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混色について ②  (三原色の相関関係)

昨日の続きになりますが、今日は三原色の相関関係についてです。

昨日出てきた「光の三原色」ですが、これらを2色ずつ混色していくと合計3色の色が出来上がりますが、この3色が「色の三原色」になります。
また、反対に「色の三原色」を2色ずつ混色していくと、同じく3色の色が出来上がりますが、この三色が、今度は「光の三原色」になるのです。

つまり、分かりやすく書けば、光の三原色である「赤」と「緑」を加法混色させると「イエロー」になるわけです。
また、色の三原色である「イエロー」と「シアン」を混ぜれば「緑」になるわけです。

文字で書いても分かりにくいかも知れませんから、下記に一覧を書いておきます。

◎色の三原色の混色
イエロー + シアン  → 緑
シアン  + マゼンタ → 青
マゼンタ + イエロー → 赤

◎光の三原色の混色
赤 + 緑 → イエロー
緑 + 青 → シアン
青 + 赤 → マゼンタ


では、なぜこのような関係が生まれるのか。ですが、これは光の波長を理解すれば納得できます。

光と言っても、実際は大きくとらえれば電磁波と言えます。
この電磁波の波長の中で、380nm~780nmの部分が可視光線と呼ばれ人間の目に見える光の波長になります。

電磁波の波長


波長が短くなれば紫外線やX線などになり、波長が反対に長くなれば赤外線やテレビ波などになります。

下の画像はこの可視光線をプリズムに通したときに現れるスペクトルですが、左の方が波長の短い青紫色で右が波長の長い赤色になっています。
スペクトル画像



そして、大きく分けて、この可視光線は三つの波長に分けることが出来ます。
・400nm~500nmを短波長
・500nm~600nmを中波長
・600nm~700nmを長波長

上のスペクトル画像を見ても分かるように右のほうの長波長を代表する色として「赤」があります。
600nm~700nmの光がほぼ均一にあれば、赤と人間は認識するからです。
そして、中波長は同様に「緑」
短波長は「青」になります。

色が波長で表せることが理解できたと思います。
そこで、混色を波長で考えてみたいと思います。

光の三原色である、長波長(赤)と中波長(緑)を足すと、足し算され、長波長と中波長の両方を含む「イエロー」が生まれるのです。
また同様に、中波長(緑)と短波長(青)を足すと、中波長と短波長を含む「シアン」が生まれます。

先の展開を読まれている方はお気づきかもしれませんが、マゼンタだけは短波長と長波長をあわせ持ち、波長的には離れているという面白い現象が発生します。

波長的(スペクトル的)には380nmあたりの波長を青紫と言っていますが、実際にはその帯域の波長はマゼンタとはされていません。
英語では、380nmあたりの帯域をマセンタではなくバイオレットと言っていることからも分かると思います。

ちょっと話が難しくなってきましたが、波長によって混色の原理は分かったのではないかと思います。


次回は物理補色の問題について書きたいと思います。






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