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立って!しゃがんで!手を上げて撮影してみる! カメラの高さを変えて撮影してみよう。

撮影する時に心がけることとして、自分が動く!というのが私の中であります。

ズームレンズが標準になっている現在だからこそ自分自身が動いて被写体を様々な角度から見つめます。
そして、もう一つ重要なのが、カメラの地面からの位置。

自分自身が動くだけでは、カメラの位置は地面から一定の位置にあり続けます。
そこで、しゃがんだり、手を上げて撮影してみたり、時によっては脚立に登って撮影したりと上下の動きも加えることによって見えてくるものが大きく変わってきます。


多く目にするのは立った位置から撮影された写真


例えば下の写真。
アイレベルアングルやウエストレベルアングルと呼ばれる位置からの撮影です。


アイレベル?ウエストレベル?
ナンノコッチャ。という方も多いはず。

一眼レフのカメラを覗いて撮影する位置がアイレベルです。目の位置ということですね。
そして腰のあたりにカメラを構えてノーファインダー、もしくは二眼レフというカメラのファインダーを上から覗いて撮影する位置がウエストレベルです。

要するに腰の位置にカメラを構えて撮影するポーズです。


そう、そしてもっともっと下の位置からの撮影は何というでしょうか?
答えは、




ストロボのバウンス撮影による光の違い

ストロボ/フラッシュの使い方で難しいのがバウンスでの撮影です。
初心者の方はバウンス???
とハテナマークかも知れませんね。


バウンス撮影とはストボの光を何かにバウンドさせて被写体に当てることを言います。

そのバウンドさせる対象物は天井だったり壁面だったりとバウンド出来るものであれば何でもOKです。


言葉で説明しても分かりにくいでしょうから、今回も写真で解説しようと思います。

下はストロボを被写体に対して直接/ストレートに当てたものです。
カメラは縦位置で撮影しているので、カメラの左側にストロボが来ています。その結果被写体の右後に強い影が出ています。

この強い影が直接ストロボを当てた時の特徴です。






次に左側の壁面にストロボを当ててバウンスさせて見ました。




偏光(PL)フィルターの使い方・その1 ガラスの反射を抑える!

偏光(PL)フィルターというフィルターを知っていますか?
写真用品店に行くと必ず目にする有名なフィルターのひとつです。

偏光(PL)フィルターのPLは「polarizing light」(ポラライジングライト)の略で、通常はPLフィルターと略して呼ばれています。

各方面に振動しながら進む光を一定方向のみに限定して反射光をカットすることが出来るフィルターなんです。


PLフィルターは反射光をカットすることが出来るフィルター

代表的な効果に「反射除去」効果があります。
簡単に言えば、ガラスに写る反射を抑えることが出来るんです。
どうやって使うかというと、下の写真のようにフィルターを回すことによって、反射光のカット量を調整することが出来ます。




難しい話よりも、実際にどう変化するのを見たほうが早いですよね!
では作例を御覧ください。

PLフィルター無しの作例・・・写り込みが激しい




この2枚の写真はどちらもガラス越しに外の景色を撮影したものです。
ガラス越しで撮影すると、どうしても室内の様子がガラスに反射して映り込む場合が多いですね。
でも、こういった場面でPLフィルターが効果を発揮します。

同じ場所で撮影したPLフィルター有りの写真を御覧ください。




ホワイトバランスのプリセットに挑戦してみよう! 特に室内!

デジタルカメラを使うようになってから、逃げられない問題になったのがホワイトバランスです。
ホワイトバランスについて、いままで基本的なことも書いていないのに突然プリセットの話まで持ちだして恐縮ですが、今度しっかりとホワイトバランスに関しては解説しようと思っていますので、とりあえずは解説よりも実践を先に始めたいと思います。


上の画像は色に温度があることを示している図です。単位はケルビンになりますが、ここでは解説しません!概念的なことは、このさい後にしましょう

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※プロ/ハイアマチュアの方へは以前以下のエントリーを書きました。
◎実践的なホワイトバランスの取り方
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プロの世界ではフィルムの時代からホワイトバンスの問題意識は高いものだったのですが、デジタルになってからは一般的にもホワイトバランスという言葉が非常にポピュラーになりましたよね。


で、ホワイトバランスとはなんぞや????
と思っているビギナーの方々がほとんどだと思います。

なので一言でわかりやすく解説します!

