Adobeの高額ソフト「フォトショップやイラレ」を半額以下で買う【裏ワザ】 - OTONA LIFE | オトナライフ



アドビ製品の価格改定に関するお知らせ - Adobe Blog




【動画有】Nikon Z6/Z7に瞳AFが搭載決定!NIKKOR Z 14-30mmの価格は14万円前後か

ついに来ましたねニコンZ6とZ7に搭載予定の「瞳AF」情報が!

現在開かれている世界最大の国際家電展示会であるCES 2019(ネバダ州ラスベガス)のプレスリリースでZ6/Z7の瞳AFの搭載予定を発表しました。

WS000034.jpg 

ソニーのαシリーズで「瞳AF」が搭載されてから使い勝手の良さから瞳AFが搭載されているかどうかがミラーレス一眼にとって大きなセールスポイントになっています。
満を持して発表されたニコンのフルサイズミラーレス一眼のZ6/Z7に「瞳AF」が搭載されておらず落胆されていた方も多かったようですが、さすがはニコン!今後のフォームアップで瞳AF搭載が確約されました。
そして瞳AFがニコンのカメラでどのように動作するのかわかるデモ動画も一緒に公開されました。
パチパチパチ!

動画こちら↓


また今後のフォームアップでは動画のRAW出力と「CFexpress」メディアカードに対応するとのこと。
瞳AFを含めこのニュースは海外でも非常に関心が高いようで盛り上がりを見せています。

動画を見る限りでは3Dトラッキングのように瞳に対して追従しているように見えます。この動きはもちろんAF-C設定での動きかと。
そして複数の人物がいる場合は手前の人物の目にまずはピントを合焦させ、他の瞳にポイントを瞬時に動かすことも可能のようです。

早くフォームアップを公開して欲しいところですが、具体的なファームウェアアップデートのリリース日は後日公開だそうです。

またCES2019で展示される新製品としてNIKKOR Z 14-30mm f/4 Sが登場。
これの何が凄いのかっていうと、超広角レンズなのにレンズフィルターが装着出来るということ。
14mmほどの広角となるとレンズが魚眼レンズのように非常にカーブの強いレンズが前玉となり通常はフィルターを装着することがほぼ不可能でした。フィルターを無理して装着しても周辺部はピントなどが甘くなり使えたものではありません。なのでどうしてもフィルターを装着したい場合は後玉に装着します。


Z7-14-30.jpg 

しかし今回発表されたNIKKOR Z 14-30mm f/4Sは写真を見てもわかるように前玉の湾曲が通常の広角レンズをほぼ変わらず平面のレンズフィルターが問題なく装着できるようになっています。これってメチャクチャ凄いことなんだと思います。
海外のサイト情報によれば価格は1296ドル。日本円にして約14万円前後という感じですね。

20190108_001.jpg 

年頭からニコンの嬉しい驚きの発表がありましたね。
ニコンにとってもニコンユーザーにとっても素晴らしい年になりそうです。


あけましておめでとうございます。 2019年はToF方式の3Dカメラが台頭か!?3Dデータ化でアパレル業界に新風?

新年明けましておめでとうございます。

といっても既に5日になってしまいましたが・・・。
正月はゆっくりしたいと思いながらも仕事は2日から開始。全然ゆっくり出来ない年が続いています。

元旦は日の出前から外へ出たのですが、車載の温度計を見ると外気温が-4℃。フロントガラスが凍っていないのが不思議なぐらいの寒さでした。スタッドレスタイヤに交換していないので今シーズンは雪が降ったらやばい・・・。


新年早々のカメラ業界の話題は3Dカメラが多いように感じました。ToF(Time Of Flight)方式の測距画像センサーの技術が多いように思うのですが、この技術はスマートフォンというよりも自動運転技術に特化したものだと思っていましたが2019年発売のiPhoneにも搭載するという話題が結構出てきています。


ToFカメラは筐体から赤外線レーザーを発して、その光が物体に反射するのを利用して、物体までの距離や物体の形を捉えるらしいです。民生品で性能を高めたものだと250mほど先の対象物まで認識できるようになってきているようです。 ステレオカメラと違ってToFカメラのメリットは奥行き精度が高いことと暗い環境でも問題ないこと。更に奥行き精度を求めるならば別角度から格子状のパターンを物体に投影させてカメラで計測するストラクチャードライトという方式もありますが一般的ではありません。



今回話題になっているソニーのToFカメラは超小型でスマートフォンに搭載できるもの。なので対象物の認識は5m程度が限界。

ただ手近にある物体の計測程度であれば5mもあれば十分ですよね。現在のiPhoneでも便利ツールとして計測アプリがありますが精度がイマイチ。ぴったり計測できていることもあれば全然だめなことも。



既にソニーのXperiaでは単眼(シングル)カメラを使った3Dデータ化を可能とした3Dクリエーターなるアプリが存在します。

しかし実際に使ってみるとサンプル動画のように使いこなすことが非常に難しいという話を聞きます。レーザーでスキャンしているわけでなく一般的なカメラでの撮影から3Dデータを作るので撮影場所非常に明るい必要があり背景はシンプルなものが要求されます。撮影時間も数十秒は必要となり手軽に正確な3Dデータを作るのには向いていないようです。

ですが機能としては先進的で非常に面白いもの。


同様のことを行うにもToFカメラが搭載されたスマートフォンであれば、かなり正確に計測することも可能でしょうし、対象物を正確に3Dデータ化することも可能かもしれません。


携帯電話で対象物のサイズを測ることが常識になるのは目前かも^^;


既に実用化されている3DカメラですがToF方式のカメラがスマートフォンに搭載されるとなると活用の場が急拡大する可能性は大ですよね。
また、フルショットでの計測化が可能となり正確な体型が3Dデータ化出来たとしたらアパレル業界には革命が起こるかも。というのも昨年話題になったZOZOスーツは計測が不良で出来上がったスーツが体に合わないという話が多く出ていましたが、そういった話は過去の話となりますね。
例えば裸で全身を撮影して3Dデータ化すれば体型のみの正確なデータが計測できますからインナーを含めかなり正確なオーダーメイドの服を注文することが可能になります。
また既に売っている服であっても、自分の体型の3Dデータを持つことによって、その服が自分にピッタリなのかブカブカなのかサイズを決める際に悩む必要が無くなります。服を販売するアパレル業界が服のサイズを3D化していることが大前提になりますが・・・。
靴なんかも履いてみないと分からないですし、メーカーによって同じサイズでも大きさが微妙に違って困るなんて話も昔の話になるかも。


スマートフォンに搭載する3Dカメラの計測性能がどの程度優秀なのかによるとは思いますが、今から4~5年後には多くの人が自分の体型の3Dデータを元に服の購入をしているかも。


そんなことを感じた2019年の年頭でした。
本年も1年間何卒よろしくお願いいたします。


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