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ミラーレス一眼デジタルカメラの時代は終わった!? 日本と世界のデジカメ出荷台数をグラフにしてわかったこと。 

低価格コンパクトデジタルカメラがスマートフォンに押されていると言われていますが、ミラーレス一眼はどうなんだろうか?という素直な疑問から、ミラーレス一眼カメラの動向について少し調べてみました。

調べるにあたって使わせて頂いたデータはCIPA (一般財団法人カメラ映像機器工業)が毎月公表しネット上にも公開してくれている「デジタルスチルカメラ生産出荷実績表(カメラ映像機器工業会統計)」です。

日本で製造販売しているメーカーの多くをカバーしている情報ソースですので参考になるかと思います。
参考データに使われているメーカーは以下のとおりです。

  • オリンパス株式会社
  • カシオ計算機株式会社
  • キヤノン株式会社
  • 株式会社ザクティ
  • 株式会社シグマ
  • セイコーエプソン株式会社
  • ソニー株式会社
  • 株式会社ニコン
  • パナソニック株式会社
  • 富士フイルム株式会社
  • ペンタックスリコーイメージング株式会社



さて、データを元に簡単なグラフをいくつか作成してみました。
このグラフを見ると色々と面白いことがわかります。

もちろんグラフから読み取る事項に関しては推測の域を出ないものもありますが、出荷台数に関しては正確な数字になります。

最初に日本国内でのコンデジと一眼カメラの総出荷台数を比べた表です。
レンズ一体型・・・コンパクトデジタルカメラ
レンズ交換式・・・デジタル一眼カメラ(ミラーレス含む)



上のグラフを見ると、昨今のコンパクトデジカメ離れが何となく理解出来ます。もう少し詳しく価格帯などに分けてグラフを作らないと正確なことは言えませんのでコメントは控えますが・・・。

反対に1年前と比べて一眼カメラに関しては出荷台数がおおよそ倍に増えています。
この倍になった内訳を今度は、一眼レフかめらとミラーレスカメラで分けて見てみようと思います。


下のグラスはレンズ交換式デジカメの中で、以下の2つに分けてグラフ化したものです。
・一眼レフ
・ノンレフレックス

ノンレフレックスに関しては、いわゆる「ミラーレス」「コンパクトシステムカメラ」、レンズ交換式のレンジファインダーカメラ、カメラユニット交換式等が含まれています。



赤色で示されているのが、ミラーレスを始めとするノンレフレックスカメラです。
青色が一眼レフカメラ。


グラフを見ると昨年末にノンレフレックスカメラの出荷台数が急激に伸び年明けからは低調具合が続いていることがわかります。反対に一眼レフデジタルカメラは上下はあるものの昨年の同時期と比べると倍に出荷台数が伸びています。

ミラーレスに関しては話題性の高かった「Eos M」と「OLYMPUS PEN」の発売と年末のボーナス商戦で一気に販売が伸びたようですね。

一瞬ではありますが、一眼レフの市場を上回る出荷台数を誇る数字を叩き出しています。
この時期は日本でもミラーレスの時代が来た!!!!と騒がれていた時期でもあります。

一眼レフから時代はミラーレス時代へと変わるのか?と思われていましたが、実際にはそんなことはありませんでした。年末は驚くほどミラーレス関連デジタルカメラが売れたようですが年明けからはそれほど注目商品もなくミラーレスが思っていたよりも伸びていないように思います。


ただ、これはあくまで日本の状況ですのでアメリカやヨーロッパの状況も比べてみる必要性がありそうですね。
ということで、以下ではアメリカ向けとヨーロッパ向けの出荷台数をグラフで表してみました。

驚きの結果が・・・。


アメリカ向けデジタルカメラの総出荷台数



アメリカには日本と違って年末のボーナス商戦のようなものは無いでしょうからデータが読みやすいです。
ミラーレスなどのノンレフレックスカメラが日本の市場と違っていて、一眼レフを追い越すようなグラフにはなっていませんね。
ただ年末前の10月~11月あたりにグラフが伸びています。やはり「Eos M」や「OLYMPUS PEN」あたりが売れていたのでしょうか。カメラ別のデータは無いので、そのあたりは読み取ることは出来ませんが、ミラーレス一眼カメラが市場を席巻するような事態には一度もなっていないようです。
どちらかといえば、ミラーレスカメラは段々と縮小傾向かな。

次はヨーロッパのグラフです。



ヨーロッパ向けのデジタルカメラ総出荷台数


こちらもノンレフレックスの動きはアメリカと似ていますね。昨年10月11月は伸びたもののそれ以降は低調気味。
アメリカ以上に1年前と比べると出荷台数は減っているようです。

一時期日本でミラーレスの時代が来た~!!!!と言われていたのは何だったんでしょう?と思ってしまような感じです。
日本でも低調気味になっていて、欧米ではそもそも一眼レフ市場を席捲するような事態には一度もなっていないことを考えると、日本でのミラーレス市場も今後は少しづつ低迷してくるかもしれません。

やはり使いやすさやレンズの種類の多さ、それに撮像素子の大きさなどを考えると、今までどおりの一眼レフデジタルカメラの方が最終的には選ばれて行くのかもしれません。

10年前からデジタル一眼レフカメラを使い続けている私はミラーレスカメラの使い勝手にどうしても馴染めません。それは一眼レフカメラの操作感が非常に素晴らしいものだからだと最近は思うようになりました。

手軽でコンパクトという点でミラーレスは人気があるようですが、やはり最終的にはミラーレスから一眼レフカメラに買い換えて落ち着く人が増えてくるのでは無いでしょうか。
ただミラーレス機の良さは沢山あるわけで、ミラーレス機がピッタリ来る方も多いはず。カメラは自分に馴染んだものを使うのが1番です!

【参考データ】
CIPA デジタルカメラの生産・出荷データ
http://www.cipa.jp/data/dizital.html






カメラ関係 | 2013.06.28 [EDIT]

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