ホワイトバランスを調整する目的は
色を見た目に近づけて撮影する為です!



ホワイトバランスを解説するとなると色温度とかも解説しなくてはなりません。
でも、今回は座学的なことはナシで行きましょう!

とりあえず下の写真を見てください。
どこにでもある一般家庭の階段を撮影したものです。
色々とホワイトバランスの設定を変化させて撮影しています。




この画像で一番見た目の近いものは、




ピントを合わせる位置を変化させるだけで全然写真の意味が違ってきます

カメラを使っていて絶対にカメラ任せにしないもの。それはピント!

と、昔は書けたのですが、最近ではピントを画面のどの場所に合わせるかも自動で行なってくれるモードがあります。
最近のコンパクトカメラにはそのモードがデフォルトになっているものもありますよね。

でも、せっかくですからピントを画面のどの位置に合わせるかぐらいは自分で決めてみましょう。


上のような花畑の写真であれば、手前にピントを合わせるか、奥側にピントを合わせるかで写真で表現したい内容が違ってくることはありませんが、同じ場所で撮影してもピントの位置で意味合いが違ってくる場面もありますよ。

自分でピントを合わせる位置を決める


そんな場面では、やはり機械のオートに任せること無く、自分でフォーカスするポイントを決めてみましょう。
例えば下の写真、奥のカフェにピントを合わせています。


この場所から手前にピントを合わせると・・・




植物(葉)を撮影するときには逆光での撮影にチャレンジ!

撮影仲間が出来てくると、こんな言葉を聞くかも知れません。

「花は逆光で撮影すると綺麗だよ!」

そう植物は逆光で撮影すると透き通るような表情を見せてくれます。花だけでなく、葉も逆光で撮影すると葉脈が透き通って見えて普段目にしているものとは一味違った表情が撮影できますよ。


よく見かける蔦などの葉ですが、太陽を背中に撮影するとどうでしょう!
なんとなく印象的な出来栄えです。

葉脈の部分が白く透き通っているのが分かるでしょうか。



ちょっと見にくいので葉をアップで撮影したものをご覧ください。




露出の測光方式はどれを選べばいいのか!

デジタル一眼を使い始めると、露出の問題で悩んだりしますよね。

カメラはPモードでもSモードでも、はたまたAモードでも自動で露出を決めてくれますよね。
でも逆光などの時には自分の想像した写真にならなかったりします。

それはカメラの測光方式で解決することが出来るんです。
例えば下の3枚の写真。

同じカメラでプログラムモードのオート露出で撮影しました。
でも3枚とも明るさが違いますよね。


その答えが、測光方式の違いなんです。
カメラの設定を見ると下のようなマークがありませんか?



上から
・マルチパターン測光/多分割測光(各社で名称が違います)
・中央部重点測光
・スポット測光


この3つの測光方式がデジタルカメラにはあります。
どの測光方式をカメラ側で設定しているかによって出来上がる写真に大きな差が出るんですよ。



一番上のマルチパターン測光というのはニコン独自の呼び名で、各社違う呼び方を持っています。
一般的に「分割測光方式」と呼ばれている方式です。
各社で独自のノウハウがあるので、名称が違ってくるのですが、基本的には「分割測光」とひとくくりにすることが出来ます。


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分割測光の各社メーカの呼び名
・マルチパターン測光【ニコン】
・評価測光【キヤノン】
・デジタルESP測光【オリンパス】
・多分割測光【ソニー】

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3つの測光方式の違いですが
・分割測光
 画面全体の明るさを参考にして露出を決定します。

・中央部重点測光(部分測光)
 画面の中心部分を参考にして露出を決定します。

・スポット測光
 フォーカス(ピントを合わせた場所)の部分を参考にして露出を決定します。


下の解説図はキヤノンの解説ページよりお借りしました。




では、実際の撮影画像を参考にして、どの程度の差が出るものなのか見てみることにしましょう。




色の仕上がり設定の特徴を知っておこう!

デジタルカメラで撮影した時、出来上がった写真の色を左右するのは
1、ホワイトバランス
2、仕上がり設定


この2つが大きな要素です。
で、今回取り上げるのは「仕上がり設定」の方です。

仕上がり設定と聞いても???という方も多いのでは。
それは各社での名称が違うのでピンと来ないのだと思います。以下は各社での名称を箇条書きにしたものです。
ちなみに、ニコンではピクチャーコントロールという呼び方をしています。それを聞いて「ああ、あれか」と思った方もいるはず。


各社の仕上がり設定の名称

ピクチャーコントロール【ニコン】
ピクチャースタイル【キヤノン】
クリエイティブスタイル【ソニー】
フォトスタイル【パナソニック】
仕上がりモード【オリンパス】
カスタムイメージ【ペンタックス】



名称は違ったり設定できるカスタムの種類の違いはあるものの、色の仕上がりを左右するという意味ではどれも同じです。
ですので、自分の使っているカメラの仕上がり設定を変更させるとどんな違いが出てくるのか実際に知っておくことは大事です。

取扱説明書には、仕上がり設定について文字での説明はしてありますが、文字では色の想像はしにくいものです。
例えばニコンのピクチャーコントロールの説明を引用してみようと思います

ニュートラル「素材性を重視した自然な画像になります」
スタンダード「鮮やかでバランスの取れた標準的な画像になります」
ビビッド「メリハリのある生き生きとした色鮮やかな画像になります」



非常に考えられた素晴らしい解説だとは思うのですが、やはり言葉だけでは色の再現はかなり難しいのでは?と思います。
どの程度の違いがあるのかまでは、さすがに判断が付きません。


なので、実際にご自分でそれぞれの設定で撮影して見ることをお勧めします。


ここでは私がニコンのカメラを使ってピクチャーコントロールの各設定の違いをご紹介します。
ほ~~、こんな違いがあるのか。などど一つのご参考にして頂ければと思います。




望遠レンズの圧縮効果を使いこなそう!

望遠レンズって何?という疑問をお持ちの方は、まず最初に下記エントリーをお読み頂ければと思います。
花を望遠レンズと広角レンズで撮影してみる


さてここでは望遠レンズの特徴である「圧縮効果」について書きたいと思います。
下の写真は何の変哲もない歩道を広角レンズで撮影したものです。

広角レンズでの撮影(圧縮効果なし)



この場所をほぼ同じ場所から望遠レンズを使って圧縮効果が分かりやすいように撮影して見ました。
それが下の写真。
何だか同じ場所なのに雰囲気が随分違いますよね。


望遠レンズでの撮影(圧縮効果あり)



圧縮と言うだけあって、




同じ絞り(F値)で撮影してもレンズが違うと被写界深度は違います

同じF値で撮影したのに何故かレンズによって写りが違う!
撮影を続けていくとそんな疑問も湧いてきます。

その理由のひとつに、同じ絞りであってもレンズによってボケ味が違います。
そう、被写界深度に違いが出てくるんです。

浅い深いと言う言い方があったりしますが、言葉で言われてもわかりませんよね。
今回は写真で違いが分かるようにしました。

ではどの程度の違いがあるのか左の4本のレンズでテストしてみましょう。





使用したレンズは左から
70-200mm F/2.8G
24-70mm F/2.8G
24-120mm F/4G
28-70mm F/2.8D

今回のテストの方法は、床に置いたコインと定規を同じ位置から同じカメラ、同じシャッタースピード、そして同じ絞りで撮影したものを比べてみるというもの。
撮影した写真は下。
どのレンズでも同じ写真を撮影しました。

全て同じ設定で撮影
・Nikon D700
・シャッタースピード 1/200秒
・絞り F5.6
・焦点距離は70mmの位置

・ピント位置は10円玉
・左の画像の中心部だけを切抜き











それではどの程度の違いがあるのかご自分の目で確かめてみてください。



レンズ: VR 70-200mm F/2.8G





続きは以下




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